店舗のエントランスデッキ~越谷市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:その他, ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年1月16日

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今回の紹介は越谷市の店舗(理容店)のエントランスデッキです。

埼玉県のエクステリア工事会社様からのご依頼なんですが、9年前にこちらの会社の社長のご自宅を新築された時に2階バルコニーへウッドッキを施工させていただいてからのお付き合いになります。

下がその時の写真。

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エクステリア工事店が天然木でウッドデッキを施工する場合、ハードウッドではウリンやセランガンバツが多いようですが、このベランダウッドデッキをとても気に入った社長様は、それからはご自分の会社で請けた外構工事でウッドデッキを作られる時は、必ず”イぺ”を指名されてきます。

新築店舗が着工された時から、こちらの会社で作成された図面で打ち合わせをしてきましたが、いよいよ完成間近かになり現場での採寸と打ち合わせに。

 

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外壁が終了し足場が外れたばかりの現場。

 

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こちらが店舗の玄関前となります。

 

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店舗のサイドと内部。こちらが理容椅子が設置される予定?

 

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店舗を囲むよう全てウッドデッキに。
床板の張り方向や、幕板すき間間隔、仕上がり高さ等は現場打ち合わせでなければなかなか決められません。

また現場をみて初めて気づく役物の位置等、特に店舗の場合は独特の詳細打ち合わせが必要となります。

採寸と最終打ち合わせが終了しましたので、今までエクステリア会社作成の図面だけでしたが、今度は当社の番です。
製作施工用図面の作成に入ります。

なんせ外構工事の一番乗りがウッドデッキ。当社のウッドデッキ工事が終了しなければ、後の工事に差し支えます。1週間以内に設計・図面作成、工場製作、現場施工までを終わらすスケジュールとなっています。

 

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なんとか無事に期限内に完成!

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玄関前には内部へステップ2段。
エントランスデッキの定番で幕板は下まで張っています。

 

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タイル張りでエントランスを作るより、温かみのあるウッドデッキにしてやると”ウェルカム”の感じになりますので、店舗にはもってこいの作りですが、一般の住宅でも良いんじゃない?と思います・・・・・・アメリカのカントリー風な感じがして。

 

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こちらはエントランスと繋がったサイドのウッドデッキ。

 

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この丸くくり抜いた部分には外構工事で植樹されます。
穴は丁度、理容椅子が設置される位置に合わせてくり抜いています。

つまり樹木を観賞しながら散髪される仕組み。・・・・・・オシャレですね~

当社の仕事はここまでで、その後の全体完成写真はありません。残念ながら・・・・・・

こちらの会社はセンスの良いエクステリア工事をされるので、そのうち越谷近辺まで行った時にでも撮ってこようかな?

 

さて、天然木で作るエントランスデッキは”ウェルカムデッキだ!”という新説?話はこれで終了。
次回はマンション高層階のベランダウッドデッキです。

 

大規模修繕後に移設~世田谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, バルコニー ウッドデッキ, ベランダウッドデッキと木製フェンス, マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年1月11日

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今回はマンションバルコニーデッキの移設の紹介です。

7年前に世田谷区のマンションバルコニーへウッドデッキとウッドフェンスを施工させていただいたお客様。
「今度大規模修繕が始まるので取り外し・保管・再組立てをお願いします」

ということで、職人が取り外しにお伺い。

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こちらが、取り外し前のウッドフェンス。

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こちらがウッドデッキ。7年経つので色は少々退色していますが、腐朽は全くしていません。
お客様はベランダガーデニングがご趣味でたくさんの鉢植えを置いていたのにもかかわらず!

