縦板ウッドフェンス~大田区~後編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年11月14日

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前回の続きで「縦板ウッドフェンス~大田区」後編です。

フェンス用のコンクリート基礎の養生が終わり、いよいよ木工事となりました。
前々回で紹介しました世田谷区のウッドフェンスと同じように独立基礎を打設し、1週間の養生後に木工事を行いました。

単独のウッドフェンス基礎につきましてのご質問が多く寄せられますが、テクノグリーンでウッドフェンスを施工する時は一律で、「この基礎」と決まっている訳ではありません。
その現場状況、基礎部分の下地条件、作るウッドフェンスの高さ、長さ、柱間隔、あるいはデザイン(すき間の大きさによる風圧の掛かり具合)といったものを考慮して「基礎」を決めます。

また、この基礎によりコストは大きく変わってくるので安全で、かつ過剰設計にならないように設計する必要があります。・・・・これがウッドデッキの設計より難しい。

どんな条件でも一律に「基礎ブロックを埋め込んでお終い」で済めば簡単なんですが。。。。。
現場打設の基礎はコストがグ~ンと上がるので、お客様には申し訳ないですが———昔これで一度失敗した経験を持つ身としては、一番気をつけて設計しています。

で、今回も諸条件を考慮して、現場打設の基礎となりました。

 

駐車場のウッドフェンス写真

駐車場のウッドフェンス

 

門袖と同じ高さに揃えた縦板ウッドフェンスを道路側から。

 

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正面から見たウッドフェンス。ほぼすき間を無くして板張りしていますので大谷石の塀は見えません。
このすき間を小さくして張れるのは実は、熱でも水分を吸っても膨張率が小さいイペだけなんですよね。これを人工木材ですき間無しに張ると・・・・・・恐ろしい事に。
ちなみにこの後、造園屋さんがウッドフェンスの下端には低木下草が、右側部分は植木により隠されるよう植栽されるようです。

 

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右端部は立体感を出す為、留め板で。

 

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こちらは庭ウッドデッキの入口。幅ピッタリに製作しました箱型階段を置いて。

 

ウッドデッキの縦板フェンス画像

ウッドデッキの縦板フェンス

 

さて、こちらはウッドデッキと一体化した縦板フェンス。高さは床板から1.8mの高さに。こちらも極力すき間を無くして張っていますので、ご希望の目隠しには十分かと。

ウッドデッキからはみ出したフェンスの端部支柱は、もちろん現場打設の基礎でしっかりと支えています。

 

 

 

 

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こちらはウッドデッキ。出幅は3.3mです。つなぎ目なしの一枚板で。

 

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今回は庭全面をウッドデッキ施工していません。この欠いた部分にはシンボルツリー、裏側境界ブロック沿いには樹木を目隠しに植えられ庭の完成となるようですね。

 

さて、これで完了引き渡しとなったのですが、数日後お客様からメールで、

「非常に素晴らしいウッドデッキに仕上げていただき、

家族一同大変満足しています。

木のにおいに囲まれて良いいやしの場が出来て家族も喜んでいます。」

イペにこだわり、ハウスメーカー提案の人工木材のデッキ・フェンスにしないでよかったですネ!
色も同じ、木目もない人工木材はその名のとおり人工的で、決して「いやしの場」にはならないですもんね。

今回のお客様も、お問い合わせフォームから資料請求いただきイペ材のサンプルを手に取り決めました。・・・・無料のイペサンプルと資料・写真集はこちらから。

 

これで今回の紹介は終了。次回はマンションのバルコニーウッドデッキです。

 

 

縦板ウッドフェンス~大田区~前編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年11月12日

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今回の紹介は東京都大田区の新築の家へのウッドフェンスとウッドデッキです。

大手ハウスメーカーで新築中にお問い合わせいただきました。
ハウスメーカーではイペ材でのウッドフェンスやウッドデッキは高くて、人工木材で勧められたようです。

ハウスメーカーに外構工事を頼むとデッキは樹脂人工木が主で、天然木材のイペ等で施工してもらうとバカ高いので、ウッドデッキのみを外して外構工事を依頼されるお客様が増えてきているようですね。
総合エクステリア業者やハウスメーカーの場合は基本、ウッドデッキは下請けに丸投げですから、その経費・利益分が高くなります。

