連続して再組立て~船橋市・横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年8月29日

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冬から春に横浜市、船橋市、新宿区、江戸川区、江東区のお客様からお預かりしていましたマンションベランダのウッドデッキの再組立てを連続して施工。
いずれも施工3~4年以内の取り外し・一時保管でした。

これで、だいぶ倉庫のスペースも空いてきました。

なかなか取り外しと再組立ての写真を撮れていなかったのですが、今回、船橋市のお客様のところを撮影できましたので紹介します。

 

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取り外し直後の写真です。3年くらいしか経っていませんし、すき間無し施工ですので下へ落ちたゴミは目立つほどありません。
よく「すき間なし施工ですと水が溜りませんか?」と、ご質問をいただきますが、まったくのすき間「ゼロ」ではありませんので、大きなゴミは落ちませんが水は落ちていきます

 

再組立て後の写真から。

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こちらのお客様は、保管中の高圧洗浄オプションをご注文していただきました。
3~4年経過の色はこんな感じです。如何でしょうか?

 

さて次の写真は、横浜市のお客様。
保管中に、下の写真と共に「大規模修繕工事で、こんなのが付けられました!」

 

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防水工事による、膨れ防止対策の脱気塔ですね。
以前にも、このブログで紹介しましたようにルーフバルコニーの場合は、大規模修繕の防水工事で、この脱気塔が付けられるケースが多いようです。

これが再組立て当日に判ると、大変な事になる場合があるのですが、事前に場所とサイズをご連絡いただくと、準備をしていけるので大丈夫です。今回も、お客様から事前に連絡をいただけましたので、工場で加工。

その再組立て後の写真は・・・・・・ナイ・ない・無い!新宿、江東区、江戸川区の写真もな~~~~い。
どうも、うちの職人は取り外しや再組立て時の写真は、撮りハズシてくるようで。。。。。

と、「落ち」がついたところで今回の紹介は終了。

ところで、このブログでも何度かお知らせしているのですが、テクノグリーンでは現在この「大規模修繕時サービス」は自社施工分しか提供していません。
その理由も何度か書いていますが、

1)釘で留めている(再組立て可能な状態に抜くのは至難の技。とくにスクリュー釘)
2)ネジだとしてもステンレスではなく鉄製。(錆びて抜けません)
3)床板は大丈夫でも根太が腐っている。(これが一番多い)

 

以上をクリアして取り外してきても、保管中に大暴れ(反り、捻り)して再組立て不可能な木材もあります・・・・・・「お客様のお預かりしたウッドデッキ、うちの倉庫で大暴れして使えないので再組立て出来ません!」とは、なかなか言えませんので結局、新しい材で、となります。・・・これが、ベランダウッドデッキはイペ材しか使用しない理由なんですが。

これらを見極めるためには、専門の人間が見積もり調査へ行かなければなりません。
その点、自社で施工したウッドデッキは図面も資料も残っていますので、わざわざ出向かなくても直ぐに見積できます。

最近また多くなってきました、このお問い合わせ。申し訳ありませんが以上の理由で「自社施工分以外」は、お断りしていますのでご了承願います。

 

で、次回は新築マンションのベランダウッドデッキです。

 

駐車場上のウッドデッキが腐っちゃいました~船橋市~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2012年3月25日

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さて前回の続き、「駐車場上のウッドデッキが腐っちゃいました~船橋市~」の最終編で施工完了を紹介します。

何度も書きますが腐っちゃったのは当社が施工したウッドデッキではなく、他社施工のウッドデッキをテクノグリーンが建て直した工事の紹介です。念のため。

まずは柱の基礎部分です。

既設の柱の写真から。

既設の柱基礎と柱

既設の柱基礎ブロックは駐車場の土間コンの中にしっかりと埋め込まれています。良いですねぇー。

新設の柱基礎と柱金物

新設のイペの柱100角は新たに舗装コンクリートの下に基礎を作り、それに特製の金物を取り付けられています。

隣に見えるのは既設の基礎を削って、モルタルで間詰めしたところです。これから表面を綺麗に仕上げます。

今回、1階部分にある屋外コンセントの位置とかぶらないようにしたり、ウッドデッキ下に自転車を入れるためのスペースとかなんやらで、微妙に柱位置が変更とあいなりました。

まぁ~、それがなくてもテクノグリーンの駐車場ウッドデッキ用の柱基礎は、上の写真のように新たにしっかりと独立基礎を打設し、専用の特製柱受け金物を使用するのが標準ですので、元々既設のは使用しません。

特に駐車場上ウッドデッキは車を駐める目的のため、なるべく柱間を広く採りたいため、基礎ブロックの出っ張り部分でも大きく作用してくるので、基礎ブロックを使用しない工法を採用しています。

駐車場上ウッドデッキや2階建てウッドバルコニーの施工で最も重要な部分が、この柱基礎部分と考えています。

土間コンの上に柱を建てて簡単に止めたり、既存の基礎ブロックを置いて柱を建てる工法だと確かに2割近く安くはなりますが、テクノグリーンでは施工しません。・・・・・たまにそんなウッドデッキを見かけますが、私なら怖くて、夜、眠れなくなってしまいます・・・・・小心者ですから。

