一戸建てを新築中のお客様から資料請求をいただきましたのは春先。「床下収納できる庭のウッドデッキと目隠しになるウッドフェンスの資料を!」
ご希望に合わせた写真集とサンプルも一緒に送付させていただきましたが、新築の家がほぼ完成になってきた頃に採寸と打ち合わせを兼ねて現地へ。
庭ウッドデッキ設置予定場所
家壁の囲まれた、この部分へ庭のウッドデッキをご希望。
できれば、床下へタイヤを収納したいというご希望でしたので、デッキ下は土間コンを打設する事に。今回はその他にも外構工事が残っているそうですので、その業者さんへ。タイヤが入れるように土間コン仕上がりのレベル指示は当社が。
庭の奥のブロック塀
こちらのブロック塀。隣家との境界ブロックでもあり元々あったものですが、古くなり汚くなっているので隠したい!!・・・・ごもっともです。
同じく左隣との境界ブロック塀
こちらも同じく裏隣の家の入口にあたる境界ブロック塀です。よく見かける光景です。今まで住んでいた人には気になりませんが、そこに他の人が新築した場合、古い境界ブロックがせっかくの新築感を台無しにしてしまってる事が・・・・・。
そこで、この2か所のブロック塀を隠す目的のウッドフェンスの高さやすき間寸法を打ち合わせして、帰り支度をしていますと、お客様から「2階のベランダもウッドデッキ化したいんですが・・・・」
「サンプルでいただいたイペ材が気に入ったので、当初考えていなかったベランダもと思いまして」・・・・ハイハイ、一緒に採寸していきますよ。
2階のベランダ
2階に上がり、採寸が終わりますと、「隣にもうひとつあります」
もうひとつのベランダ
二つ目のベランダから見た初めのベランダ
なるほど。それぞれの部屋に独立したベランダが付いていたんですね。
ベランダと掃出し窓の段差
2階のベランダは標準的な段差より大きい160~180mm。ウッドデッキを施工するには、段差は小さすぎるよりは大きい方がやり易いです。
あとは引っ越し前でしたので、お客様がこちらへ来られる土曜日に何回かへ分けての施工スケジュールの打ち合わせ。庭ウッドデッキ、ベランダウッドデッキ2か所、外構のウッドフェンス2か所(基礎工事あり)ですので、1日での施工はさすがに無理。
ですが、施工完了の紹介は次回、一度に紹介させていただきます。お楽しみに!
投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年8月2日
前回の続きで世田谷区の戸建2階ベランダへのウッドデッキです。出来上がりました。
奥行きが深い方のデッキ
一般的には室内から外へ向かって張る縦張が多いのですが、今回はお客様のご希望により横張りです。
排水口
掃除がしやすいように排水口のみオープンにして、排水溝部分は水が流れるよう5cmを残し、あとは全部覆うように施工しています。これで広く使えるようになりました。
出幅が小さい側のウッドデッキ
サッシ枠下へ高さを合わせて施工。
開き戸前のウッドデッキ
奥の掃出し窓サッシに合わせて施工したのですが、ところが奥と手前のサッシ枠の高さが違ったんですよね。
施工翌日にお客様から「サッシの高さに合わせなくていいので、水平にし直して欲しい!」
たまに、こんな風にサッシ枠ノレベルが違うことがあります。
水平にするには低い方へ合わせて施工するしかありませんが、調査担当者は初めの「サッシ枠下へ仕上げて、段差をなくしたい」という言葉が頭に残っていたようでこんな事態になってしまいました。
それでもお客様からは施工後のアンケートで
「施工後、デッキ全体が排水溝に向けてスロープが付いてあり、水平に直してくださいとお願いしたところ、快く応じてくださり、大変満足しています。イペ材の”足ざわり”も大変気に入っています」
と記入していただき、恐縮です。・・・・・・・こちらの、打ち合わせ・確認不足で申し訳ありませんでした。今後このような場合、しっかり説明しまして打ち合わせさせていただきます。
とういう反省の弁で今回の紹介は終了しますが、今年はこの戸建ベランダへウッドデッキ敷設が何故か多く、特に新築時にベランダへはウッドデッキをと初めから計画していらっしゃるようです。あと数か所そのようなお客様からご注文をいただいていますので、追々紹介させていただきます。
戸建のベランダへのウッドデッキ施工例はたくさんりますので、専用の写真集も用意してあります。お問い合わせフォームから「戸建ベランダウッドデッキ写真集希望」と書きましてお申込みを。
それでは次回は千葉市の戸建「庭」ウッドデッキの紹介となります。
投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年7月31日
今年の2月に家のリフォームを計画中の世田谷区のお客様から「家のリフォームに合わせて2階のベランダをウッドデッキ化したい!」というお話でお伺い。
ベランダでガーデニング
最近は戸建の2階ベランダでもガーデニングをされる方が多くなってきていますが、こちらのお客様もこの通り。
ご自分敷設されたウッドパネル
DIYで敷かれたウッドパネル。そう古くはないので腐ってきているわけではないのですが・・・・・。
通販やネットで販売されている、このパネル方式のデッキは本当に安いし簡単に敷設できます。いろいろと欠点もありますが、あの剥き出しの塗り防水の床をそのまま使う事と比べると、ず~っとベターです。
一部のみの敷設
全面敷設ではなく一部のみに敷いてありました。
排水溝部はオープン
同じ材料を使用しても業者が施工すると、この排水溝までに合わせてカットし、それなりに施工するのですが、素人の方にはこれだけで結構大変ですよね。DIYのプロ?なら別ですけど。
また、プロが施工してもこの排水溝の上だけはパネルタイプでは敷設できません。・・・・・これもできるだけ隠して広く使いたい!ごもっともです。
ベランダの段差
パネルタイプの限界はこの段差かもしれません。パネル自体の厚み以上は高さを上げることができません。この段差を少しでも解消したいというのがお客様の第一希望でした。
お客様のご要望をお聞きして、見積もり、ご注文となりましたが、家のリフォームが大規模だった為に、それが完了してからのウッドデッキ工事。この時期になってしまいました。
それでは、採寸から大分経ってから施工したウッドデッキの出来栄えは?・・・・・・次回へ続く。