ベランダ3ケ所をウッドデッキに~さいたま市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年5月20日

タグ: , , , , , , , , ,

昨年の秋に、埼玉県さいたま市で春に竣工となる新築高層マンションを購入れたお客様が、間取り図面を持たれてご夫婦で来社いただきました。

図面を拝見させていただきますと、お部屋は30階以上。いわゆる超高層ってやつですね。
そして角部屋でベランダも3ケ所。予算が合えば3ケ所の施工をご希望でした。

当社打ち合わせルームには、ベランダ用のウッドデッキには「すき間無しタイプ」と「すき間ありタイプ」の実物大サンプルを用意しています。

すき間なしサンプル

すき間なしサンプル(イペ)

 

すき間ありサンプル(イタウバ)

すき間ありサンプル(イタウバ)

このふたつを見比べてお選びいただくのですが、ご夫婦そろって「すき間無し」を指さされました。
というか、サンプルをご覧になったお客様は今まで皆さん「すき間無し」をお選びになっています・・・・・・・価格はすき間無しが10%以上安くくなるんですが・・・・

ちなみに、このすき間無し施工は湿潤時膨張が極めて小さいイペでしか出来ません。

さて話は今回のお客様に戻りまして、図面からの見積もりでご予算内という事で2月の内覧会時に同行させていただき3ケ所の採寸を。
(最近は引き渡し日より、かなり早めに内覧会が行われるマンションが多いような気がします。)

002

こちらはリビング前のベランダ。

007

005

こちらはキッチン横のベランダ。開き戸と引違の戸があります。

010

最後がご主人の書斎兼ホビー室になる予定の部屋のベランダ。
ホビー室の屋外作業場として使う予定なので部屋と一体感が生まれるウッドデッキにと。

さて施工が終わったウッドデッキを。

IMG_1640

IMG_1639

 

IMG_1638

上3枚の写真はリビング前のウッドデッキ。
ガラスフェンスの下すき間に、万が一すき間がから物が転げ落ちたらと心配されたお客様が考えられた「すき間隠し板」・・・・・30階以上なので小さい物でも下に落ちたらと。。。。。。。

IMG_1636

IMG_1637

キッチン横のベランダ。こちらの方は奥行きがあり、使い道も多そうそうです。

IMG_1634

IMG_1635

こちらが書斎兼ホビー室前のウッドデッキ。
施工途中の写真のようで、左に見えるのパネルを最後に取り付けて完成・・・ではなかった。例の「すき間隠し板」の取り付けが残っていました。・・・・・・追加工事で後日の取り付けとなりました。

 

すべての施工が完了して、お客様から

「ていねいな施工をしていただき、ありがとうございました。
考えていた通りのウッドデッキとなり、満足しています。
また、追加対応にも応じていただき助かりました。
大規模修繕の際には、対応をお願いしたいと考えていますのでよろしくお願いします。」

——–10年以上先の事になると思いますが、大規模修繕の日程が決まりましたらご連絡ください。——-

これで今回の紹介は終了。次回もまた新築高層マンションのベランダウッドデキを。

目隠しウッドフェンスは難しい~三郷市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年5月16日

タグ: , , , , , , , , ,

埼玉県三郷市へお住まいのお客様から

「2012 10の隣家との目隠しウッドフェンス~松戸市~後編をみてメールしました。ぜひうちも隣家との目隠しウッドフェンスを設置したいと思ってます。概算でどれくらいになるでしょうか?既存のデッキは800mmで幅は4300mmです。境界線までは800mmです。」

と、次の写真と共にお問い合わせいただきました。

 

20160402_135454-600x800

目隠しウッドフェンスの目的は、大きく分けると道路からの他人からの視線を隠す。
もうひとつが、今回の場合のように自分が見たくない物を隠す。

最近は後者の方が多く、隣家のブロック塀があったり、リビング前に隣家が境界線ギリギリに建っているとか。
しかもトイレやお風呂、洗面所の窓がある方が・・・・・・毎日眺めていたくはない景色ですよね。

さて、ウッドフェンスのみの場合と、ウッドデッキ+ウッドフェンスの2パターンの概算見積もりをさせていただき、「ウッドデッキも」という事で調査へ。

017

いただいた写真と同じアングルですが、よくよく見ますと境界ブロックの横に穴を掘った跡が・・・・・・

当初、DIYで考えていたようですが、支柱を建てる”基礎をどう作るか?”で断念されたようです。

実は、この目隠し目的の”ウッドフェンス”は立地条件によりましては、ウッドデッキより数倍、設計・施工が難しいんです。

高さ、板間すき間、フェンスの総重量、基礎を打つ場所の土質と、条件が案件ごとに変わります。なんせ上が重いウッドフェンスは風で基礎ごと倒れてしまいますので。
・・・・・・おまけに境界ブロックぎりぎりに支柱を建てる場合は特に。

——-コストを無視して設計するなら、なんてことはないのですが、そういう訳にもいきませんし———

019

奥側から入口を見たところ。ほんと、目の前に隣の家が迫ってきている感じ!

