すき間無しのベランダウッドデッキが希望です~戸田市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年10月11日

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今年の2月、埼玉県戸田市で建築中の新築マンションを購入されたお客様がご夫婦で来社されました。新築マンションの引き渡しは9~10月頃とのこと。

マンションベランダデッキでご来社の方はまれなのですが、「ホームページですき間無し施工と書いてあるのをみたのですが・・・」
そうそう、今までもマンションのウッドデッキでご来社いただくのは、この「すき間無し」がどのくらいなのかを確認されたいとういう方が殆どでした。

さっそく、打ち合わせルームに置いてある施工サンプルを見比べていただく事に。

 

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すき間無し施工サンプル

 

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すき間3mm施工サンプル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この施工サンプルを直接ご覧いただくと、その差は歴然。下にゴミが落ちる懸念は少なくなります。
今回のお客様のようにベランダでガーデニングを楽しまれようと考えている方には、特にこの土の落下問題はとっても重要なチエック事項のようです。

テクノグリーンのベランダウッドデッキも素材は天然の木材ゆえ、製材時の幅が部分により違っていたり痩せて少々のすき間が出来ますが、元々3~5mmのすき間を開けて施工するのでは大違い。
ガーデニング作業の後に掃除機を掛け等の掃除をしてやると下へ落ちる量は数十分の一となります。

 

ところで、このすき間無し施工が可能な木材は、イペ材のみです。

人工木材のみならず当社で試験をしてみた木材の中では他のハードウッドでも、湿潤時の膨張が大きくすき間施工ができません。
(※人工木材は湿潤時の膨張ではなく、温度による膨張・収縮が発生します。最低5mm、長さ方向ではそれ以上のすき間をとらなければ大変な事になっちゃうんで非常に困ってしまいます。)

そんな訳で、テクノグリーンは数年前からマンションのウッドデッキではイペ以外を使用していません。
おかげで施工後に「ゴミが落ちて虫の棲家になって困ってる~」という声が無くなりました。・・・・・・実はテクノグリーンも当初は「すき間あり施工」をしていたのですが、あまりにもこのお客様の声が多すぎて現在の施工方法に変えたのでした・・・・・

 

ということで、お客様もご納得いただき仮ご注文。あとは内覧会時に同行させていただく事に。

 

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ベランダから網戸の下までの高さが5cmしかありません。
これくらいしかないと高さ調整、水平仕上げタイプが残念ながらできません。

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ただここのベランダは外へ向かっての勾配が幸い?にも小さかったので勾配なり、網戸下までの規格高さウッドデッキにすることに決定。・・・テクノグリーンではこれをBタイプと呼称しています。高さ調整・水平仕上げをAタイプと。
詳しくはこちらから、マンションベランダウッドデッキの資料を選択してご請求ください。

 

それでは、完成後の写真から。

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室内から完成したベランダウッドデッキ。下地の勾配なりに仕上がっていますが、そんなに気にならないですね。

ベランダウッドデッキ室外機カバー写真

ベランダウッドデッキ室外機カバー

イペ製の室外機カバー。やっぱりウッドデッキと同じ木材で作った室外機カバーの方がしっくりきますね。

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なんと2台も。どちらも購入されたエアコンのカタログを内覧会時にお預かりして、そのサイズに合わせてオーダーメード。ウッドデッキ施工時に同時納入。

 

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室内から見た室外機カバー。
せっかくウッドデッキにしても無粋な室外機の金属がむき出しでリビングから見えちゃうと・・・・・・考えちゃいますよね。

それでは今回の紹介は終了。同じように当社打ち合わせルームで直接、ベランダウッドデッキの施工サンプルを比較見分されたい方はこちらを参照してください。

 

 

リゾートマンションのルーフバルコニーをウッドデッキに~横須賀市~施工完了編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年9月23日

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前回の続きで横須賀市にあるリゾートマンションのルーフバルコニーウッドデッキの施工が完了しました。
紹介するのがこの時期になってしまいましたが、実際の施工はなんとか夏のオンシーズンにはぎりぎり間に合いました。

それでは、完了後の写真から。

 

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約40㎡の大きさ。奥行きは約5mもあります。

オーシャンビューのルフバルコニー画像

オーシャンビューのルフバルコニー

 

さすがリゾートマンション。全室オーシャンビューのようです。マンションの下がマリーナになっています。

 

