投稿者:technogreen | カテゴリ:ガレージデッキ(車庫上ウッドデッキ), 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2013年6月12日
タグ: ウッドデッキ, ウッドフェンス, ハードウッド, レッドシーダー, 中野区, 腐朽, 駐車場上
さて今回は、中野区のお客様で鉄骨構造の車庫上デッキの「木部のみ」の交換工事です。
そういえば今年正月早々にも同じように、豊島区で鉄骨構造で上のウッドデッキ部分のみを交換した事を思い出しました。
今回も同じ状況で調査を依頼されました。お伺いしてみると。
始めに下から見てみると、頑丈に組まれ、且つまだ新しい~。これじゃ交換する必要がないんじゃないかい?で、上に上がってみると・・・・・
木材はレッドシダーの2×6材。なので厚みもしっかりと38mm。
根太も鋼製でタッピングビスで床板が取り付けられています。鋼製根太も腐食はしておらず木材のみが腐っています。
ウッドフェンスの支柱の数本が、このように根元から腐ってきていました。ちょっと強い力を加えてやるとポッキリと折れる状態。これには、お客様も気がついていないようでした。
お客様は築5年の、この住宅を買われたそうで、初めからこのデッキは付いていたそうです。それにしても5~6年でここまで腐るとは・・・・・やっぱりレッドシーダーはウッドデッキ材としては不向きですね。
レッドシーダーも他の用途に使うぶんには良いと思うんですが。私は個人的には好きな木なんですけど・・・・。
そういえば、昔といっても5~10年くらい前までは、「ウッドデッキに最適な木材レッドシーダー」と謳って大手のエクステリ材料メーカーやら、なんやらが揃って大々的に販売していたけど、今はどうなんだろう?
テクノグリーンでは昔からウッドデッキには適さないと判断して施工はしてこなかったけど・・・・・。
打ち合わせ・採寸も終えて帰りがけに道路からみた写真ですが、この位置から見るとフェンスなんか全然、大丈夫なんですがもったいないですよね。鉄骨の造りをみると鉄骨屋さんが全て施工したのかもしれませんね。鉄骨屋さんだと木材の知識もあんまりなくて、世間では耐久性がるあると言われていた時期だから使ってしまったのかもしれません。
今のハードウッド=全て腐朽に強い、みたいな風潮も同じようにならなければ良いと思うんですが。。。。。
なんでもかんでもハードウッドと名の付く木材は耐久性が有りますなんて輸入したり、販売している会社は最終的に「腐っても鯛」じゃなく、「腐っても無責任(責任はとらない)」ところばっかりだからナァ~。
テクノグリーンのような施工会社が責任を負う事になる仕組みになってるんだよネ!だからじっくりと吟味・検証して材料を選ばないと。
さて、話は戻りまして、お客様は既存のウッドデッキ施工範囲とフェンスも基本は同じようにと事で、数回のメールや電話のやりとりで、最終決定し施工へ。・・・・・・・施工完了後の写真は後編で。