扉付きのルーフバルコニーウッドデッキ~千代田区~前編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2012年7月17日

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前回は遠方の山梨県の別荘傾斜地ウッドデッキでしたが、今回はうって変わり、東京のど真ん中、皇居にほど近い千代田区新築マンションのルーフバルコニーとベランダへのウッドデッキ施工紹介となります。それも扉付きで。

さっそく施工前の写真から。

施工前ルーフバルコニーその1

施工前ルーフバルコニーその1

ルーフバルコニーから見た街の風景

ルーフバルコニーから見た都心の風景

ルーフバルコニーから見た街の風景

排水溝

ご覧のようにルーフバルコニーは出入りが多く、排水溝も外側ではなく中央部にあります。

そしてベランダは。

施工前のベランダ

施工前のベランダ

逆に凹凸が全くないベランダ。避難ハッチのみです。ただし、室内からベランダまでの落差は20cm以上です。

意外に、ベランダはこのように凹凸が全くないのは珍しく、たいてい1~2ヶ所は小さくても出入りがあるもんですが。

採寸する側には、こんな簡単な形状はありません。楽勝のハズだったんですが・・・・・。これが命取りに。~この続きは次回で!

別荘の傾斜地ウッドデッキ~北杜市~出張施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ, 別荘地ウッドデッキ | 投稿日:2012年7月14日

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前回の続き。山梨県北杜市の別荘、傾斜地ウッドデッキ施工完了の巻です。

施工部隊はもちろん泊まりがけです。遠方で施工する場合は晴れが連続する天気、できるだけ事前に工場で加工する、施工部隊の人数を多くし、短期間で仕上げる。・・・・・これらが大原則ですが、天気の読みが難しい。特に山は。一昨年の軽井沢の別荘ウッドデッキの場合は、天気予報ではず~っと晴れだったのが、毎日夕立に遭うはめに。

傾斜地ウッドデッキ内部

傾斜地ウッドデッキ内部

幅狭横ボーダーフェンス

幅狭横ボーダーフェンス

前の景色が良く見えるように、幅の狭い横ボーダーフェンスですき間も広いのを、お客様は選択。当初、山の別荘には、横ボーダーフェンスは似つかわしくない?と心配されていましたが、全然問題なしです。

物干し竿掛け金物はお客様の支給です。

ウッドデッキの下横から

ウッドデッキの下横から

正面下から

正面下から

柱の下の方に見える青いのは柱のスカートです。そんなわけはありません!新しいデザイン。でもありません。

オリジナルの柱金物を取り付けるにあたり、増し打ちしましたコンクリートの養生用カバーです。4~5日後に、これだけ外しに北杜市まで来るのは大変ですので、この後に別荘のリフォームに入る地元の業者さんへ取り外しを頼んで帰って参りました。

今回の別荘傾斜地ウッドデッキの紹介はこれで終了ですが、打ち合わせでこの周辺を散策したり、車で廻ってみると、多くのウッドデッキが見られましたが、その内の多くが朽ちていて使用されていないような気がしまた。もったいないですよね。

この周辺で別荘をお持ちでウッドデッキが朽ちてきているお客様は、「このブログを見た!」と、ご連絡いただければ本来、施工地域外ですが、ご対応させていただきます。

10年保証のウッドデッキのお問い合わせはこちらから。

別荘の傾斜地ウッドデッキ~北杜市~打ち合わせ編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ, 別荘地ウッドデッキ, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2012年7月11日

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今回のご紹介は、傾斜地でのウッドデッキです。

お客様から電話をいただきました。「施工地域に山梨県が入っていないようですが、ダメでしょうか?」

すぐに断れない私はつい理由を聞いてしまうと。「山梨県内にある別荘のウッドデッキが腐ってきているので換えたい。イペ材を良く知っていて、ウッドデッキならイペ!今回別荘のリフォームするので、一緒に地元の業者へ頼んだが、イペでのウッドデッキ施工はできないと断られ他の材を薦められた。」

要約すると、まぁ~、ざっとこんなお話でしたので、中央高速で八王子のちょっと先が山梨という感覚の私は「少々、出張経費が掛かりますが、それでもよろしければ」・・・・・この後、詳しいご住所を聞くと。

「八ヶ岳の麓の北杜市です」・・・・えっ!八ヶ岳って長野県じゃないの?ちょと先が長野県?八王子からは、ずぅ~と先!・・・後の祭りです。

まっ、仕事で空気の良い場所へのドライブも、たまには良いもんです。イッテキマシタ!日帰りで。

既存の傾斜地ウッドデッキ正面

よく山の別荘地で見られる傾斜地に建てられたウッドデッキです。

傾斜地ウッドデッキの既存基礎

傾斜地ウッドデッキの既存基礎

柱が載っている基礎は凍上による被害は起きていないようです。ちなみにこの地区の凍上深度は90cmとか。しかし基礎の大きさが少々小さく、安定性に欠けるので今回はテクノグリーンのオリジナル柱金物を使用の上、基礎の増し打ちをする事に。この提案には、お客様も基礎の大きさに不安を持っていたらしく了承していただけました。

腐ったウッドデッキ床板

腐ったウッドデッキ床板

お客様に聞きますと使用木材はヒバだそうです。

もう、あのヒバ独特の香りはしていませんでしたが、切断したら中からは良い香りがしてきそうです。国産の木材の中ではこのヒバの香りが私は一番好きです。昔むかし(何十年前じゃい?)、公共事業で、床板はイペ、手摺は青森ヒバという工事を行った事があり、思い出されました。

ちなみにこの香りはヒノキには殆ど含まれていないヒノキチオールという成分で、レッドシーダーの香りもこの成分とか。

腐ったクロスフェンス

腐ったクロスフェンス

床板より、いつものクロスフェンスの付け根部分。これが今回も腐っていました。せっかくヒバを使っているのに、もったいないですね。

お客様に聞くと、やはり一番最初に腐ってきていたそうです。別荘・山荘ではこのクロスフェンスが多く見られますが、施工方法を間違えると、ここからやられます。・・・・・フェンス形状の変更が決定。

採寸・調査・打ち合わせを終了し、帰りがけ近くの別荘地を数分だけ、散策して日帰り。・・・・・残念。どこかのコテージにでも泊まりたかった。というより、家に帰りたくなかった・・・・・。(これが本音か?)

でも、気持ちいい空気をたくさん吸えて、良い一日でした。また後の祭りをやってしまおうかな?

この施工完了編は次回で!