投稿者:technogreen | カテゴリ:その他 | 投稿日:2012年9月18日
ようやく工場の移転が終わりました。
途中でウッドデッキの製作・施工を挟みながらの移転でしたので、開始から終了までかれこれ10日も掛ってしまいました。
旧工場は完全に引き渡し終了。新工場も電機関連の設備工事が一部の工作機械の設置が済めば完了となります。
新工場の写真から。

工場前の駐車スペース
お客様用にも1~2台分の駐車スペースを確保出来そうです。

工場入口全景
今度は材料搬入用のトラックが工場内まで入れますので、雨天でも濡れずに材料搬入、製品の積み出しが可能となりました。

照明設備の取り付け完了
室内製作時の墨付けには水銀灯が必須です。旧工場から持ってきて設置完了。

職人の休憩&打ち合わせ室
奥が休憩&打ち合わせ室となっています。その前が持ち運び用の道具・副資材置き場です。

奥側から入口を
新工場は奥行き20mありますので、これからは仮組は約20mmまでのウッドデッキが可能となります。
横幅20mのウッドデッキ施工のお客様、是非ここで仮組後の施工前チェックにお立会ください!
面積は以前の30%増となりましたが、じつはマンションベランダウッドデッキの大規模修繕時一時預かりが、そろそろ来年から本格的に始まる頃になってきたため、それに備えて広いところへの移転としました。
当社で施工させていただきましたマンションデッキのお客様!充分場所を用意してありますので、大規模修繕が決まりましたら、ご連絡ください。
右サイドが一時預かり用のスペース、左サイドは材料の保管場スペースとなる予定です。

製作台設置中
部材加工用の製作台を組み立て中です。これが終了すると木工機械を設置して完了となります。

事務所内部
休憩・打ち合わせ兼用の事務所内部です。・・・・こちらは、ほぼ完了かな?

打ち合わせスペース
打ち合わせスペースです。お客様が工場見学に来られたら、こちらのスペースで簡単な打ち合わせをさせていただきます。社員はみんな野郎ばっかりなので、花一つ飾っていませんが・・・・・・いらしてください。
という事で、ここ2週間ばかり工場見学の受け付けをしていませんでしたが、明日から再開させていただきますので、ご希望の方はホームページかお電話でご予約ください。もちろん柏市の事務所(展示場&打ち合わせスペース)での打ち合わせも従来通り受け付けています。お待ちしています。
また今回の三郷市への移転で、三郷インターチェンジが近くなり、埼玉県はもちろんのこと、茨城県、栃木県へのアクセスが容易になりましたのでこの両県での施工地域を広げるべく考え中です。今までお断りさせていただきました地域も施工可能となりますので、お問い合わせください。
それでは、工場移転に関する投稿はこれで終了しまして、次回からはまたウッドデッキ施工例の紹介をさせていただきます。
お楽しみに。
投稿者:technogreen | カテゴリ:その他 | 投稿日:2012年9月17日
先日、このブログで、ちょっと触れていましたウッドデッキ製作工場移転が完了しましたのでお知らせします。
それも千葉県から埼玉県へ。
と、書くと県外移転で遠くなったように感じる方もいるかと思いますが、実は江戸川をはさんだ流山市から三郷市への引越しだったので、車で約10分くらいしか離れていません。工場見学にいらしたお客様はご存知ですが、江戸川沿いにありましたので、橋を渡っただけ!という感じのところが、移転した場所となります。
旧工場。

旧工場の後片付けと清掃
たぶん私より年齢がいってる旧工場です。木造・瓦葺で内部は小屋梁、小屋束の木組みが見て取れます。実はテクノグリーンの2階建てウッドデッキはこの木組みを参考にして設計していました。・・・・・・という冗談はさておき、木組みを眺めながらウッドデッキを製作すrというのも乙なもので、私的にはこの工場が気に入っていたのですが。。。。。
なんとこの場所は土地区画整理地域に指定され、立ち退きです!!!!!

