10年以上経過したイペウッドデッキを見てみたい~三鷹市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年8月11日

タグ: , , , , , , , , ,

昨年の秋に東京都三鷹市にお住まいのお客様から、次のコメントとともに資料請求をいただき、送付していました。

「一戸建の庭にウッドデッキを付けたいと考えています。
実際の依頼は先になってしまうと思いますが、そもそもウッドデッキ依頼の相場感がつかめず、まずは見積もりをお願いしたく、問い合わせをさせていただいた次第です。
青図などの資料は工務店からもらっています。
見積もりをお願いするには、それら資料をお持ちして相談する形になると考えられますが、まずは目指している完成形態の参考に、「写真等の資料」をいただければと思っています。」

その後、家の図面に寸法入りデッキのラフ案を書いて、庭の現況写真数枚とともにメールでお送りいただきました。

参考写真01_駐車場側から庭1

こちら側の家の端から奥はブロックまでがお客様の希望施工範囲。

 

参考写真03_立ち水栓側から庭

中央にあるエアコン室外機部分はくり抜て施工の上、室外機カバーを。

004

こちらの立水栓は、ウッドデッキ上に上げて。

以上のご希望と庭の寸法を測った図面をお送りいただきましたので、かなり正確な見積もりを。

「少し相談です。御社製デッキの実物を見てみたいと
思っていまして、柏の御社に伺うのがベストだと思うのですが、
少し遠いため、もし三鷹付近(東京)に御社が手がけた
公共、商業施設で、一般立ち入り可能なデッキがありましたら
お教えいただけると助かります。」

そこで、東京都内でテクノグリーンがイペで施工し、10年以上経過しているウッドデッキのリストを数か所ピックアップしメールで連絡。

その中の1か所のウッドデッキが下の写真。

品川ポンプ場 007

 

品川ポンプ場 017

品川ポンプ場 018

東京都内の某公園のイペ製扇形状のウッドデッキ、手摺付ボードウォーク、パーゴラ&ベンチ。
この公園ではこれらの写真の他、あと3か所の木製施設を施工しています。

この写真を撮った時で10年経過していますが、お客様はそれ以上の年数が経ったイペをご覧になられたと思います。
そして充分ご納得されたお客様から、現場での打ち合わせご依頼をいただきお伺いを。

(前回の公共施設の木橋と違い、個人のお客様の場合は現場での入念な調査・打ち合わせは必須です。
・・・・・実は前回の元請造園業者さんは、20年来の付合いがありお互いよく知っていた為、メールと電話だけで打ち合わせしていた次第です。)

お客様から詳細のご希望もお聞きして施工へ。

IMG_1952

庭全体をウッドデッキに。中央部の室外機へはベンチ兼用のカバーを。

IMG_1947

陶製の立水栓はイペの立水栓に変え、蛇口、水受けは既設のを再利用。

IMG_1951

入口側1ケ所にだけ付けられたウッドフェンス。
高さは既設のアルミフェンスに合わせ、デザインは写真集にも載せています横板の広幅と狭幅の組み合わせフェンス。

IMG_1949

入口から見たウッドデッキ全景。
横幅7mで奥側が少々狭くなっている台形ですが、それでも2.4mくらいありますのでかなり広いウッドデッキです。

施工前の写真をみればお分かりのとおり、今まで芝の手入れで悩まれていたご主人はデッキの下を万が一の為に防草シートの敷設をご希望され、当社が施工に入る日までに防草シートと留めピンをご用意していました。
敷設はウッドデッキ施工時に当社職人が。・・・・・・このようにテクノグリーンでは防草シートや付属品の施主支給も承っています。

さぁ、これで庭全面がウッドデッキになりましたので、今年の夏からはご主人も芝刈りからご解放されますネ!