お客様から事前にお話があったのが移設。
前回のウッドデッキ施工後に同じマンション内でルーフバルコニー付のお部屋を購入(買い替えではなく、もう1部屋の買い足し)されたそうで、大規模修繕後にウッドデッキだけ、そちらのルーフバルコニーへ移設したい!とのご希望でした。

 

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この掃出し窓前のルーフバルコニーへ段差を小さくするため、小段を作りたいとのことでした。

ウッドデッキ取り外し後に、職人がこのルーフバルコニーの出入り口を採寸して持ち帰ります。

保管中に、取り外したウッドデッキを少々加工して、このルーフバルコニーへの出入り用の段デッキへ製作し直し。

さて、どんな風になる事やら。

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周囲の幕板だけは新材を使用しています。
保管中に高圧洗浄していますので、表面が退色していたようにみえた汚れが落ち、すこし黒っぽくみえますね。

 

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これが全体の出来上がりの写真。
このステップがあるとルーフバルコニーへの出入りが楽になりそうですね。

 

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ウッドフェンスはこのように元の部屋へ再設置。

こちらはお隣に一軒家の窓が近接している為、目隠しに重宝しているとの事でした。

 

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フェンスもイペ製ですので10年保証付、なんの不具合もなく再設置しています。さすが耐久性No1のイペ。
まだ7年ですから、施工20年の経験からしますと、次の大規模修繕時まで大丈夫でしょう。・・・・・・施工も腐りにくいように工夫を施してますから。

 

大規模修繕工事時の再組立ては大方が元通りにし直しますが、今回のように移設や、以前施工していない部分への増設から、はたまたもう一つバルコニーへ新たに追加工事をする場合もあります。

そんな例のバルコニーデッキも、これからこのブログで紹介していきたいと思います。
では、今回はこの辺で。

 

マンション1階の目隠しウッドフェンス~市川市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, マンション専用庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年12月17日

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今回の紹介は、千葉県市川市の新築マンション。
それも非常に珍しい1階での目隠しウッドフェンスです。

 

通常、マンションの専用庭は共有部分の専用使用となっていますので、取り外し可能なウッドデッキは普通に許可が降りますが、今回のような基礎打設をして支柱を建てる許可をいただく事は、かなり難しいのが現状です。

ただ、今回はマンションの販売会社からの問い合わせでした。
「お客様が1階の部屋購入にあたり、庭に目隠しフェンスを希望されています。」

このような経緯からでしたので、一番の問題点は無事クリア。
お客様から直接ご注文いただき、鍵引渡し後に早速施工へ。

 

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初日は支柱基礎工事と柱建て。
1週間後に基礎が固まってから横板張りとなります。

 

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現場を見ますと判りますように、こちらは専用庭というより専用の駐車場だったんですね。
埋め込み式のステンレス車止めが取り付けられていました。

ご注文いただきましたお客様は、駐車場としての使用ではなく、ここはワンコの遊び場として使われるみたいです。
そのうちウッドデッキも検討されるみたいですが、まずはワンコ用としての囲いと目隠し。

リビングの掃出し窓前が、駐車場を挟んですぐ道路ですから目隠しは必須。
とはいえ、味気ないアルミや樹脂フェンスも如何なものかと思案し、天然の木で、かつ耐久性の高い木材を探されたようです。

耐久性の高い木いといえば、イペ。

他の木材のように実際、国内で実績年数がそんなにもないのにも拘わらず、「何十年も持つと云われている」ではなく、イペは実際に持っています。

公共事業では20年以上の実績がありますし、当社施工実例でも20年前のウッドデッキ、ウッドフェンスがいまだ健在です。と、いうかイペで腐ったウッドデッキ・フェンスは皆無です。
テクノグリーンで10年保証しているのがイペだけなのは、この所以です。

 

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高さ1.8mの目隠しフェンスが完成。
延長7m、板間すき間は10mmの横張り。

 

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内側から。

 

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マンション全体の中での景観。

これが、アルミフェンスだったらと想像すると・・・・・・・・・

街並みの雰囲気すら変えてしまう天然木のフェンス。

もう、コンクリートブロックとアルミフェンスによる境界の作りという安易な発想は変えてみませんか?

最近このウッドフェンスのお問い合わせが多いですし、施工例も多くなってきています。
今回はマンションの道路境界部のウッドフェンスでしたが、近いうちに戸建の隣家境界へのウッドフェンスを何か所か紹介させていただきます。ご期待ください。