庭がないので駐車場の上へウッドデッキ~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:最近の施工事例, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2015年6月19日

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今回の紹介のウッドデッキは駐車場上のウッドデッキ。

昨年の夏に、ご夫婦でこれから千葉県松戸市に建てられる予定の敷地・建築計画図面を、お持ちになってご来社いただきました。

工務店と建築契約が終わったばかりというその図面。
道路から1段上がった敷地に家が建つ予定ですが、道路に面した駐車場は2台分となっていますので、庭がほとんどない計画となっていました。

アウトドアスペースが欲しいお客様は、家を建てる予定の工務店やホームセンターへも相談したらしいですが、提案されたのは人工木のウッドデッキばかり、ついでに10年保証もない。

どうしても天然木で10年保証付きの駐車場上ウッドデッキをご希望のお客様はネットで当社へたどり着いたそうです。(このブログかも?)
当社から送付させていただいたイペ材を手にとり「これだ!」と、ご来社いただきました。

打ち合わせスペースには、現在施工取り扱いしている他のハードウッド(マサランドゥーバ、イタウバ、ウリン、クマル、セランガンバツ)や人工木材も置いてありますので、ご来社いただければ実際手に取り比較検討して頂けます。
ただ、手に取って比較されると、お客様は、たいていイペを選択されます。今回のお客様もご多分にもれず・・・・少々高くなりますが、同じハードウッドといっても見た目も質感も全然違いますからネ。ついでに耐久性も。

ご予算内で出来る大きさと、フェンスデザインを打ち合わせさせていただき、ご契約。

まだまだ着工は先だという事でしたが、時間がある時に敷地だけチェック。

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敷地の土留め擁壁は出来上がっていましたので、駐車場のサイズと高さ関係の確認。図面通りです。

 

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そして半年後、「竣工しました」と、ご連絡をいただき、現調・採寸へ。
こうしてみると、窓から駐車場まで、本当に距離が無い事が判ります。
掃出し窓高さへウッドデッキを仕上げますので、駐車場からの高さは約2.4m。
2階から出入りするウッドバルコニーからすると高さは低いのですが、テクノグリーンでは2m以上の高さがある場合、昨今の地震の多さも考慮して、100角の柱と専用の柱金物を使用する事が標準仕様。

今回のお客様もいろいろ調べて、この安全性を重視している当社に決められた一因のようで、「柱金物を使用してください!」

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はい。これが間違いなく使用しました柱金物と100角のイペです。
柱金物はコンクリート土間を斫った上に下を掘り込んで基礎を新たに打設して埋め込み取り付けています。

簡単に既設の土間コンに柱を建てたり、90角の柱を使う方法もありますが、一番重要な柱部分でコストダウンしてもしょうがありませんから。

 

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完成しました。
お客様の御希望でありました縦格子フェンス。これはご来社のおりに、100ケ所以上載せてある写真集をご覧になり決められました。

当社でも駐車場上ウッドデッキでは久しぶりの縦格子フェンスでした。
このフェンスも工場で製作してきているので、施工日数は1日半。2日めの午前中に完了引き渡し。

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庭に出ると足1歩で駐車場へストンという状況が、こんなにスペースを確保できました。
物干しはもちろん、鉢植えを置いたり、お茶するスペースとしても充分な面積です。

最後に前面からの全体写真を紹介しまして終了。

 

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2階ベランダと繋げた駐車場上ウッドデッキ~柏市~調査編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:最近の施工事例, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2015年5月2日

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今年の2月に敷地図面と写真を携えて、ご夫婦で来社されましたお客様の駐車場上ウッドデッキの紹介です。

柏市の築20年くらいの戸建の家の駐車場上にウッドデッキを作るご希望です。

敷地図面から色々とご検討された上での打ち合わせでしたので、ご希望が明確で数点の確認で見積もり作成と。

その確認とは?
1)ウッドデッキへの出入りは、外階段にするか既設ベランダからにするか。
2)周囲のウッドフェンス高さとデザイン。

2番目のウッドフェンス高さ・デザインは後々でも簡単に変更できますので、とりあえず標準の高さデザインで見積することにしまして、問題は出入り方法。

外階段は、敷地と建物の関係から作るとなると複雑な形状になりますので、今までの経験からしますとベランダからの出入りの方が安くなります。

ただ、既設のベランダの腰壁カット、後の防水処理等は現場を見てみないと最終判断は下せません。

そこで、現場調査・採寸も兼ねて、既設のベランダのチェックへお伺いさせていただきました。今回は、元大工の職人も一緒に。

 

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施工しようとしています駐車場と2階ベランダの全体像です。

 

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既設の2階ベランダの腰壁とフェンス。

こちらは一緒に行った職人(当社で一番エライ親方です!)が、判断して開口するカット位置と後の防水処理方法を決めてお客様に説明。

 

 

ウッドデッキ本体の御希望は奥から目一杯、幅もベランダからできるだけ広く。
もうひとつは、このポリカのカーポートをそのまま使用したいという事でした。

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ポリカの屋根は吊り式になっている上、ベランダの下に潜りこんでいる状況です。

 

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建物と駐車場の位置関係。
ガスメーターや室外機も置かれているので、種々の配管がありそうです。
新築時の配管設備図面を拝見させていただき、チェック。配管図はあんまり信頼できませんが・・・・・

 

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建物と駐車場の間には外水栓もあります。

これは柱の”位置が問題になりそう”と感じていましたが、先行して行った基礎工事を始めたら案の定・・・・・

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基礎用の穴を掘ってみると、出るわ出るわザックザックと小判ならぬ配管が。

このまま配管を巻き込んで基礎を打設すると、あとで荷重が掛かった時に・・・・・・最悪の事態が。
これを避ける位置と深さを現場で測量して写真と共にスマホで事務所にいる私に送ってきました。

元の構造計算から柱位置をずらしても安全かどうかをチェックし、その場で基礎位置と打設深さを変更。
あ~、何とか大丈夫で良かった。この計算でダメだったら初めから設計のやり直しになるところでした。

2階建のウッドバルコニーや駐車場上のウッドデッキは、この柱基礎で全てが決まると云っても過言ではありませんから・・・・

 

 

さぁ、これで後は本体工事に入るだけですが・・・・・・・長くなりましたので本体のウッドデッキ完了は次回で!