そこのところをご承知のお客様から「縦板フェンス付のウッドデッキと独立したウッドフェンスをイペ材で希望なんですが・・・・」と。

テクノグリーンでも縦板フェンスの施工例は少なく、久しぶりの工事となります。
同じ面積を縦板で施工しますと、どうしても材料も施工手間も少々多くなります。
とは言っても、何割もアップする訳ではありませんが。。。。。。

 

それでは、現地調査・打ち合わせ時の写真から。

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外構工事も、まだ施工途中です。この駐車場脇には。

 

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このように隣家の大谷石の塀が。

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この塀の一部を木塀に。残りは植栽で隠す計画のようです。

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この写真は庭の隣家との境です。
隣家窓がリビング正面にあり、こちらは縦板フェンスで目隠しを。

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この窓前から隣家境のブロックまでウッドデッキに。

ウッドデッキの施工範囲と形状、ウッドフェンスのデザインを打ち合わせしまして施工へ。

駐車場脇の独立ウッドフェンスも、ウッドデッキに繋がったウッドデフェンスも、巣縦板間のすき間をできるだけなくする張り方の上、高さが2m以上となりますので、前もって支柱用の基礎工事を。

 

基礎の養生が終わった1週間後に、ウッドフェンスもウッドデッキも一緒に施工へと。・・・・・・この続きは後編で。

 

ウッドフェンスでブロック塀を隠したい~世田谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年11月5日

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ブロック塀を隠したい。
今回の紹介は、世田谷区で中古住宅を購入され家は全面リフォームをされ、昨年からお住まいになっていたそうですが、庭だけは以前のままで、何とかお隣さんのブロック塀を見えないようにしたい!というご要望のお客様。
最近、多い「隣家のブロック塀を隠した~~~い!!!」ですね。

他の外構工事会社からは価格の面でセランガンバツを薦められていたようですが、元々イペについてはご存じだったそうで、耐久性や品質で劣るセランガンバツより、どうせなら少々高くでもイペのウッドデッキでと検討されていたようです。

最終的には、当社が無料で送付させていただいているウッドデッキ資料・写真集とイペのサンプルをご覧になりイペでのウッドデッキとウッドフェンスと決断されました。
テクノグリーンでもセランガンバツでの施工していますが、残念ながら耐久性の問題から10年保証はしていません。

寸法等をご連絡いただき、概算見積後に現場調査と打ち合わせに。

高いブロック塀の写真

ブロック塀

 

高さが約1.5mもある隣家のブロック塀。おまけに古いので汚れて黒ずんでいます。
毎日、リビングからこれを眺めるのもねぇ~。

 

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今まで日本庭園造りだったそうですが、有効に使いたいし手入れも大変と、ご主人がご自分でここまで伐採・整地されたそうです。・・・・この作業って、相当な重労働です。お疲れ様でした。

 

古い立水栓

古い立水栓

 

丁度、この部分もウッドデッキを施工する場所になりますので、使い易くウッドデッキ上に。
ついでに立水栓、水受けパンもこの際だから新品に。

生まれ変わった立水栓がこれ!

木製立水栓の画像

木製立水栓

木製立水栓をイペで製作。蛇口・水受けはお客様が気に入った物を探された支給品です。

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高さは地面から2mのウッドフェンス。イ横板のすき間は5mm。
これでブロック塀は完全に隠れましたネ!

ちなみにフェンス上に付いているのはタープ用のフレームです。タープは2階ベランダ手摺から斜めに垂らすように取り付けます。

 

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地面から30cm弱の低床ウッドデッキです。低すぎるのも結構、施工は難儀します。

下は防草シートに玉砂利。こちもお客様ご自身で準備され。
このように砂利も多くの種類と色がありますので、ご自分で気に入ったのを購入された方がよろしいかと。

ウッドフェンスはご覧のように敷地の裏面全部と奥側は一部折り返しての施工としています。これで完全にご希望通り汚れたブロック塀が隠れ、今までとは別な安らぎの空間になりました。

 

今回の紹介はこれで終わりですが、次回も同じく「お隣さんの塀を隠した~い!」ウッドフェンスとウッドデッキを紹介させていただきます。