大規模修繕後の再組立て2か所を~横浜市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, マンション大規模修繕時サービス, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年6月12日

タグ: , , , , , ,

今回の紹介は、このブログで2年半前に投稿しました「横浜市のルーフバルコニーとベランダ2か所でウッドデッキを施工」させていただいたお客様です。

中古マンションをご購入され直ぐにウッドデッキの施工をされたのですが、実はこの時すでに2~3年後に大規模修繕工事があることはご存じでした。
ただ、ルーフバルコニーを活用したいとお考えでしたので、大規模修繕までウッドデッキのある生活を楽しみたい・・・・・・という事で施工に踏み切りました。

昨年の11月に取り外したのですが、お客様からこのご依頼を受けた時に、「この2年間十二分活用していました」とのお話でした。・・・・良かったですネ!

これと同じような状況で、ご相談を受ける事がたまにありますが、1年以内の工事が決まってる時はさすがに再考を促しますが、それ以上の場合はお客様の判断にお任せしています。

 

それでは、新設時の写真から連続で。

 

新設時のルーフバルコニーデッキ

新設時のルーフバルコニーデッキ

 

新設時のベランダデッキ

新設時のベランダデッキ

 

さて、次は取り外し時の写真。

 

取り外し時のルーフバルコニーデッキ

取り外し時のルーフバルコニーデッキ

取り外し時のベランダデッキ

取り外し時のベランダデッキ

 

こうして2年間使用後の色を比較して見ると、ずいぶん差があります。日当たりの差ですね。やっぱりルーフバルコニーは庇が無い分紫外線の当たる量が違うんですネ!

今回大規模修繕工事は約半年近く掛かり、その間当社工場で保管していた時の写真。

 

工場内材料置き場

工場内材料置き場

保管中のウッドデッキ

工場保管中のウッドデッキ

 

 

先月、施工させていただいたお客様が、保管中のウッドデッキを実際に見てみたいと工場見学にいらし時の写真です。
この時は、これを含めて確か6ケ所分を保管中でしたが、これらを見、安心されてご注文いただきました。・・・・・この頃、マンションのウッドデッキのお客様は工場見学と合わせ、この保管中のデッキをご覧になりたいという方が増えてきています。
経年変化の具合を確認するには、丁度良いのかもしれません。
「必ず保管中デッキあり」というわけではないですが、だいたい数か所分は保管中のデッキがあると思いますので、ご希望の方はお問い合わせください。

テクノグリーンのこの「マンション大規模修繕時のサービス」は、基本は取り外し・一時保管・再組立てなのですが、オプションで高圧洗浄、サンダー掛け、塗装をご用意してあります。
今回のお客様は高圧洗浄のオプションをお申込みいただきましたので、その写真を。

 

再組立て後のルーフバルコニーデッキ

再組立て後のルーフバルコニーデッキ

 

再組立て後のベランダデッキ

再組立て後のベランダデッキ

 

如何でしょうか?グレー色になっていたのは汚れのせいもあるのかもしれません。表面汚れは高圧洗浄や、ご自分でもできる水を掛けながらデッキブラシで洗ってやると、かな~り綺麗になります。

半年ぶりのウッドデッキに、お子さんも大喜びですね~!

大規模修繕工事が終了したら、すぐにウッドデッキが欲しいというお客様の御要望で通常ルーフバルコニーとベランダの再組立ては2日かかるのですが、2班の職人を入れて1日で両方を完了させました。

さて、今回はお客様からご質問が多い「大規模修繕時サービス」を新設時から順を追って写真で説明させていただきましたが、マンションウッドデッキをご検討中の方は資料請求をこちらから。サンプル付で無料です。

 

実は今日も新宿区でお預かりしていたベランダウッドデッキの再組立てをしているのですが、機会がありましたらこのブログで紹介させていただきます。

 

 

 

 

目隠しフェンスと縁側デッキ~流山市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年6月7日

タグ: , , , , ,

今回は、千葉県流山市の新築戸建の庭へ目隠しフェンスと庭ウッドデッキというよりは「縁側デッキ」施工例の紹介です。

新居へお引っ越し前に資料請求いただきまして、ご入居後直ぐでの打ち合わせとなりました。
資料と写真集で事前にご検討いただき、だいたいのプランニングをされたていたようです。

007

 

土地区画整理地域で、お伺いしました時には裏と隣の家の工事も始まっていました。

ご覧のように、裏側もお隣も近接して家が建つので、庭で寛ぐには。。。。。。。。という状況ですので、家が建つ前に目隠しフェンスで寛げる空間を作ってしまおう!ちょっと腰掛けれる縁側も!

 

006

この面に縁側ウッドデッキをご希望。
奥行きがあまりない事から、縁側の出幅サイズをいろいろと検討し決定。

目隠しフェンスも高さ2mがご希望。この高さで延長が13mもありますので、通常は控えを付けるのですが、なるべく植栽分を広く取りたいとの事で控えは無し。
昨今の突風を考えると、この仕様では倒れる可能性が大きいので基礎は鉄筋入りの連続基礎。

背の高さがある目隠しフェンスは、ウッドデッキと一体化して施工する場合はウッドデッキ自体が重しとなって倒れる事はないのですが、独立フェンスの場合は厄介です。
建てる土地の土質(今回は造成地で盛土)、目隠し板のすき間、延長、高さ、周辺の環境条件等を考慮して施工しなければ、転倒や支柱が折れる危険性があり神経を使います。
このような複合条件を考慮して設計するので、ハッキリ言って私にとってはウッドデッキより難しい~。あんまり悩みたくな~い。・・・・・といってもいられませんが。

