思い描いた通り駐車場上のウッドデッキ~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 最近の施工事例, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2017年4月30日

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昨年末に松戸市内で新築着工された家と敷地の図面をお持ちになり、ご夫婦で来社されました。

家を建てる工務店からの提案はウリンで前庭の部分のみのウッドデッキ。
お客様は家を建てる計画をされた時から、敷地が道路から1段高くなったところに家を建て駐車場部分にはウッドデッキを作る事を考えて土地も探していたそうです。
それにぴったりの土地が見つかり着工となったのですが、肝心のウッドデッキが庭部分だけでは元々の夢が叶いません。

そこで当社へ駐車場上のウッドデッキのご相談。

まずは、提案されているウリンとイペの違いのご質問。一番気になるのが駐車場の上に作るので上から落ちてくる樹液。
これはウリンに含まれるポリフェノールが水溶性、イペに含まれるラバコールは非水溶性の為、施工後に樹液が雨に溶け出して出てくるのか出てこないかの違いになって現れます。

よく、ラバコールのアレルギーの話も質問されます。機械加工中にとびだしたラバコールにより起こりますが、作業が終わり取り除けば後は問題ありません。
この事を知らない人が、作業中に職人がアレルギー(10人に1人くらいがくしゃみ、肌のかゆみ症状が出ます)を起こすのを聞いて、完成したイペのウッドデッキに触ってもアレルギーを起こすなんて言ってるみたいですが・・・・・・・

樹液の問題に納得されたお客様は、木材はイペに決定。
図面からの概算見積もりでは、工務店の庭だけのウッドデッキより少々高いだけで駐車場上部分もウッドデッキに出来る事が判りご注文。
ついでに駐車場の土間コン打設を含めた外構工事も一緒にご注文。

当社はウッドデッキ専門工事会社ですが、ウッドデッキに関わる基礎工事や外構工事は一緒に承っています。(今回は、当社から施工場所が近い事もあり、全ての外構工事もお請けしました。)

建築中の家がほぼ完成近くなった頃に、採寸と調査へ。

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引渡し直前でしたので、外構を除いて家は完成していました。
今回は駐車場上のハイデッキになるので高さを慎重に採寸。採寸後には、お客様と外構工事の詳細打ち合わせ。

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窓前の庭部分は奥行きが短いですね。
これを庭から駐車場のへこんだ部分上へ繋がるウッドデッキにします。土地の有効活用というやつです。

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庭部分だけのウッドデッキですと鍵型になりますし、駐車場の上まで張り出してデッキにすると四角形で使い易い上に3m×2mの6㎡も大きくなります。
引き渡し日と引っ越し日をお聞きして、その間に施工へ。
今回は他社の外構工事会社との施工段取りや、細かい仕上げ等の打ち合わせが不要なので管理するのが楽ちんでした。(会社が違うとそれぞれのスケジュールもあり、けっこうそれの調整が大変なんです)

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で、鍵引き渡しから引っ越しまでの2週間内にウッドデッキと外構工事全般が完了。・・・・駐車場の土間コンや柱基礎の養生も含めてですので実質7日で終了しています。

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いつものオリジナル柱専用金物。この下には最初に基礎を打設し、養生を待って柱を建てウッドデッキ施工後に土間コン打設して金物を埋め込みという順で、この調整が今回は必要なかったのでスムーズに。

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ウッドデッキのフェンスをそのまま延長して目隠しフェンスとしています。これは当初アルミフェンスの計画でしたが、打ち合わせ時にお客様の要望で変更に。
外構工事の中にはこのウッドデッキ下と家の外周りに敷いた防草シートと砂利敷き、手前にみえる曲線のコンクリートアプローチも含まれます。

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駐車場の上までも繋げて作ったウッドデッキは広々感いっぱいです。

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最後はその他の外構工事の紹介。
駐車場の土間コンクリートの道路境界と目地部分にはピンコロの埋め込み。
階段のアルミフェンスは、お客様がカタログからお選びに。