施工後お客様からメールをいただきました。

「デッキ工事ありがとうございました。
なかなか明るい時間に家におれず、まだじっくり堪能できていませんが、
息子などは庭にベランダができたと駆け回り、のびのび楽しんでいるようです。
あらためて素晴らしい造作をありがとうございました。
資金を貯めて、またお願いしたいと思います。」

お客様は、打ち合わせ時にパーゴラ付のウッドデッキをご希望でしたが、今回は予算の関係で見送り。
テクノグリーンのウッドデッキは後付パーゴラやフェンスを、強度上問題なく簡単に後付工事をできるように元々構造部分を作っていますのでご安心してください。

それでは、施工後10年以上経過したイペウッドデッキをご覧になり、得心されてご注文いただきました庭ウッドデッキの紹介はこれで終了。

ハンモックを吊るパーゴラ~一ノ宮町

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:パーゴラ付きウッドデッキ, 別荘地ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年12月25日

タグ: , , , , , , ,

今回の紹介は千葉県の一ノ宮町。
テクノグリーンの所在地、柏とは同じ県内ですが対極の地となります。

ただ、高速道路にさえ乗ってしまえば、最後は九十九里有料道路(通称:波乗り道路)を使ってスイスイと。
但し、このオフシーズンだけで夏の海水浴シーズンは・・・・・・。
こちらの周辺は、道路の名前の通りサーフィンの盛んな地でもあります。

そう、今回のお客様もサーファーで週末にサーフィンを楽しむ為の別荘のウッドデッキ。
今まであったウッドデッキのフェンスが今年の台風で壊れて飛んでいってしまったそうです。・・・・怖いですね~。

 

それでは、現場調査時の写真から。

 

PB010006

ここにフェンス支柱がありました。ポッキリと折れています。
工務店の大工さんが、わざわざ腐りやすく折れやすい合欠き加工をしていたようです。
ウッドデッキの専門施工会社でも、いまだに、柱や支柱にこの欠き加工をしているところもあるようですが、欠いた分細くなりますので断面欠損分を考慮して設計しませんと、こんな風になってしまいます。

 

PB010008

 

ウッドデッキの裏側。表側で見られる以上の腐朽菌(写真の白い部分)が見受けられます。
よく「メンテナンスを毎年してやれば」と、いう方もいますが実際、この裏側をメンテナンスするのは大変かと思います。

せっかくのサーフィン用の別荘なのに、メンテナンスの為にウッドデッキ下に潜るなんて・・・・・・「同じ潜るなら海の中でしょ。」と、今回は耐久性抜群10年保証のイペ製ウッドデッキをご選択いただきました。

 

002

こちらの写真が既設ウッドデッキの全体像。このようにあったクロスフェンスの半分が壊れたようです。クロスフェンスなので掛かる風圧は小さいはずなんですが。。。。。今年の台風は風が半端なかったですもんね!

お客様と、新規のウッドデッキの使用・サイズを打ち合わせしまして施工日はお客様が不在の平日に決定。

それでは、完成しましたウッドデッキの写真を。

IMG_0988

パーゴラ付ウッドデッキ。
最近はパーゴラ付ウッドデッキより、タープを張れるルーバー無しの方が多いのですが、今回は理由があります。

 

IMG_0986

ルーバーの真ん中にハンモック用の金具が付いています。
えっ!1点で吊るのはハンモックではなく、ブランコモックっていうんだって?知らなかった~。・・・・もしくはハンモックチェア?
打ち合わせ時にお客様から吊る予定の両方を見せていただきました。勉強になります。

 

ちなみに2点で吊る普通のハンモック用の金物は柱に付けています。・・・・・サーフィン後にここで昼寝をしたり、ブランコモックで揺れながら読書でもするんですかね~。のんびりとした時間を過ごせそうですね。

今回ハンモックの使用に耐えられるようにルーバーも桁も柱も通常より大きな断面サイズのイペを使用しています。

 

IMG_0984

ルーバーは既設のオーニングの上にくる位置に施工。

IMG_0987

 

