港区のマンションへお住いのお客様からメールをいただきました。
「資料の送付、ありがとうございました。早速ですが、見積もりをお願いしたいと思います。
自分のマンションの部屋には、ベランダが二つあります。北側の幅が狭く細長いほうと南側の広いほうがあり、今回は、まず、北側の狭い方から施工することを考えています。(今回、もし北側をお願いすることとなり、仕上がりなどが良ければ、南側もお願いすることを考えたいと思います)」
と、2ヵ所のベランダ図面と写真を送付いただきました。
その図面から2ヵ所それぞれ施工した場合と同時に施工した場合の見積書を作成し送付後、
「2カ所同時でその金額で出来るのなら、2ヵ所でお願いします。」
——小さいベランダウッドデッキの場合、1ヵ所ごと2回に分けて施工するより同時に施工した方が、ずう~っと安くなります——
それでは二つのベランダ調査・採寸へお伺い。
こちらは北側の小さいベランダ。
こちらは南側のベランダ。
避難はしごが、とんでもないところに。。。。。
どちらも奥行きが小さいので排水溝の上までウッドデッキにして広くベランダを使いたいとのご希望。
マンションベランダウッドデッキの場合、構造上の問題から排水溝全部を隠すように施工するにはいくつかの条件をクリアしなければなりません。
その条件に合うかどうかを詳細に測ってきて強度計算の上、いつもとは少々違う設計ながらなんとかご希望の形にとなりました。
完成した北側ベランダウッドデッキ。ずいぶんと広く感じます。
南側ベランダウッドデッキ。
こちらは避難はしごハッチへの蓋加工。ここが一番設計で悩んだ部分でいつもとは全く違う造りとなっています。
お客様からアンケートで
「家の雰囲気が、がらりと変わりました。ベランダが明るい雰囲気になり、
椅子などを置いてリラックスできる部屋が新たに一部屋増えた感じです。
現況確認、連絡、当日の施工、全てスムーズで大変満足しています。
どうもありがとうございました。」
これで二つのベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。
目黒区のマンションへお住いのお客様からベランダウッドデッキと室外機カバーの見積もりご依頼をいただきました。
ご連絡いただいたベランダの横幅と奥行きから概算見積もり後、現場調査へお伺い。
いつものように避難ハッチがあり、これに蓋加工できるウッドデッキがお客様のご希望。
横幅と奥行きは、ご連絡いただいていました寸法とそう変わらずでしたが、
エアコンの室外機、今回はホースに余裕があるのでウッドデッキの上に載せれそうでしたが、問題は室外機カバー。
マンションの室外機は、大体微妙な位置に置かれていることが多いです。
今回も掃き出し窓との距離は少々、上からの排水パイプとのすき間も少々。
ここに厚みのある室外機を製作し、設置するにはギリギリの状況。
ミリ単位で計測した室外機カバーのサイズと室外機の位置を採寸担当者が会社へ持ち帰り、設計したところ何とかクリアとなりました。
当社では室外機カバーは全てこのようにオーダーメードで製作していますが、それでも場合によってはお客様の希望に沿えないこともあります。
設置完了しました室外機カバー。
掃き出し窓ぎりぎり、パイプともぎりぎり、壁にはピッタリに収まりました。
あとは完成しましたベランダウッドデッキの写真を。
イペならではのすき間無し施工!
室内からの写真。室内と同じ高さの仕上げです。
避難ハッチ蓋部分。
室外機カバーもウッドデッキと同じ素材のイペですので、やっぱりしっくりきますね!
資料請求するまではイペ材をご存じく、イペのサンプルを手にしてイペご指定でご注文いただいたお客様。
アンケートで「イペ材の品質に大満足」とご回答いただきました。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。
東京都中央区のマンションへお住いのお客様からお問合せをいただきました。
「分譲マンションを賃貸しているのですが、ウッドデッキの施工は可能ですか?」
当社が施工すること自体は可能ですが、賃貸している場合は貸主か仲介の不動産屋の承認が必要となります。
その旨をお伝えすると、事前にどちらの了解も受けているとの事でしたので賃貸時に受け取った間取り図面を送付いただき概算見積もりを。
その後に現地調査へ。
いつもの避難ハッチがあります。お客様の希望の第一はこれを隠したい。
避難ハッチに蓋加工しますと、ウッドデッキの高さは10cmにはなってしまいますが、こちらのサッシ高さは6~7smしかありませんのでそれより高くなってしまいます。
お客様へ説明の上、避難ハッチを隠すことを優先でサッシより高く室内高さに合わせることに。
室外機をウッドデッキ上に載せたいご希望でしたが、こちらはホースが固定されていて動かせずくり抜き施工へ。
その代わりウッドデッキとのすき間が見えなくなるように室外機カバーを追加でご注文いただきました。
——当社の室外機カバーは室外機の大きさも測りくり抜き部分も計算して作るフルオーダーですので、最近はくり抜き施工しかできないお客様からはこの注文が多いです——-
最初にその室外機の写真から。
くり抜いた部分に設置しました室外機カバー。
室内から見た室外機カバーとウッドデッキ。
こちらのベランダ形状はガラスフェンス部分までは部屋と平行ですが、
ごらんのようにコンクリートフェンスから先は段々と細くなる台形のベランダでした。
あまり多くはないですが、1年に1~2度ある形状です。
・・・・・採寸を間違えなければ施工はそれほど難しくありませんが、調査・採寸が命です。
お客様からアンケートで、
「今回はありがとうございました!」
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。