1ヶ月ほど前に、このブログで紹介しました戸建ベランダへウッドデッキを施工させていただきましたお客様から「駐車場へウッドフェンスを付けたいのですが・・・・」
もう引っ越しも終わっていましたお客様の家へ、
戸建ベランダの採寸へお伺いした時はまだ外構工事が終わっていなかったのですが、この時には駐車場の土間コンもアルミフェンスも取り付けられていました。
家を建ててる途中では気にならなかったそうですが”なんか殺風景”と、お住まいになられてからそう思うようになったそうです。
新しく家を建てる時って、どうしても家本体の方に気を遣ってしまって外構は後回しになるようですが、住んでみると・・・・・・
この境界部分に1.8mのウッドフェンスを建てたい!
もう土間コンを打設されていますので、1.8m高さのウッドフェンスを建てるには柱部分は斫って基礎打設の必要あり。お客様に説明をし見積もりさせていただきました。(ウッドフェンスはこの基礎部分の経費が大きいです)
前のブログでも紹介しましたが、こちらのお客様は熱烈なイペファンですので使用木材は当然イペ。
目隠し目的ではないですが、天然木ですので景観は最高!
高さ1.8mで下ぎりぎりまで横板を張っています。基礎は土間コンと同じレベルに作りイペの柱を埋め込んでいます。
耐腐朽性の高いイペならではの作り方です。もちろんこのウッドフェンスも10年保証付きです。
最近このウッドフェンスのご依頼が多いですが、その際に板間すき間をどのくらいが良いですか?と聞かれます。今回はすき間5mm、ご検討中の方は参考に。
次回は戸建ベランダへのウッドデッキ。
今回の紹介は、千葉県市川市の新築マンション。
それも非常に珍しい1階での目隠しウッドフェンスです。
通常、マンションの専用庭は共有部分の専用使用となっていますので、取り外し可能なウッドデッキは普通に許可が降りますが、今回のような基礎打設をして支柱を建てる許可をいただく事は、かなり難しいのが現状です。
ただ、今回はマンションの販売会社からの問い合わせでした。
「お客様が1階の部屋購入にあたり、庭に目隠しフェンスを希望されています。」
このような経緯からでしたので、一番の問題点は無事クリア。
お客様から直接ご注文いただき、鍵引渡し後に早速施工へ。
初日は支柱基礎工事と柱建て。
1週間後に基礎が固まってから横板張りとなります。
現場を見ますと判りますように、こちらは専用庭というより専用の駐車場だったんですね。
埋め込み式のステンレス車止めが取り付けられていました。
ご注文いただきましたお客様は、駐車場としての使用ではなく、ここはワンコの遊び場として使われるみたいです。
そのうちウッドデッキも検討されるみたいですが、まずはワンコ用としての囲いと目隠し。
リビングの掃出し窓前が、駐車場を挟んですぐ道路ですから目隠しは必須。
とはいえ、味気ないアルミや樹脂フェンスも如何なものかと思案し、天然の木で、かつ耐久性の高い木材を探されたようです。
耐久性の高い木いといえば、イペ。
他の木材のように実際、国内で実績年数がそんなにもないのにも拘わらず、「何十年も持つと云われている」ではなく、イペは実際に持っています。
公共事業では20年以上の実績がありますし、当社施工実例でも20年前のウッドデッキ、ウッドフェンスがいまだ健在です。と、いうかイペで腐ったウッドデッキ・フェンスは皆無です。
テクノグリーンで10年保証しているのがイペだけなのは、この所以です。
高さ1.8mの目隠しフェンスが完成。
延長7m、板間すき間は10mmの横張り。
内側から。
マンション全体の中での景観。
これが、アルミフェンスだったらと想像すると・・・・・・・・・
街並みの雰囲気すら変えてしまう天然木のフェンス。
もう、コンクリートブロックとアルミフェンスによる境界の作りという安易な発想は変えてみませんか?
最近このウッドフェンスのお問い合わせが多いですし、施工例も多くなってきています。
今回はマンションの道路境界部のウッドフェンスでしたが、近いうちに戸建の隣家境界へのウッドフェンスを何か所か紹介させていただきます。ご期待ください。
前回の続き、東京都北区での駐車場の上にウッドデッキ施工の完了編です。
完成後の写真から。
室内から見たイペ製ウッドデッキ
物干し竿掛け金物付きです
ウッドデッキから2階のリビング
ウッドデッキ床の立水栓と水受け
と、ご覧のようにこのウッドデッキは四方を家に囲まれているために、外側からの写真が撮れませんでした。
外側からの写真がないと、ウッドデッキの全体像がいまひとつ分かりにくいですネ。
ウッドデッキ下で撮りました基礎部の写真を一枚。
柱基礎部の写真です
今回は高さもあり、全て独立柱となっているために、柱下部には根がらみを廻しています。
柱基礎は駐車場の土間コンを打設する前に、独立基礎を施工し、専用柱金物を埋め込んでいます。駐車場上のウッドデッキは車の出入りの関係から、どうしても柱間隔、ひいては本数に制限がかかってしまいます。
そうしますと、1本の柱にかかる荷重が大きくなるため、特別に柱部だけそれを受けれるだけの基礎をつくる必要があります。
よく駐車場の既設の土間コンクリート上に柱をただ置いて留めてたり、既製品の基礎ブロックを置いて柱をのせた工法で施工しているのを見受けます。確かに大幅にコストダウンができますが、当社では構造上問題がないケースを除き、そのような施工はしません。
これは駐車場上のウッドデッキだけではなく、2階建てウッドデッキ、傾斜地ウッドデッキ、ガレージデッキ全てにおいてあてはまります。
また、今回の柱金物は創業当初に使用していたものから数えますと三代目となりますが、現在、四代目のより丈夫で施工しやすも加えた改良品を試作中です。近いうちにこのブログでもご紹介できると思いますのでお楽しみにしてください。
あっ!忘れるところでした。
1階の家周りのウッドデッキも施工していますので、せの施工完了写真を。 もちろん、これもイペ製のウッドデッキです。
道路に面した小さなウッドデッキ
こちらのウッドデッキにも竿掛け金物をつけました
駐車場ウッドデッキのほうも同じく、上下スライド式の竿掛け金物です。使用しないときは折りたたんだ上、下へ下げて横板フェンスに隠す事ができます。
下はレンガで土留めになっていますが、高さがあるうえ道路に面しているために、ウッドデッキの下部構造も丸見えになってしまいますので、幕板を2枚張りかくしました。 レンガがへこんだところは水道の検量器の場所です。・・・けっこうオシャレでしょ!
戸建てイペ製ウッドデッキの詳細はこちら。
もっと、ウッドデッキ施工例をご覧になりたい方はホームページから。