縦格子フェンスとベランダウッドデッキ~流山市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ベランダウッドデッキと木製フェンス, マンションベランダウッドデッキ, ワンコ・ニャンコとウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年7月11日

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今回の紹介はマンションベランダへの縦格子ウッドフェンスとウッドデッキ。

5月の連休中にご夫婦でマンションの間取り図面をお持ちになってご来社いただきました。
5年前から千葉県流山市内の新築マンションへお住まいで、ずう~っとベランダのウッドデッキ化を考えていたそうです。

ペット可のマンションで、ニャンコを飼われています。ニャンコの遊び場としても可能にベランダを改造したいというご希望で、一緒にウッドフェンスも。

縦格子のウッドフェンスを付けたいとの事でしたので、格子幅の検討。今まで施工してきました格子幅は6cmすき間も6cmでしたが、すき間を狭くしてニャンコが出られないように今回は格子幅4cm、すき間も4cmに。
当社打ち合わせスペースには、いろいろな材寸法のサンプルを置いていますので直接ご覧いただけます。(特にイペの断面サイズは10種類以上と豊富にあります)

打ち合わせ内容に基づき見積もり後、後日採寸へお伺い。

 

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一番多いパターンですが、こちらもベランダからサッシ下までは5cmほどしかありません。
避難ハッチにも蓋をしたいし、またぎ段差と同じ高さにしたいのでウッドデッキの高さはサッシより上になるように施工します。

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このアルミフェンスを隠すように縦格子のウッドフェンスを取り付けます。
そうそう、それと両サイドに物を掛けれるようなフレームもご希望でした。・・・・マンションのベランダって穴ひとつ開けれないので、何かを引っ掛けたり吊るすことって出来ませんものね。

それでは、どんな風になったかは下の写真で。

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このようなフレームです。さっそく何か取り付けているようですが、私は施工に立ち会っていないので、残念ながらこれが何かは判りません。

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もう片方のサイドにも。
こうしてフレームがあれば、マンションの躯体には傷つけることなく、これに何でも吊るす事が可能になります。こちらには何が取り付けられるのでしょうか?

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避難はしごのハッチ蓋部分。
今回のウッドデッキもイペでしたので、いつものようにすき間無し施工になっているのが床をご覧なれば判ると思います。

今回のお客様もご来社の折り、”すき間あり”と”すき間無し”の実物サンプルをご覧になり、迷うことなくすき間無しをお選びになりました・・・・・・実物を見たらよ~く違いが判ります。

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室外機のホースが固定されていませんでしたので、施工の時に室外機はウッドデッキの上に設置し直せました。
もちろん、室外機からのドレンホースは床下へ隠して排水溝へ。これもウッドデッキ化する大きな効果です。したの施工前写真と見比べてください。

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無機質なアルミのフェンスは、このように温もりあるウッドフェンスに変身。したのすき間も愛猫が抜けださないように4cm以下に。

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部屋の中から見たウッドデッキとウッドフェンス。
またぎ段差の高さにしていますので、ウッドデッキは室内より1段上がった感じとなっています。ちょっとしたステージ?

このステージ上でニャンコの寛ぐ姿を見られる事ができるでしょう。

では、これで今回のステージの紹介ではなく、ベランダウッドデッキ&ウッドフェンスの紹介は終了。

大規模修繕保管中に塗装~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年7月8日

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今回の紹介はマンション大規模修繕工事のサービスです。

昨年の暮れに横浜市にあるマンションにお住まいのお客様から大規模修繕工事が開始される旨の連絡を受けました。
10年前に、こちらのマンションでは2ケ所のベランダウッドデッキを施工していました。ほどなくもう一人のお客様からも同じ連絡を受けまして、同時に取り外しへ。

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さすがに10年経っていますので、色はだいぶ抜けていますがイペの独特の木目は、ご覧のようにはっきりと残っていますし表面の傷みも見られません。

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全て取り外した状況の写真。

さて、こちらの2ケ所を工場へ持ち帰り保管となります、こちらのマンションは大規模マンションではないのですが、修繕工事に6ヶ月以上も掛かるとの事。
今までの経験からすると、普通は3~4ヶ月くらいで大規模マンションの場合で5~6ヶ月くらいなんですけど、工事業者や工事内容によって違うのかも?