機能門柱、これはイペ材のサンプルを手に取り気に入りましたお客様の御要望でオリジナルの機能門柱をイペ材で製作。・・・・・・と言っても電気の配線をして、お客様支給のポストとインターホンを付けただけですが。
でもシンプルで天然の木材での機能門柱なんて世界でひとつだけ?既製品のアルミや樹脂製の物より安くできて、いいかも。

完了引き渡し後のアンケートで、

「とても気持ち良い空間ができました。ありがとうございました。」

今回のような雛壇になっている地形の敷地では、駐車場上のウッドデッキはもってこいですね。
今までも同じような地形で10ヵ所以上施工をしていますが、お客様の満足度は高いです。土地が増えたも同然ですから。

次回は駐車場の目隠しフェンスを。

ウッドフェンスにシロアリが~市川市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2017年3月24日

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昨年の暮れに千葉県市川市のお客様から「ウッドデッキとウッドフェンスがシロアリにやられているので一度見て欲しい。」と電話をいただきました。

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12~13年前に外構工事屋さんに、ウッドデッキとウッドフェンスを作ってもらったそうですが、今回シロアリの蟻道を発見し家の外壁塗装に合わせて交換工事を考えているとの事でした。

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ウッドデッキ床材はウリンを使用していると外構工事屋さんから説明を受けていたそうですが、デッキに付いてるウッドフェンスと庭の外周ウッドフェンスは、防腐注入木材です。
いろいろと調査をしてみると、さすがにウリンは大丈夫でしたが、ウッドフェンスの根元はシロアリにやられ強度上も問題ありの状況。

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タイルテラスの上に後付施工したウッドデッキでしたが、シロアリはタイル側面に蟻道を作りフェンス支柱に潜り込んでいます。

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庭を囲うように設置されている縦板フェンス。これらの縦板にはまだシロアリは入っていませんが、支柱にシロアリが。

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庭通用口の扉。アルミ鋳物門扉に同じく板材を張り付けています。こちらは問題はなかったのですが、門扉の親柱に使用している枕木にはシロアリが入っています。

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こちらは家の裏側のブロック上のフェンス。既製のアルミフェンスにやはり防腐注入木材を横板として貼り付けています。これも腐ってはいませんが、ただ単に張り付けただけでデザイン的にどうも気に入っていないようです。

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こちらは庭の内部に張り出したコンクリートブロックの控えに板を張り付けて隠していますが、お客様はこちらも気に入らないご様子。

そこで、シロアリに食われている木材のみならず、全て木部分は交換し庭のプチリフォームをすることに。
家の外壁塗装を先行して行いますので、その間に新しいウッドデッキとウッドフェンスやその他の変更工事プランの打ち合わせを。

それでは外壁塗装も終り、既存のを撤去し新設しましたウッドデッキとフェンスをご覧ください。

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先ずはウッドデッキ。床部分はシロアリにやられていませんでしたが、ネズミ等の小動物がこの近辺には多いのにウッドデッキの施工精度が悪くすき間があったり、それをパンチングメタルで塞いでたりと、けっして満足しているウッドデッキではなかったようです。

またウリンの為、すき間ありの板張りでした。(ウリンは水に濡れると膨張しますので、すき間を開けて張らなければなりません。)
お客様はイペではすき間無し施工が可能と判り、このさいシロアリにやられてなくでも一緒にイペのウッドデッキに交換する事に決められました。
元のウリンのすき間ありデッキとイペのすき間無しデッキを写真で比較して見てください。

ウッドデッキ付随のフェンスは隣家側はコンクリートブロックが隠れるように横板。上部にはタープ用のフレームを新たに付け加えました。

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タイルで作られていた花壇とブロックの控えは撤去して庭を広く使えるようにリフォーム。庭の隣家側のウッドフェンスは横張りで今までと同じですが、少しでも庭が広く使いたいとの事で横板は外張としています。

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敷地全面を囲う外構ウッドフェンス。こちのフェンスは今までの縦板デザインが気に入っていたとの事で、高さだけ変更して。もちろん使用木材はシロアリにも強く10年保証のイペ。