018

打ち合わせ時に、ウッドデッキ&フェンスはこの室外機まで伸ばす事に。
ついでに既存のウッドデッキも撤去して全てイペのウッドデッキにというのがお客様のご希望でした。・・・・・まだ新しくて腐ってはいませんでしたが、後々の事も考えられたのかも。

打ち合わせも終わり施工へ。

IMG_1815

施工完了。
目隠しフェンスの高さはウッドデッキからは1.5m、地面からは2m。
ついでに40cmし高くした位置にタープ用のフレームとその金物を取り付け。

IMG_1820

室外機カバー。ベンチ高さに仕上げています。

IMG_1812

奥からの写真ですが、完全にお隣の壁や窓は視界から消えています。

IMG_1817

駐車場からウッドデッキへの入り口。元のコンクリート階段にすり合わせてステップを製作。
これで、ぐっとウッドデッキも使い易く。

これら追加のアイテムは、打ち合わせにお伺いするまでにお客様がいろいろと思案されていた物です。決して私が押し売りした訳ではありません。念の為に。

これらの追加アイテムは、ウッドデッキと”一緒”に施工すれば意外とコスト的には掛からないものなんです。後で追加工事で行うと、私も見積もりしたくないほど高くなりますが。

今回の施工例紹介のキーワードはこの”一緒に”なんです。

ここでウッドフェンスの基礎と倒れの話に戻りますが、今回はブロックぎりぎり、高さも地面から2m以上ですが、特別な基礎は打っていません。

ウッドデッキの構造部分で、いつもとはちょっと違った施工方法をとる事により、ウッドデッキと”一緒に”なったウッドフェンスは倒れなくなります。

つまりウッドデッキが倒れ防止の”基礎”の役割をはたしています。

・・・・・・ただし、この工法で使える木材は強度(特にせん断力・圧縮力)が大きいハードウッドに限られますが。

このウッドフェンス用の基礎がなくなるだけでコストが大きく下がり、追加オプションのひとつやふたつはこれで賄えたかも。

施工が終わり1週間ほどして

「ウッドデッキが出来て娘が非常に喜んでいます。
長く使え、メンテナンスも楽そうなので大変満足しています。」

前のウッドデッキからみますと面積も倍以上のうえ、いろんな機能が今回は付きましたから使えるウッドデッキになりましたよね。
メンテナンスに関しては、ウッドデッキ”経験者”ならではの感想かと。

それでは、次回の紹介は新築マンションのウッドデッキを連続で!

屋上とベランダにウッドデッキ~川崎市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ワンコ・ニャンコとウッドデッキ, 屋上ウッドデッキ, 戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年5月9日

タグ: , , , , , , , , ,

神奈川県川崎市へお住まいのお客様から、問い合わせページで
「3階建ての屋上(280×350)のウッドデッキと、2階ベランダ(98×350 ※高さを出したい)のウッドデッキを検討中です。この春、屋上にオーニングの設置が決まっているので、屋上の方が優先です。」

と、見積もりご依頼と資料請求をいただきまして資料送付と同時に見積書を。

「予算内ですので、採寸お願いします。」と、お電話をいただき調査担当者がお伺い。

003

005

004

先ずは3階の屋上。
そして、この手摺壁に付いています外水道をなんとか見栄え良くしたい!ウッドデッキに水受けも付けたい!

そうですよね。水道管がむき出しだなんて。。。。。せっかくウッドデッキ化するんですから全体が”おしゃれ”じゃなくてはね。

011

こちらが2階のベランダ。主な目的は段差解消ですかね。サッシ下までの13cmほどを嵩上げします。

IMG_1694

こちらが出来上がった2階のベランダウッドデッキ。ベランダへの出入りが楽ちんに。

IMG_1696

と思ってたら、なんとワンチャンの特等席だったんですね。(短い脚でも苦労なく出れます)・・・・・・それにしても、さっそく鎮座しているこの姿!

IMG_1698

IMG_1699

屋上ウッドデッキの入口を外から。こちらもバッチリと段差解消。

IMG_1700

同じく内側から。
小さなお子様がいてもこれだけ段差が無くなると安心ですね。

IMG_1697

最後の写真は、水道管の木カバーとレンガ製の水受け。
この水受けからの排水はウッドデッキが二重床構造ですので下に配管して排水口まで。

水道管は上部もイペ材でカバーしています。上から吊ってある状態でしたが、立水栓に見えるようデザインしました。

水受けは、お客様からの支給品で先に購入していただきサイズを事前に連絡いただいていました。
そのサイズに合わせて木製カバーは工場で半製品に仕上げ、現場で組み立て。

これで、ベランダウッドデッキ、屋上ウッドデッキ、水道のカバーも含めて半日ちょっとで完了。
・・・・・一番大変だったのが、3階屋上(実質4階部分)までの荷揚げだったとか・・・・・

 完了後、お客様からメールで

「ウッドデッキとても快適です。
娘、愛犬ともに喜んでおります。

どうもありがとうございました。
また別箇所お願いすることもあるかと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」

で、今回の紹介は終了。