イペ材専門の会社でウッドデッキを~船橋市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年4月12日

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マンションバルコニーのウッドデッキ施工が続いていますが、その中で今回は船橋市の一戸建の庭ウッドデッキを紹介します。

昨年の夏、戸建の新築住宅の間取り打ち合わせ中にお問い合わせいただきました。
「庭に大きなウッドデッキを作る事を検討しています。材料はイペ材を考えていてイペ材を専門に扱っている御社のような業者さんへお願いしたいなと思っています。」

と、メールをいただきまして、それからお客様がエクセルで描かれた図面をメールで数回やりとり。

お客様は新築にあたり、総予算を立てたかったようで、最終的に当社のウッドデッキ見積もりを予算に組み込んで着工の運びに。
テクノグリーンに庭用のウッドデッキをご注文されるお客様の中には、「イペ材指定」「着工前」という方が結構いらしゃいます。

・・・・・テクノグリーンのウッドデッキに使用する木材は「イペだけ」ではないのですが、腐朽試験結果と経験上から10年保証しているのが「イペだけ」ですのでイペ材の専門施工会社と思われている方が多いようです。

それから数か月後、「ようやく外壁が付いて足場が外れました。」と、
ご連絡をいただき建築現場へ。

 

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この裏庭全部をウッドデッキに。約5m×3.4mの図面でした。

 

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隣家側との境界フェンスまでピッタリと施工をご希望ですので境界ラインの確認。・・・・ほぼご連絡の寸法でした
屋根の樋がウッドデッキ予定場所にあります。

 

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そしてこちらにも。こちらの樋はちょっと問題です。
その理由はのちほど。

お客様は、ご自分で簡単なウッドデッキ図面を作成していましたので、工務店にもそれを提出していて、どちらの樋もウッドデッキ施工位置には付けないように打ち合わせしていたとか・・・・・

結果、交渉してウッドデッキの工事までに位置をずらしてもらう事に。

家の設計段階から、ウッドデッキの施工を考慮して打ち合わせをしておくと、こういう時には非常に助かりますネ!
ちなみに、ウッドデッキ施工予定場所には桝・点検口の類は一切設置されてませんでした。これもお客様が事前に打ち合わせ済みとの事。・・・・・これから新築でウッドデッキを考えている方には参考になりますね。

あとは、お客様が作成されていた図面からの寸法のチェックとフェンス等の詳細の打ち合わせ。
これらは、やっぱり実際建物が建って周りの環境も見ながらでないと、なかなか最終決定はできません。

この仕様打ち合わせと採寸を元に今度は、私が設計図面を作成する事に。

次に今後の建物の工事スケジュール等をお聞きして、ウッドデッキの施工日を決定。

そしていよいよ施工に。

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建物には入り隅コーナーがあり、どちらの面にも掃出し窓がありますので、板張り方向は横張りというか縦張というか・・・・・・
こういう時は、メインになるリビングの窓からみての縦張を選択します。

その理由は居る時間が長いリビングから広く見えるからです。
また今回は3.4m方向になるので、1枚板で張れるのもメリットです。見た目の綺麗さと使い勝手を考えると出来るだけ板継ぎ目無しで張る方向を選びます。

但し、材料ロスが多く出る張方向の場合は、価格が高くなりますのでお客様にお選びいただくようにしています。

今回は?
両方シュミレーションしてどちらも同じような価格になりましたので、この張方向をお奨めしました。

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横板の目隠しフェンス。
当初予定はフェンス無しのウッドデッキでしたが、メールでの打ち合わせ時点で左隣家側のみ目隠しフェンスを付ける事に。

ただ、左のお隣さんへの目隠しではなく、その向こうの通りからの目隠しが必要とのお話を現地でお聞きして、この高さと延長に。

この途中までの延長にした訳にはもう一つ。

 

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フェンスの延長の先には、立水栓と水受けがあったんです。
ぎりぎり水受けをおいてあるくらいしか幅がありません。ここにさらにウッドフェンスがあると相当幅が狭くなり、水栓の使用時は窮屈になりそうです。

 

こういうところは、図面からではなかなか判りません。
実際にその場所に立ってみて初めて分かる事もありますので、「最終仕様の決定は現場調査の後に!」を心掛けています。

 

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上の写真の立水栓の裏側。樋はここまで移動しておいていただきました。
幕板の下に張っている細い横板は猫侵入防止柵です。これも現場での打ち合わせで追加。

 

今回は裏庭の上、庭敷地を全部ウッドデッキにするため現場での加工スペースがありません。
工場で製作図面を元に、ほとんど加工製作し仮組をしていきましたので、施工当日は午後2時過ぎに完了。

お客様から3時頃にメールが入りました。

「先ほど工事が終わりました。
職人のみなさんに頑張っていただき
とても作業が速かったです。
仕上がりも綺麗です。
ありがとうございました。

早く引っ越してデッキの上で
コーヒーを飲みたいです。」

この数日後、引っ越しをされたようですが、美味しいコーヒーはもう飲まれましたでしょうか?

さて次回は、また連続してのマンションウッドデッキの紹介となります。