そしてこの基礎をどう作るか、柱間隔をどうするかにより価格も全然違ってきます。
「目隠しフェンスはmあたりいくら?」と電話で聞かれるのですが簡単に答えられないのは、こんな理由からです。悪しからず。

 

それでは完成後の写真から、初めは縁側デッキ。

 

縁側デッキ画像

縁側デッキ

出幅は70cm。幕板も付けて木口は隠しています。
純和風の縁側は木口をオープンにして、施工するのは多分ここから腐るのをすこしでも防ぐ湿気がこもらないための施工だと思います。
ただイペ材を使用して水抜けを良くする施工方法をとってやれば、大丈夫。実際、18年前にこの方法で施工したウッドデッキが健在です。

P4230007

 

縁側デッキは、単に腰掛けてまったりとお茶するだけでなく、部屋同士が外で繋がっていますと、何かと便利です。

 

目隠しフェンス画像

目隠しフェンス完成

 

縁側デッキ完成後、基礎工事の養生がありましたので、しばらくしてからウッドフェンスの施工。その間にお客様はご自分で植栽をほぼ終了されていました。

 

奥のウッドフェンス、コーナー画像

奥のウッドフェンス、コーナー

良い感じですネ!これでお隣に家が建っても気にならなくなりそうです。

 

P5010029

写真ではなかなか伝えきれないのですが、本物の木のフェンスと偽物(樹脂木やアルミ)フェンスとの質感の差。こうして植栽が近くにあると、より一層その差が判ります。

 

という私の感想で、「ウッドフェンスと縁側デッキ」の紹介は終了。

次回は、またマンション大規模修繕工事後のルーフバルコニー・ベランダウッドデッキ取り外し・再組立ての紹介です。マンションベランダへウッドデッキをご検討中の方、必見です!

ログハウスのウッドデッキが腐ってきて~小美玉市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 戸建てベランダウッドデッキ, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年6月3日

タグ: , , , , , ,

今回の紹介は茨城県小美玉市のお客様。ログハウスを建てられた時に一緒に作ってもらったウッドデッキの取り替え工事です。

築10年ちょっととか。木材は防腐注入された材料を使用していて、家と同様に手入れをしていたようですが、数年前から床板が抜け落ち交換もしていましたが、フェンス部分も腐り始めて・・・・。
そこで今回は使用する木材を充分に検討して、耐久性に優れたイペ材で。

そういえば、この頃お客様から「ハードウッドは全部同じように耐久性が高いんでしょ?」と聞かれますが、答えは「ノー!」です。
正解は「ハードウッドの中には非常に耐腐朽性が高い樹種がある」です。

特に「海外で何十年も腐らず使用されているから大丈夫」な~んて情報で、耐久性があると思っていると大間違い。海外では50年腐らないはずの木で作った木橋が10年もしないで落橋した例もありますし・・・・。
気候風土が違う日本では、日本のJIS試験方法に則った試験と10年以上の実証結果で判断するのがベストと思いますが・・・・・・。

テクノグリーンでも、数種のハードウッドでデッキを施工していますが、上の2つをクリアしたイペ製のウッドデッキのみ、10年保証しています。
実際にJISの腐朽試験を行ったそのデータと、創業から18年間、施工してきた経験を基にした10年保証です。

 

話がそれましたので、戻しまして現地調査・打ち合わせ時の写真から。

 

 

広い庭のウッドデッキ

広い庭のウッドデッキ

 

先々月このブログで紹介しました同じ茨城県笠間市のお客様と同様に広~い庭にデッキがあります。

006

 

一見すると、まだまだ大丈夫?

 

床板の腐れ画像

床板の腐れ

 

防腐注入材でもこのように腐っています。やっぱり木口が弱いですね~。

 

フェンスの腐り

フェンスの腐り

実はこの縦格子フェンス、横桟と格子材はテクノグリーンで行う留め方と全く同じ方法で雨水を抜けやすく製作してあったので、この部分は腐っていませんでした。
・・・・・・・ただ残念ながらフェンス笠木は面で雨を受ける関係から水が溜りやすく・・・・・・防腐注入木材の限界か?

お客様との打ち合わせで、ウッドデッキ、フェンスデザインは今までと一緒。一部フェンスの取り付け位置と、階段をステップへ変更。
ログハウスに住まわれているくらいですから日曜大工、DIYはおてのもの。
道具もお持ちのようで解体撤去は、お客様が担当。施工に入る前週の休日に「完了」しました!」と、写真添付のメールでご連絡いただきました。

 

いただいた写真が下2枚。

ウッドデッキ撤去後の全体

ウッドデッキ撤去後の全体

 

残った束石

残った束石

 

隅の束石だけは、家基礎と一体化していて撤去できなかったそうです。・・・・こうして事前に連絡いただきましたので、対処が楽になりました。

 

いざ、こちらの施工の出番です!

 

施工途中?ハシゴ?

施工途中?ハシゴ?

 

なんで庭デッキなのにハシゴが要るんだ?

 

2階ベランダ

2階ベランダ

 

実は、2階ベランダの床材も同じ防腐注入木材を使用していた為、イペ材での交換を追加ご注文いただいてました。

縦格子フェンス付デッキ画像

以前と同じ縦格子のフェンスデザインです。高さは1m。これも全く一緒。

1段ステップ

1段ステップ

ささら階段をステップへ変更。
階段も作り方を間違えると腐りやすい部分のひとつです。

 

縦張の床板

縦張の床板

 

板張り方向は横張りだったのを縦張へ変更。出幅が3.3mでしたので長尺の1枚板で。

 

という事で、今回は縦格子フェンス付ウッドデッキの紹介でした。

次回は目隠しウッドフェンスをメインとした工事の紹介です。もちろんウッドデッキもあります。お楽しみに。