前回の続きで目黒区のマンション、総天然石張りのバルコニーへのウッドデッキです。
採寸、見積後すぐにお客様からは2ヶ所のバルコニーへのウッドデッキをご注文いただいたのですが。
これがなんと、管理組合の規約でストップ!既にお住まいの他の住民の方がウッドデッキを設置されてるし、ウッドデッキの設置がダメなのではなく、形式上管理組合の理事会承認が降りてからという事らしいんですわ!・・・いろいろなマンション管理組合がありますし、当社でも多くのパターンに遭遇して対処してきましたが、この「形式上」というのは初めてでした。
まぁ、このくらい厳しい方が、マンション管理の質が上がっていいのかもしれませんが。
この理事会を待つこと約1ヶ月以上、ようやく理事会承認が降りまして、施工へGO!
バルコニーその1のウッドデッキ
逆方向から
天然石とウッドデッキの取り合い
いかがですか?御影石とイペ材の組み合わせは。
コレが擬石と人工木との組み合わせだったら・・・・・・・あんまり想像したくないですね。
拡大してもう一枚
腰壁の御影石との対比ですが如何ですか?
もう1ヶ所のバルコニーデッキ
こちらは、出窓がある方のバルコニーウッドデッキです。
同じく逆方向から
内部の出窓から見た感じは?
室内から
腰壁の御影石とも合い、いい雰囲気を醸し出しています。
施工完了後、お客様からすぐにメールで。
「長い間待った甲斐のある出来栄えに、深く感謝します。
施工責任者のHさんはじめ社員の方々も気持ちの良い人達でした。」
お待ちいただいた間、こまめに理事会の状況報告いただきまして、感謝です。また喜んでいただいて、なによりです。工場で長い間”熟成”されたイペが良かったのかも?
今回は東京都目黒区にある高級マンションのバルコニーデッキの紹介です。
お客様は中古マンションを購入され、室内はリノベーション、バルコニーはウッドデッキにされました。調査・採寸にお伺いしたときは室内リノベーションの真最中、採寸担当者へリフォーム屋さんの大工さんが「えっ!このバルコニーをウッドデッキにするのかい?」と驚いて聞かれたそうです。
それもそのはず、バルコニーは全て石張り。擬石やタイルではありません、本物の天然石です。大工さんは天然石なのにウッドデッキで下が隠れてしまうのは、「もったいない」と考えたようです。
建築材料として天然石は高級感もあり、私なんぞも大好きな素材です。・・・・・本物に似せた擬石や人工木は性にあいませんが・・・・・
ただバルコニーの床となれば、やっぱり”天然木のウッドデッキの方が使い勝手が良い”と考える方が多いのも事実です。今回のお客様もそんな中のお一人でした。
それでは採寸時の写真から。
床も壁も石貼のバルコニー
出入り口のかまちも天然石
開き戸の出入り口
数百ヶ所のマンションバルコニーでウッドデッキを施工して来ましたが、こんなの初めて!
と、こちらの採寸が終わったら、もう1ヶ所。
バルコニーの出窓
バルコニー部分に出窓があります。このタイプは今まで何度か経験していますが、下を向いて夢中で施工していると、つい、この出っ張り部分を忘れて頭をぶつけちゃうんですよネ。・・・・職人へ注意しておかなきゃ!
逆方向から
しっかりと避難ハッチも付いていました。隣側との隔板はないので専用ですかね。
バルコニーのコーナー部分
このコーナーにあるのは何だか不明ですが、中にはパイプ類が通っていそうです。パイプのカバーかな?
と、こちらも採寸終了と思いきや、施工するかどうか決めていないけど、もう1ヶ所あるとのことで採寸へ。
一番小さいバルコニー
こちらは室外機を置いてあったり、あまり使わないバルコニーなので検討中との事でした。
とにかく3ヶ所の調査・採寸を終了し、いよいよ施工へと。天然石と天然木との取り合い部分はどんな仕上がりになるのでしょうか?次回の後編をお楽しみに。
投稿者:technogreen | カテゴリ:ベランダウッドデッキと木製フェンス | 投稿日:2013年5月20日
先月このブログで紹介させていただきました「工場見学をされてルーフバルコニーウッドデッキ~板橋区」のお客様から、施工後間もなく「やっぱりウッドフェンスを付けてください」と電話がありました。
内覧会時の採寸時と、後の当社での打ち合わせ時には、フェンス高さが低くなる旨お話したのですが、どうもピンとこなかったのが実際ウッドデッキが出来上がりフェンスに近づいてみると・・・・・・・・ちょっと怖い。
そこで「怖くない高さ」の1.2mまでのウッドフェンスを後付で施工してきました。
施工前の写真。
ウッドフェンス取り付け前
これは前回にも紹介しましたウッドデッキ完成時の写真。フェンスは付いてません。次に取り付け後の写真。
ウッドフェンス取り付け完了
これで十分な高さを確保できました。
反対方向から
ウッドデッキ同様に、マンションの躯体には穴一つ開けずに取り付けていますし、大規模修繕時の取り外し・一時保管・再組立サービスも、これまた同じく承っていますのでご安心を。・・・・・・今回のお客様は、事前に工場見学もされていたので、特に安心してお任せいただきました。
正面から
せっかく付けるのだから、元のコンクリートの腰壁部分は全面隠して木の壁へ。上のアルミ部分はすき間を大きくして採光を良くしています。これならフェンスを高くしても圧迫感はありません。ついでにボーダー部分には、ハンギングバスケットもできるので奥様も大喜び。
今回のようにルーフバルコニーの場合、元のバルコニーから20cm以上も高く仕上げると、このように既設フェンスの高さがその分低くなってしまうことがあります。こういう時はウッドフェンスを付けると簡単に解決します。またコンクリート壁を隠す事により、一段とオシャレな空間に変わり、ベランダガーデニングにはもってこいのスペースとなります。
テクノグリーンではマンションのベランダガーデンのベースとなるウッドデッキ、ウッドフェンス、室外機カバー、ベンチ&テーブル、棚、物入れ等々をお客様のご希望に合わせてオリジナル製品を施工させていただいています。
これらたくさんの写真集もご用意していますので、お問い合せページから「ベランダフェンス・ファニチャーも希望」とお申込みいただければ、オーダーの写真集を編集して送付させていただきます。またホームページのウッドデッキ・ウッドフェンス施工例のページもご覧ください。
ちなみに、これらは全てイペで製作していますので、ウッドデッキと同様に10年保証付です。
さて次回も又、マンションのベランダウウドオデッキを紹介させていただきます。