投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年4月2日
前回の続きで、武蔵野市の新築マンションのベランダウッドデッキ後編です。
そう、室外機のラックと壁の間の隙間が、全く無いところに室外機カバーを取り付けという難題の施工が終わりました。
それでは、施工完了の写真から。
施工完了後のベランダウッドデッキ
いつも通りの隙間なし施工で完了。
室内から見たベランダウッドデッキ
室外機カバー
据付完了の室外機カバー。お客様のご要望にお応えして、なるべくビスが表に出ないように製作しています。木材同士をビスで留めるには、締め付け強度を考えて薄い側の板を厚い板へビス留してやるのが基本です。
室外機ラックの置かれてる状況が製作するあたり、いろいろと制約があったため通常とは相当違った造りとなりました。同じハードウッドでも硬さや割れやすい割れにくいというその他性質がそれぞれ違いますので、ビス1本、打てる位置なんかも微妙に違ってきます。
今回はイペ材で製作したのでなんとかなりましたが、端部が割れやすい他のハードウッドでは無理だったかもしれません。
ここまでが当社が撮影した写真です。
施工した数日後にお客様から下の写真をコンナメールと共に送っていただきました。
「丁寧な施工で素晴らしい仕上がりにさすがです。
ウッドデッキバルコニーで花見が出来て、雰囲気もバッチリです。最高です。
本当にありがとうございました。
テクノグリーンさんに出会えて良かったと改めて感じました。」
ベランダの向こう側には桜
丁度、桜満開の時期でした。羨ましいですネ!これから毎年、ウッドデッキからお花見が出来るなんて!
送っていただいた室外機カバーの写真
室外機カバーも気に入っていただいたようで、安心しました。
鉢を置かれた室外機カバー
こうして花鉢を置きますと、室外機カバーも生きてきます。せっかくウッドデッキを敷いても、あの無機質な金属製のラックや室外機がむき出しのままだと雰囲気が・・・・・・。
今回、今までにない難問の室外機カバーを製作したおかげで、新しいバージョンというかデザインの室外機が増えました。同じように、こんなのも出来ますか?というのもチャレンジさせていただきますので是非、お問い合せを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年3月31日
今回は武蔵野市のマンションベランダウッドデッキです。昨年は同じ武蔵野市で3ヶ所施工しましたが、今年はこのウッドデッキが初となります。
昨年の夏頃に資料請求をいただき、11月に工場見学へ来訪いただきました。丁度、翌日に施工を控えていたベランダウッドデッキの製作済のユニットをご覧いただきました。
隙間あり、無しのウッドデッキの違いは実物を見ていただくのが一番わかりやすいのですが、今回も得心いただき、その場で内覧会時の調査・採寸を申し込みいただきました。
その内覧会での調査写真から。
内覧会時のベランダ
たくさんスリッパが並んでいますが、内覧会のときはこのようにマンション販売会社が用意している場合が多いです。先日の内覧会へ同行調査しましたときは、受付で渡されましたが・・・・・余計な話でした・・・・
内覧会でもう施工?
いえいえ、うちの職人ではありません。この会社では内覧会で見つかった指摘事項のうち、出来る作業内容はその場で直していたようです。・・・・・こういうところもあるんだ・・・・・
室外機とケース
2段積み用の気がする室外機ラック?に入った室外機。2段積みにしないそうですが、これに木製の室外機カバーをお客様はご所望。
室外機の拡大写真
そこで、よくよく見ると、壁との間が全くありません!!!
調査採寸後に調査担当者から渡された採寸図面を見て、コレ、どうやって作ろうかしらん?と考えている時に、お客様からメールで「できればウッドデッキのように、出来るだけビスが表にでないように作って欲しいのですが。」
「ハイ、なんとか」と返信したものの、悩みは倍増です。こいう時は一人で悩んでもしょうがないので、当社きっての熟練職人親方と、あ~でもない、こうでもないと協議。・・・・・・製作している時間より、考えている時間の方が長かったですが、なんとかできあがり。
お客様に気にってもらえるかしらん?
という事で、この室外機カバーを含め施工完了の後編は次回で。
投稿者:technogreen | カテゴリ:ベランダウッドデッキと木製フェンス | 投稿日:2013年3月21日
それでは本日は前回の続きで、文京区のマンションベランダガーデニングを楽しまれているお客様。ウッドデッキとガーデニング用の”棚”それとオリジナル室外機カバーが完成しました。
塗装されたイペのウッドデッキ
今回、ウッドデッキも棚、室外機カバーも全て塗装しています。テクノグリーンでは工場で2回塗装の上、現場で組立後に最終の塗装。合計、3回塗装を標準としています。
室内から見たベランダ
室内から見たベランダウッドデッキと棚。
棚を違う角度から
通常のプランターは置けるように、幅30cm以上にしています。
構造はウッドフェンスの取り付け方法を応用して設計しました。この上に草花程度のプランターなら、ずらっ~と並べて置いても大丈夫な構造にしています。今回もしっかり積載重量を考慮して構造計算しています。
オーダーメードの設計と施工ですから、それ以上の重たい物を載せる場合でも、支える柱本数を増やすのと使用部材断面寸法を大きくする事により対応可能です。
特注室外機カバー
エアコンの室外機が、ほぼ動かせない状態だったのと置いてある場所が狭い等、一般的な室外機カバーは設置できませんでした。
室外機サイズと壁やパイプとの隙間を詳細に測り、フルオーダーの室外機を製作。
棚と室外機の納まり
室外機カバーの高さは、棚と同じ高さにすることにより、段差をなくしています。・・・・・・お客様からのご要望です。この方が断然、物を置きやすくなりますもんね。
完成後のベランダ全体
さぁ~、これでガーデニングをするための基盤は完成しました。
後はプランターを設置したり、蔓性植物用のネットを取り付ける作業だけです。ちなみに棚にはネット用のポールを差し込めるように穴を何箇所かあけています。どんなふうになるのか楽しみですネ!
完成した後、お客様は「こんな風に出来上がるのだったら、もっと早くに頼めば良かったな。」とポツリ。
ベランダガーデンを計画中の方、床はウッドデッキ、壁はウッドフェンスや棚にして、室外機も木製のカバーで囲ってしまうと、今までと違った別空間が生まれ、ウッディなガーデニングを楽しめます。
資料・写真集や今回使用していますイペ材サンプルをご希望の方はこちらのお問い合わせフォームから。塗装タイプをご希望の方は”塗装サンプル希望”とお書き加えてください。