ご高齢のお母様の為にウッドデッキを~柏市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年10月5日

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今回の紹介は、ご高齢のお母様の為に庭用ウッドデッキを作られた柏市のお客様です。

家から庭へ出られて洗濯物を干すのも、高齢になるとけっこうシンドイものです。そんなお姿を見られて、息子さんからご連絡いただきました。

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室内からの出入り口にプラスチックの靴台を置いて出入りしていましたが、それでも足元が少々危ない感じですので、段差を小さくして簡単に洗濯干しができるようにウッドデッキを設置したい。
これが今回のご要望です。

完成しました庭ウッドデッキ

完成しました庭ウッドデッキ

 

これで室内からは段差を気にしないで楽々と出入りが可能となりました。

V字型フェンスウッドデッキ

V字型フェンス

施工例写真集から、このV字型フェンスを選ばれ施工。

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玄関側から

 

ご覧のように階段を両サイドに設置。幅は立地条件が違うのでそれに合わせて変えています。これで表側の庭にも裏側にも降りられます。

ウッドデッキの高さが、そう高くはなかったので1段の階段で図面を描いたのですが、お客様から「1段の高さを低くしたいので、2段にして欲しい」
確かに、使用する人の事を考えて設計すると2段は必要でした。失敗、失敗。

 

物干し金物付ウッドデッキ

物干し金物

 

前面フェンス支柱を伸ばし、上部はフレーム付に。8月にもこのブログで紹介したように最近このデザインで施工する例が増えています。竿掛け金物位置はお客様からお母様の背の高さに合わせてご指定いただきました。

このように無垢材で作るウッドデッキは自由自在にデザインし、機能性も持たせられますが、規格の寸法しかなく施工するにあたり、いろいろと制限のある人工木材ではなかなかこうはいきません。
はじめ、外構工事屋さんから人工木材で見積もりしてもらったそうですが、こういう細かいご要望に対しご満足できるような提案がなされなかったようです。

先ほどの階段ひとつをとっても、メーカーによっては1段の高さや幅を変えることさえ容易ではなく、施工する側としてはお客様のご要望になかなか応えられないのが実情です。・・・・・テクノグリーンで人工木材を使っての施工を積極的にしない理由のひとつなんですが・・・・

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造園屋さんが作ったウッドデッキが~杉並区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年9月30日

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今回は杉並区の一戸建庭にあるウッドデッキの取り替え工事の紹介です。
お庭全ての管理をしていただいている造園屋さんへ10年ほど前にウッドデッキを作っていただいたそうです。

2~3年前から傷みが出てきて、「いよいよ取り替えかな?」と、お電話いただきました。

既存のウッドデッキ全体

いつもそうなんですが、ほぼ毎年塗装のメンテナンスをされたウッドデッキは、ぱっと見はそうでもなさそうに見えます。が、上に載るのはちょっと躊躇しそうなくらい腐っていました。

束石と束留金物

全体的にはよい仕事をしています。

ウッドデッキ床材の腐れ

床材の腐れ

主に床板の小口から腐ってきています。典型的な防腐木材の腐り方です。防腐剤の注入後に切断しますと未注入部分が露わになり、そこから腐朽が進んでいきます。腐朽菌の一点突破、全面展開というヤツです。
といって、現場で切断・穴あけを全くしないで施工というのも、相当に難易度が高い方法です。・・・・・とういうか不可能です。

10年くらい前でしたので、ウッドデッキの専門ではない造園屋さんは専用のウッドデッキ木材のハードウッドを知らなかったのかもしれません。それでも防腐木材を使用しているだけ、ましかもしれません。先日、見てきたところなんて・・・・・近いうちにこのブログでまた紹介させていただきますが・・・・・・。

既存デッキの樋との納まり

このように樋の取り合いも上手く処理しています。そして壁側はほとんど腐っていません。こちら側は現場で切断された様子もなく、たぶん前側で揃え切りされたのでしょう。

それでは、現場で切断しようが、穴あけしようが耐久性には一切関係のない10年保証のイペ製ウッドデッキが完成です。

イペ製ウッドデッキ画像

イペ製ウッドデッキ

ウッドデッキのサイズは元と同じに施工。違うのは耐腐朽性。見た目も高級感がありますが。

ハードウッドは全て耐腐朽性があると勘違いしている人もいるようですが、違います。テクノグリーンも主にハードウッドで施工していますが、腐朽試験の結果と実際に”国内”で18年の施工経験から、現在10年保証していますのは”イペ”製のウッドデッキのみです。
”海外”で腐りにくいと云われても、”日本国内”で腐りにくい木材でなければ意味がないんです。
そんなこんなと、腐朽試験の結果も含めたウッドデッキ資料はこちらからお問い合わせを。読めば納得の資料です。

逆サイドから

お客様のご要望で束石も新しいのに取り替え。

ウッドデッキの階段

新たに階段を取り付け

今まで階段はありませんでしたが、これだけは新規に取り付け。これで庭へ降りるのが楽になります。
地面から高さ50cmのウッドデッキでしたから2段の階段です。

今回の紹介はこれで、終了ですが、次回もまたこの階段にまつわる庭用ウッドデッキを紹介させていただきます。

大規模修繕工事が終わったらルーフバルコニーへ~渋谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2013年9月28日

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大規模修繕中ですが、「終わったらルーフバルコニーへウッドデッキを検討中です」と、資料送付と見積もりご依頼をいただいたのが5月末。

「ルーフバルコニー部分の工事は終わって採寸が可能になりました。いただいた資料も判り易かったので、採寸へ来てください。」と、ご連絡いただいたのが7月。
渋谷区にあるお客様のマンションへ。まだ大規模修繕中でしたが、ルーフバルコニーは足場も取れいて採寸を。

ルーフバルコニーは工事終了

ルーフバルコニーは工事終了

フェンスの向こう側は、まだ足場がかかっています。ルーフバルコニーは防水工事が終わり、このように鉢物も置いてあります。

逆サイドから

そうそう、ルーフバルコニーで直接、鉢物を置くと夏の暑い盛りにはコンクリートが焼けて植物がダメにしてしまう事も多いらしいです。

ルーフバルコニー上の室外機

この室外機はホースが完全に固定され、全く動かせませんので、この部分はくり抜きで。「なるべくすき間なく!」とういのがお客様のご要望。

レンガを利用した仮の沓石

かなりの段差があるバルコニー段差。とりあえずレンガを重ねて沓石としていますが、これを解消したい!・・・・・サッシ水切り下までの仕上げですから、通常のルーフバルコニーからみたら、このくらいの段差は楽勝です。

見積後、すぐにご注文もいただき、あとは大規模修繕工事が終了するのを待って施工へ。

ルーフバルコニーウッドデッキ施工例写真

ルーフバルコニーウッドデッキ施工後

出幅4m弱。長尺板から2枚へカットしてユニットを製作していますので、同じ板材が並んでいます。これはちょっとした気配りで出来ますが、仕上がりは相当に違います。

逆サイドから

極力、室外機のくり抜きではすき間を小さく施工。

正面の左側

正面右側

段差を小さくし、沓石を置く必要がなくなりました。
またコンクリートと違い蓄熱しないウッドデッキですので、鉢物の植物にもやさしくなりました。

さて、今回で真夏のルーフバルコニーウッドデッキの施工は最後となりました。ご注文いただいているこれからのルーフバルコニーウッドッドデッキ施工は、涼しい時期にできそうです。

マンションのウッドデッキが続きましたが、次回からは一戸建のウッドデッキが続きます。お楽しみに。