柱が短い庭用ウッドデッキの束や1.5m以下くらいのハイデッキならまだいいんですけど、これ以上の高さですと上での横への小さな力がモーメントが効いて基礎部へ大きな力で掛かってきます。

これを受けているのが特製の柱間者と新たに打設した基礎となります。金物は対腐食を考慮して溶融亜鉛メッキの特注品です。当社打ち合わせスペースに現物を置いてありますので、直接ご覧になれます。・・・ご興味ある方はご来社してその頑丈さをご確認ください。

一度、駐車場上ウッドデッキや2階建ウッドデッキで失敗された方の多くが、この柱基礎部や柱と梁の接合が重要である事に気づき、当社へお問い合わせいただいております。

前置きが長くなりました。それでは完了後のウッドデッキから。

完成しました駐車場上ウッドデッキ

上から見た駐車場上ウッドデッキ

上から見た?というけど。どこに登って撮ったんじゃい!

横板フェンスの板間すき間

奥様の希望で、フェンス横板のすき間を前のとは少し変更。

玄関前の飾りフェンス正面から

玄関前の飾り・目隠しフェンスも全て建て直し完了。柱金物はそのまま活かして使用。

これが、柱金物を使用せず、家の在来工法のように土台式で柱を建てていたら、フェンス建て直し工事はもっと大掛かりになっていたかもしれません・・・・ヨカッタ!

以前の工事もこのステンレス製の柱金物や、デッキの柱基礎部は、本当に理にかなった施工していたのですが・・・・

たくさんの駐車場上ウッドデッキの施工例が満載の写真集と資料はこちら。イペ材サンプルもついて無料で送付、

申し訳ありませんが、テクノグリーン施工地域でウッドデッキ検討中や、腐ってきたウッドデッキが心配な方に限ります。

施工完了後の翌日にお客様からメールで。

「この度は、大変お世話になりました。
以前よりも雰囲気が明るくなって、
大変喜んでおります。

また、職人のみなさんには、
丁寧に施行していただいただけでなく、
隅々まできれいにしていただきありがとうございました。」

こちらこそ、ご注文いただきありがとうございました。10年保証のイペ製ウッドデッキですので、今度はご安心してお使いください。

駐車場上のウッドデッキが腐っちゃいました~船橋市~解体編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2012年3月23日

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一昨日の続きで、千葉県船橋市の腐った駐車場上ウッドデッキ解体編をおおくりします。

現場調査の結果、構造部分が思った以上に腐ってきていると判断した為、なるべく早めの解体をお客様に約束し、帰路につきました。

翌日、施工チームと解体方法を打ち合わせしながら、少々大きさ・形が変わる新設のウッドデッキの設計も合わせて検討。

そしていよいよ解体です。

既設柱の基礎

柱の基礎は既製品の基礎ブロックを使用していますが、駐車場の土間コン下へきちんと潜りこんであり、基礎は問題なし。

ただ今回、形状・大きさが使い勝手を良くするため、柱位置が変わるため残念ながら使用できません。

柱と梁の腐れ

幕板を取り外してみると予想とおり、柱と梁の接合部(ホゾと切欠き)が、ご覧のようにほぼ完全に腐っていました。

9cm角に切欠き加工している為、断面欠損している上にこの腐朽ですから、横荷重に対してはほぼ支持強度ゼロの状態です。

こんな状態になっていても解体前の写真のように、表面からはなかなか判りません。

解体時にこれを見ていた奥様もビックリ。・・・写真をたくさん撮られていました。

同じく梁と柱の腐朽ヶ所

柱はインサイジング(表面を針で傷つけ薬剤を内部まで入りやすくする加工)の上防腐剤を注入された針葉樹を使用しています。

その他、梁・根太・床板・フェンス等はレッドシーダーのようです。

玄関前のフェンス材の腐朽

横架材と支柱材の継手がここでもホゾ仕口。

飾りフェンス横架材の腐朽

腐ったフェンス支柱

手で押しただけでも折れるくらい、根元は腐っていました。

フェンス柱下端部

最後に飾りフェンス柱の下端部です。

せっかく防腐注入木材を使用し、柱金物で受けていたのですが、どうも現場でこの柱を切断してしまったようです。ついでに留め方が例の斜めビス。

防腐注入木材は薬液が染み込んだところは、本当に良く効くんですが、現場でカットしたり、穴を開けると薬剤が廻っていない部分が表面に出て、そこから腐ってきます。・・・・・ホント、私もそれで、大昔、痛い目に会いました。

今回の解体を振り返ると、「テクノグリーンの経験則は間違っていない!」とつくづく感じました。

「耐腐朽性の要素は材料・施工・設計が5:3:2の比率で決まる」

せっかく柱の基礎は駐車場へしっかりと埋め込んでいたり、フェンス柱も柱受け金物を使用し、木材もそれなりに防腐注入木材・レッドシーダーを使用しているにも関わらず、5年くらいしか持たなかったのは「屋外」という環境条件を考慮していない設計・施工に尽きると思います。

10年保証付きの駐車場上ウッドデッキの資料と写真集はこちらからお申し込みください。申し訳ありませんが地域限定となります。

この続き施工編は次回で!