部屋の中からの眺望

部屋の中からの眺望

 

部屋の中からの眺めもコンクリートむき出しのバルコニーと違い、”ウッド”デッキならではの質感を間に挟んでの海の景色は格別です。

海の景色という絵の額縁的な役割にもなっていると、私なんかは思っちゃうんですが・・・・・

 

脱気塔周りの処理

脱気塔周りの処理

 

 

排水口とR部分

排水口とR部分

 

Rの部分も、このように加工完了。

スロップシンク周りのウッドデッキ加工写真

スロップシンク周りの加工

 

 

さすがに役物周りは完全に製作図面としては作成しません。現場合せができるように図面を起こします。あとは手慣れた職人との阿吽の呼吸で。たまにはアッ!ウン?という場合もありますが・・・・

と、役物周りも無事に完了して、今回の施工は2日間で終了。

ところで、職人に後で聞いた話では、同じ時期に下の階で同じ大きさのルーフバルコニーデッキを施工していたそうです。
上と下で「何してんだい?」と声を掛け合って話を聞いたところ、大規模修繕後の再組立てらしいけど倍の人数で1週間くらい掛かると話してたそうです。

1枚1枚床板を張るやり方なので、そのくらいは掛かるでしょうね。
テクノグリーンでもその人数分くらいは工場で製作に掛かってますから。

ウッドデッキは屋外での施工ですので、雨の影響をまともに受けちゃいます。
そこで、雨の日は工場製作、晴れている日は集中的に現場施工というシステムで行っているのですが、今年の夏場の雨はヒドかった。

工場製作方式を採っていなかったら、半分も進んでいなかったんでは!!
さて次回は、これも雨で施工完了予定が延び延びになってしまった庭ウッドデッキと外階段?の紹介をさせていただきます。

リゾートマンションのルーフバルコニーをウッドデッキに~横須賀市~設計編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 別荘地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2014年9月20日

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今回の紹介は神奈川県横須賀市にあります海のリゾートマンションルーフバルコニーへウッドデッキを施工しました紹介です。

かなり以前にも同じ横須賀市のリゾートマンションで施工したことがあるのですが、ここ横須賀市には相当数のリゾートマンションが立ち並んでいます。
今回のお客様は、その中のひとつを”海の別荘”として所有されていました。

そして大規模修繕を機会にルーフバルコニーのウッドデッキ化を計画され、リフォーム会社さんへご依頼。

リフォーム会社では、ウッドデッキは特殊な工事となる為、いろいろと調査・比較検討の結果、専門施工会社で施工実績が多い当社へご発注いただきました。

最初に送付いただいた現場の写真から。

大規模修繕中のルーフバルコニー写真

大規模修繕中のルーフバルコニー

 

まだ大規模修繕工事の真っ最中。

この写真も含めて10数枚の写真と、正確に測られた図面をリフォーム会社さんから送付をいただきました。これだけあれば見積もりは正確に出す事ができます。

ご注文をいただいて、今度は製作・施工の為の測量は当社で。そのときの写真。

 

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ルーフバルコニー上にあった大規模修繕工事の足場はすっかり外れ、外壁のみ足場が残っている状態です。

この室内から海側を施工します。

 

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リフォーム会社さんとの打ち合わせ。

大きな脱気塔

大きな脱気塔

 

例のごとく脱気塔があります。大きな面積のルーフバルコニーには必ず付いています。

テクノグリーンの場合、ほとんどを現場に合わせて工場でオーダー製作しますので、これは要チェック事項です。

 

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避難ハッチに排水口。おまけにRが付いた形状。
ルーフバルコニーの割にはヤクモノが結構多いですね~。

 

スロップシンクとパイプ写真

スロップシンクとパイプ

 

いやはや、もうひとつありました。

 

見積する上では、いただいた図面で十分なのですが、今度は製作・施工を考えた図面作成が必要になりますので、ここら辺は細かに採寸します。

この採寸図を基に、今までの経験を加味して図面を描いていく訳ですが、これがけっこうシンドイ作業となります。・・・・・・これが仕事ですので愚痴をいっても始まらない・・・でも、うまく書き上げた時の充足感もまたこの仕事ならではです。

というところで、ずいぶん長くなってしまいましたので今日はこの辺で。続きの施工編は次回で。