名残を惜しむ工場長
いやぁ~しかし、設備類がなくなってこうして壁を見てみると古くなっているし、あちこち破れているところもチラホラ。
半分は工場長が壊したとか?
あっ。紹介が遅れましたがテクノグリーンの工場長です。名前はユンボ、♂8才です。仕事の手助けにはなりませんが、休憩時間の職人の癒しが重要な役目となっています。今回は寂しげな哀愁を感じさせる後ろ姿だけにしておきます。近いうちに正面顔を含め紹介させていただきますので、お楽しみにというか驚かないでください。・・・・何が?

旧工場内部
何故かサーフボードが転がっているけど、ここは材料を置いてあった倉庫棟です。右上の棚にも加工したバルコニーウッドデッキの部材で一杯になっていましたが、何にもなくなると寂しいもんです。

旧工場の外側全景
外周りもすっかり片付け終了で後は引き渡すだけ。たぶん数ヶ月以内には取り壊され、整地されるでしょう。
この工場は2箇所目で丸7年居ました。ここで作られたウッドデッキも数百を数え、懐かしい限りです。・・・・ご苦労さんでした。
紙面が少なくなりました?というか時間がなくなりましたので、次回で新工場を紹介させていただきます。
投稿者:technogreen | カテゴリ:その他 | 投稿日:2012年1月26日
24日の雪はすごかったですね。
この日は流山市のマンションでバルコニーデッキの施工が入っていたのですが、普通は工場から近いので15分くらいで行けるところなのですが、雪道渋滞でなんと2.5時間以上もかかってしまいました。お客様もまだ住んでいなくて、当日立会で朝に待ち合わせだったのですが、お客様も2時間ほどの遅れ。施工場所がバルコニーなので当日さえ雪が降っていなければ大丈夫と、判断して予定通りで決行したのですが・・・・。
道路の事は全然考えていませんでした。・・・それでも、施工グループは当日夕方までには無事、施工を完了してくれましたが・・・・
この施工は別の日に改めて紹介させていただきます。今日はウッドデッキの「凍結融解」のお話です。
「ん!凍結融解って何だ?」とか「木材でも凍結融解があるのか?」という疑問を持たれる方がいると思います。
凍結融解とは普通、コンクリートに水が浸み込み、これが氷ると体積が約1.1倍になることによりコンクリートが割れる現象をいいます。
それが木材、それもウッドデッキのように板材を平置きしたような状況では、比較的、雪が降った”後”に発生する事がまれにあります。
特に割れ幅が大きくてやわらかい木材をウッドデッキ床板に使用すると起きる事があります。
次の写真はテクノグリーンの会社エントランスデッキの昨日の写真です。

階段部に残っている雪
前々日に降った雪がまだ一部残っています。・・・・・雪かきをしてないもんで・・・・

エントランスウッドデッキにも
一昨日の夜に降った雪が積もり、翌日の夜にまた相当冷え込みました。
こういう翌日の夜が凍結融解が起きやすいのです。
最初の雪は融けていないので、そう木材の割れ目に入っていくこともありません。ところが、翌日の昼間に融けだした雪が水となり常時、割れ目に供給されていて夜に凍結するという現象となります。
木材で凍結融解を起こすと、割れ目が大きくなり、次回はそこに入り込む水が多くなって、なおいっそう大きな割れ目になってしまうという事が考えられます。

除雪して割れ目を確認
当社のエントランスデッキはイペ材です。施工して5年経ったウッドデッキですが、ご覧のように凍結融解による割れは確認されませんでした。まぁ~いくら寒かったといえど、関東地区ではそんなに気温は下がりませんので、あまり参考にはならないかもしれませんが・・・
ただテクノグリーンでは10年以上前に、北海道の林産試験場でこの「耐凍結融解性試験」(-20℃と常温を6回繰り返す)を行って、イペ材は他の木材と比較すると非常に割れが小さい事を確認しています。
この試験から、比重が大きくて元々割れが小さいイペ材は凍結融解の被害は少ない。これは他の外的要因からも同じように割れが大きく出ないと推察されますので、そんなところからもウッドデッキ材にはイペ材をお薦めしています。
イペ製のウッドデッキはこちらのホームページで。
イペ材のサンプルとウッドデッキ資料請求はこちら。(地域限定となりますが無料です。)