昨年の秋に大田区へ新築中のマンションを購入されたお客様から、間取り図面の送付と一緒にルーフバルコニーウッドデッキの見積もりご依頼いただきました。
購入されたといえども、完成前なので現地は見られません。実際見てみないとどんな感じか判りませんので、ウッドデッキの施工範囲を迷っていました。
いくつかの施工範囲で見積もりをさせていただき、内覧会を待ちます。
いよいよ内覧会日時が決定し、同行させていただき現地を見ながら施工範囲を打ち合わせ。
ちょっと奥まったこちらが、ルーフバルコニーへの出入り口。まずはウッドデッキの高さをこのサッシ下に決めます。
丁度置かれている沓石の高さくらい?・・・・・・この沓石は不要になります。
出入り口側からすぐ出た所から見たメインとなるルーフバルコニーの全景。
腰窓前のルーフバルコニー。
資料と共にお送りしたルーフバルコニーの写真集にあるタープ用の柱&フレームをご覧になり、お客様もこの腰窓前にご所望。
この部分を主に活用されるという事で、ウッドデッキもこのタープを掛けられる範囲までに決定。
鍵引渡し後で引っ越し前にウッドデッキを施工。
サッシ下に合わせてウッドデッキが完成。沓石よりも出入りしやすくなりますし、部屋から見た感じも別世界!
奥まった一番奥行きがある部分のウッドデッキ。
腰窓を中心にタープを掛けれるように。
このようにタープ柱の端部までをウッドデッキ施工。
いつものように部分施工の場合は、終い端部を幕板で化粧して完了。
お客様からアンケートで、
「仕上がり大変満足しています!」
と、いただきました。
内覧会時まで施工範囲をいろいろと迷っていましたが、現地と廻りの環境を見られて、ルーフバルコニーの具体的な活用を思い浮かばれたようです。
ルーフバルコニーのウッドデッキは全面施工も良し、使い方やご予算に合わせた部分施工も良しですね。
では今回のルーフバルコニーのウッドデッキ部分施工とタープ柱&フレームの紹介は終了。次回は駐車場上ウッドデッキです。
大規模修繕工事が始まるマンションへお住まいのお客様からお問い合わせいただきました。
「これから大規模修繕工事が始まります。新築時に取り付けたベランダのウッドデッキがあるのですが、施工した会社では保証もなく一時預かりのサービスもありません。どちらにしても今のウッドデッキは腐っていますので、大規模修繕工事が終了したら今度は大規模修繕工事時に保管サービスがある御社のウッドデッキを考えています。」
——–新築時に販売会社のオプションで取り付けたウッドデッキやタイルは、たいてい大規模修繕時に一時保管するようなサービスは付いていません。
オプション契約時に十数年後の事はあまり考えていなく、そのときになってあわてるお客様も多いようです。というか、販売する側も売れさえすればよくて後の事はしらんぷりというのが現状です。———-
大規模修繕工事前に、ご自分で腐った今までのウッドデッキを処分されたお客様から「工事中ですが採寸できるようになりました。」と連絡をいただき採寸へ。
排水溝が中央にあるタイプのベランダ。こういう場合は溝に向かって室内側からとフェンス側から勾配が付いています。
この両勾配のベランダには、高さ調整できない置き敷きのウッドタイルは上手く施工できません。高さ調整した根太を設置してからの床板施工ではじめてガタつきなし水平なウッドデッキとなります。
サッシ枠の高さは低いですが、こちらの窓は掃出しではなく、またぎ窓になっているのでその高さに仕上げます。
室外機のホースは、このように固定されており動かすのは難しいので室外機部分はくり抜き施工となります。
こちらが、くり抜き施工の写真。
こちらは室内から見た写真。窓枠の天端に高さを合わせています。跨ぎ窓の場合、一番多い仕上げ方。
ウッドデッキ側から見たときは、こんな感じです。
出幅違い部分の仕上がりの写真で今回の紹介は終了・
施工完了後のお客様はアンケートで、当社のベランダウッドデッキをお選びになられた理由で、
「大規模修繕時に一時保管のサービスをやっており、その時の問題点にネットで説明しているのを読んで共感したのが大きな理由です。」と書かれていました。
また施工完了後の感想では、
「まだ4、5日しかたっていいないので。ちょっと高さに慣れていないしイペの材質の良さも判らないので”大変満足”には丸ができませんでしたが、迅速な測量や現場に即した判断、施工職人さんお工事などは、大変満足しております。ありがとうございました。」
大規模修繕になって初めて気づかれるお客様が多いのが実情です。
テクノグリーンではマンションのウッドデッキ施工を開始した20年近く前から、この問題に対処できるようにオーダーユニット製作し、取り外し・保管・再組立てが容易に出来るように設計してまいりました。詳しくは資料請求を。
先週、今週も十数年前に施工しましたルーフバルコニーウッドデッキの取り外し予定がありますが、これらの再組立てが終了しましたらまたこのブログで紹介をさせていただきます。
次回は戸建ベランダへのウッドデッキです。
今回の紹介は大田区の新築マンションに設置しましたベランダノウッドデッキと室外機カバーです。
戸建の住宅と違い、エアコンの室外機は大体がベランダに設置されます。
そうすると、どうしても室内から目につくところとなります。・・・・・あの無粋な金属の箱が鎮座しているのが。
そのせいか最近は室外機カバーをウッドデッキと一緒に注文される方が増えています。
イペ製の室外機カバーは上に鉢植えを何個も載せてもビクともしない頑丈さなのですが、いかんせん重たい。ひとりでは搬入できません。
ウッドデッキと一緒に設置する場合は、この搬入・設置費をサービスさせていただいているのですが、これだけの注文の場合は別途、運賃・搬入費が掛かります。
今回は、2か所室外機を設置という事でカバーも2基分。
それでは採寸時の写真から。
この左側の壁に1ケ所。
突き当りの壁に横にして1ケ所の計2ケ所を設置予定との事。
どちらも室内から、見える場所となります。
サッシ枠下までの高さが低いので、ウッドデッキはこれより上げて室内高さへ合わせ施工する事に。
ウッドデッキの木材と同じイペでの室外機カバーです。一体感がありますね~。
こちらは、もうひとつの室外機カバー。
そうそう、今回のベランダは正四角形ではなく一部斜めの部分がありましたが、正確な採寸で工場製作していますので、ピッタリと納まっています。
と、どちらもまだ中味はカラッポ。室外機はウッドデッキ施工後の設置スケジュールとなっています。
室外機カバーはオーダーで製作しますのでエアコンのメーカーと品番をお聞きしての製作です。
ただ、今回はお客様から「少し余裕のあるサイズで!」と、注文されていたのですが設置後、室外機が収まるのは収まったんですが、「もう少し余裕が欲しかった!」と、あとで連絡がありました。
今までのお客様はどちらかというと、「ベランダを広く使いたいので、出来るだけ小さくして!」というご希望が多かったんですが。
こういうものをオーダー製作する時は、「少し」とか「だいたい」というアイマイな言葉はダメですね。
はっきり数字で打ち合わせをしないと・・・・・反省しています。
と、サルでもできる反省をしたところで今回は終了。
・・・・マンションベランダウッドデッキの説明と問い合わせを1ページにまとめたこちらもご覧ください。