さて、そのたっぷりある保管期間に今回のお客様は、塗装をオプションで申し込まれましたので塗装を。
この時にウッドデッキを全品チェックするのですが、まだ10年しか経っていませんので腐朽はゼロ!10年保証なので当然といえば当然ですが。
今の状況から推察すると、次回までの大規模修繕時まで充分使用できます。

——-最近も、この10年保証についてご質問を多くうけるのですが、テクノグリーンでは15年以上前からウッドデッキに使用する木材の腐朽試験を公的試験機関に依頼して試験結果を得ていますし、20年以上実際に自社で施工しましたウッドデッキをこうしたチェックを繰り返してきて”イペ”のウッドデッキのみを10年保証しています。やみくもにハードウッドなら何でも10年保証している訳ではありません。———-

この、10年保証につきましての試験結果を含めた資料はこちらから。

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再組立て完了。
テクノグリーンのベランダウッドデッキは、床板を1枚1枚張り付ける訳ではなくパネル化されているので、このくらいの大きさですと搬入も含め2時間も掛かりません。

元々、この大規模修繕時の保管・再組立てを想定して設計施工しています。これが大規模修繕時のサービスは、コストダウンしてお客様に提供できる所以です。

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工場で2回塗装していますので、組立て後は軽くタッチアップのみで完成。

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タッチアップ終了後の色。
10年経ってもイペは塗装してやると、新品同様とはいいませんがちょっと渋めの色合いでイイ感じ!

ちなみに、こちらのお客様は室外機はホースが固定され動かせませんでしたので、室外機の横部分は1段低いBタイプで施工しています。

それでは、今回の大規模修繕時サービスの紹介は終了。次回はマンションの”新設”ベランダウッドデッキです。

直角の無い戸建バルコニー~世田谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年7月2日

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今回の紹介は、世田谷区にあります新築間もない戸建バルコニーウッドデッキの紹介です。

資料を送付させていただいた後で、ファクスで寸法の入った手書き図面を送っていただき、見積もりさせていただきました。
形状は台形でした。

概算見積もりの後、ご予算内ということで担当者がお伺いしまして採寸。。。。。

 

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先ずは、いつものように高さの確認。
こちらの開き戸も掃出しの引き戸の方も15cmあり、ウッドデッキを施工するには問題はありません。

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さて平面ですが、確かに台形に見えるのですが、測り始めると何か違うな?

たいてい台形といっても、直角の部分が1ケ所はあるのですが、このバルコニーは直角が1ケ所もないバルコニー。
それも現場の施工精度が悪くて矩(カネ・直角)が出ていないのではなく、どうも設計の段階からこういう造りのようです。

こちらのバルコニー、横幅は長いのですが出幅はご覧のように短い。という事はこの場所で出来る作業は限られてきます。
調査担当者は、なんとか現場での作業を少なくするべく必死で採寸を。・・・・施工職人はこういう場合、矩を出す道具を持っているんで簡単に角度を測れるのですが・・・・・

でも、おかげ様でなんとか現場作業を極力減らせる製作図面を作成する事ができました。

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完成しましたバルコニーへ大きな鉢を置いて。えっ、置いてない?

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実はこの鉢はウッドデッキをくり抜いてはめ込んでいます。そう、倒れないように。

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赤ちゃんがいらっしゃるお客様。その理由もあってすき間無し施工のイペバルコニーウッドデッキをお選びになりました。
ですから、排水口部分もこのように蓋をして隠しています。

知り合いの工務店さんにすすめられて、当社へ問い合わせをいただきましたお客様。
施工完了後のアンケートで、

「赤ちゃんがいるのでいろいろ大変なことを気づかって下さって、細かい気くばりをしてくださいました。
重たい鉢や樹木を2Fまで上げて下さいまして、ありがとうございました。」

今回のウッドデッキは調査担当者、設計者(ちなみに私)、製作・施工の職人との連携でギリギリまで工場で作り込んでいった成果でした。

ちょっと自慢させていただいたところで、今回の紹介は終了。
次回はマンション大規模修繕時サービスの紹介です。