今までのウッドフェンスは基礎にも問題がありましたので、当社のウッドフェンス基準に変更してがっちりと作りました。・・・・・ウッドフェンスは基礎が命です。

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敷地内から見たウッドフェンス。こちらの基礎は周りの立地条件の関係から連続基礎としています。

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元々の”な~んちゃって”ウッドフェンスではなく、アルミの格子部分をを全部撤去して作り替えた”本物”のウッドフェンス。これは当社の施工写真集をご覧になり、「同じ物を」とご注文いただきました。

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写真は敷地内から見たコンクリートブロック上のウッドフェンスとアルミ鋳物門扉に取り付けましたイペの縦板です。

施工完了後、お客様からアンケートで
「お世話になりました。デッキの土台部分が水につかる事だけが心配ですが(土台はつかっても心配ないと言われましたが)全体的にとても綺麗で満足しています。
10年保証も安心です。親方にもお世話になりました。今後ともよろしくお願いします。」

これでシロアリに食害されたウッドフェンスの交換工事の紹介は終了。次回は新築マンションのベランダウッドデッキです。

 

和風の庭なのでやっぱり天然木で~船橋市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2017年2月13日

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千葉県船橋市のお客様から、10年前にレッドシーダーで作ったウッドデッキが腐ってきたので作り直したいとご注文いただきました。

このウッドデッキを施工した外構工事屋さんに相談したら、今度は腐りにくい人工木のウッドデッキを勧めてきたそうです。
今のレッドシーダーと同じメーカーの製品で腐りにくいといいながら、メーカーの保証は2年だけ。・・・・・これではレッドシーダーと同じ?
外構工事屋さんが勧めるウッドデッキ、昔はレッドシーダー今は人工木とエクステリアメーカーの意のままです。

お客様の庭は和風で、鉢植えも多くガーデニングを楽しんでいる憩いの場所にプラスチック?(人工木)を勧める外構工事屋さんに不信感を持って出入りの植木屋さんに相談。

この相談を受けた植木屋さんは、テクノグリーンのイペ製ウッドデッキを十数年前から何か所か紹介施工していて、いまだに1ヵ所も腐ったのがないので今回も。

現地調査は、この植木屋さんが庭の剪定に入っている日にお伺いしたのですが、

 

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植木職人が4人で3日も掛かる大きな庭です。写真には写っていませんが大きな木の上に職人が登って剪定中。

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 中に入ってみると樹木や植栽がいっぱいのお庭でした。手前に見えるのは植木職人の専用の道具ですけど何に使うんでしょうか?
さて、植木屋さんの作業が終了してから採寸を。

 

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2段ステップで庭に降りられる形状。新しく作るウッドデッキは大きさもデザインも同じ風がお客様のご希望。

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こちらが腐っていたステップ部分。数年前から腐朽が始まっていたそうで、やっぱりレッドシーダーだと7年くらいが限度か?

 

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当時はこのラチスフェンスが大流行でしたが、家の中から庭の景色を眺めるには少々邪魔と感じていたので、今回は見通しの良い幅狭のボーダーフェンスに。
人工木にしなかった理由のひとつに、このフェンスデザインがあまりにも少なく決まりきった規格品しかなかった事のようでした。
その点、天然のウッドデッキは無垢材から加工していきますので、幅や厚みやすき間を自由自在に作れてバリエーションが豊富です。

それでは解体後に完成しました新ウッドデッキの写真は、このボーダーフェンスから。

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幅狭の横板で、すき間も板幅と同じに。イペは強度がありますのでこの狭い幅でもハンギングバスケットが可能です。

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板張り方向も今までと同じ横張りで。

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和室前のウッドデッキ。ステップからは飛び石で。純和風の作りですね。

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こんな所にも木が。ウッドデッキ用木材はそれなりに詳しいですが、観賞用の樹木はさっぱりわかりませんので説明なしとします。

完了して、お客様からは

「やっぱり、天然木にして良かった~。フェンスデザインも気に入っています。」

では次回はマンションのベランダデッキを。