今まではフェンスが付いていましたが、今回のウッドデッキはパーゴラのみ。また前面は1段のステップ付にしてすっきりと仕上げています。

先日も同じように「今年の台風でウッドフェンスがグラグラしてきたのですが・・・・」と、ご相談をいただきました。

「とりあえずフェンス支柱と横架材(大引き・根太)との木組部分が腐ってるか、欠き加工(柱を削っての組み合わせ)をしていないか一度チェックしてみては?」とアドバイスさせていただいています。
このケースも調査するようになれば、そのうちこのブログでご報告を。

 

これで、一ノ宮町のパーゴラ付ウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建の2階ベランダへのウッドデッキです。

 

 

パーゴラの交換工事~我孫子市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, パーゴラ付きウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2014年12月7日

タグ: , , , , , , ,

4年前に、このブログでも紹介させていただきました千葉県我孫子市のお客様から、お電話いただきました。

「4年前に庭ウッドデッキの交換工事と、ベランダへウッドデッキを作ってもらったOOですが・・・・」

その時の写真はコレ。

IMGP0796

庭のウッドデッキ。この部分のウッドデッキが腐ってきて、イペ材で新たに作り直しました。

 

P1110004

こちらはその時一緒に2階のベランダへウッドデッキを施工した写真です。

 

さて今回は、「腐ったウッドデッキと同時に作られたパーゴラもいよいよダメになってきたので、前回施工に使われたイペ材で交換を」とご要望。

で、採寸と打ち合わせに。

 

PA230046

この写真は4年経過したイペのウッドデッキ。
ちょうどお伺いしました時は雨上がりでしたので濡れて独特のブラウン色を醸し出していました。
この点検口蓋を開けてみても裏側は全く腐っていないとういか腐る気配さえ感じさせません。・・・・・さすがイペ。

お客様もこの4年の経過を見て、イペ指定となったとのこと。

他のお客様でも一度イペでウッドデッキを作られた方は、追加工事のとき必ずイペを指定され、浮気はされないですネ。・・・・・・・価格が高いのがタマに傷だけど、それ以上高い価値があります。

 

PA230038

 

PA230036

 

上の2枚の写真が今回の主役のパーゴラ。一見すると腐っていないように見えますがルーバーの上部から腐り始めています。
パーゴラ本来の使い方で、蔓性植物を這わせています。従って常時植物と触れている上の部分が腐朽しています。

新築時に庭全体を外構工事業者へ依頼して作ってもらったそうですが、「他のケ所は満足しているが、木材を使用している部分は・・・・・・」

使われていたのはレッドシーダー。この頃は大手エクステリアメーカーがこぞって「耐久性が高い」と宣伝して売りまくっていましたが、今ではどこのエクステリメーカーでも販売していないようです。
代わりに人工木材を同じく「腐朽・シロアリに強い」と宣伝していますが、カタログの最後に材料の保証期間「2年」と書かれてるのはレッドシーダーのときと同じ。・・・・さすが大手のエクステリアメーカー。立派です。

ちなみにテクノグリーンではイペ製であればパーゴラも10年保証です。

 

話は戻りまして、パーゴラの大きさ、デザインは原状のままでという事で施工しました写真を下に。

 

IMG_0977

交換完了のパーゴラ。既存の取り外しも含め半日で終了。
今回は塗装となりましたが製作・塗装も全て工場で行っていきましたので、この早さ。

 

IMG_0976

 

柱と桁受けの金物は腐食していないのでそのまま使用。実はそれで早く施工できたんですけどネ。パーゴラは柱を建てるのに一番、大変なんです。

 

IMG_0975

 

植物も元に戻して完了。久しぶりに塗装したパーゴラですが、緑との色バランスが良いですね。

これで「パーゴラの取り替え工事」の紹介は終了ですが、近々?このブログでパーゴラ付ウッドデッキの紹介をさせていただきます。
で、次回はマンション1階のウッドデッキを予定しています。お楽しみに。