崖上の変形庭をウッドデッキに~和光市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年9月20日

タグ: , , , , , ,

2年前に埼玉県和光市のお客様から「崖上の庭へウッドデッキを考えています」と、ご相談を受け調査へ。

 

003

確かに庭が狭い上に四角形でないので使いづらそうです。

006

おまけに家の2階ベランダの柱部分がこのように飛び出しています。通るのが精いっぱい。

011

その庭の前面は、こんな崖となっていますがこの崖下はお客様の敷地になっているんだけど降りるのも大変そうですね。

010

このようなアルミの階段を付けられていたのですが、角度が急な上に片側だけの手摺では小さなお子様には危険かも!

そこでお客様が考えられたのが、この変形で狭い庭をウッドデキに変えて広く使い易くした上に下の土地も、もっともっと使えるようにとの事でした。・・・・・・・使っていなくても固定資産税は、しっかり取られますますからね。土地の有効利用をしなくちゃ。

それから2年、一番使いでのあるウッドデッキサイズと形状を熟考されて今年の着工となりました。

IMG_1964

横幅は4.5m以上、出幅も2.6mでほぼ四角形の形になりましたので、いろいろな使い方ができる広さです。

IMG_1961

どうです、施工前の庭と見比べてのこの広さ。

IMG_1956

当初の案から一番変更があったのが、このタープ用の柱とフレームです。
そういえば、この2年間でブログでも紹介していますがタープを付けられる方が増えてきています。

上の写真にある扉を開けますと、

IMG_1958

このように下の敷地へ降りる階段となっています。勾配もゆるく、両側に手摺も付けて。これでお子様も安心して降りられます。

IMG_1967

下の敷地から見たウッドデッキの全景です。今回は柱を建てての施工となっています。

5月にこのブログで紹介しました同じ崖地のウッドデッキは柱無しでの跳ね出し工法でした。
どちらにするかは、この崖の高さと跳ね出し部分の面積比率によって決定します。
もちろん両方ともシュミレーションで強度計算の上、コストが安くなる工法を提案しています。今回はこの柱建ての方が低コストになりましたので、こちらで。

IMG_1966

がっちりとした現場打設の基礎とオリジナルな専用柱金物。
こういう傾斜地では、既製品の基礎ブロックよりもコストは高くなりますが、現場打設の基礎は必須です。

ウッドデッキは崖の擁壁からは長さで最大1.5m、面積的にも半分は張り出している状況です。
この条件で柱無しの跳ねだし工法で使用する梁部材、転倒防止の重量基礎打設を計算してみると・・・・・・柱建て工法の方が安くなりました。

このように、崖地や傾斜地のウッドデッキはその地の条件や作る大きさ形状により、毎回最適な”解”が違ってきます。
2~3パターンの構造計算とコスト比較が必要となりますが、ウッドデッキプランナーどしての一番重要な仕事となります。

今回もベストな設計ができたと、自己満足したところで崖地ウッドデッキの紹介はこれで終了。

段差を付けたルーフバルコニーウッドデッキ~習志野市

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年9月2日

タグ: , , , , , , , , ,

千葉県習志野市の新築マンションを購入されたお客様から、間取り図面の送付とともに資料請求をいただきました。

内覧会は既に終わっていましたので、新居へお住まい後ルーフバルコニーを眺めながらじっくりとウッドデッキの構想を練られたようです。
その際に、テクノグリーンから送付しました写真集や、このブログで紹介しています「ルーフバルコニーデッキの施工例」も隅々までご覧いただいたようで、いろいろと取り付けるオプションも決められていました。

それでは、構想もまとまりましてお伺い採寸・打ち合わせをしました時の写真から。

 

006

 

お住まいになる前は、周囲をウッドフェンスで囲む事も考えていたそうですが、視界が開けている環境でしたのでウッドフェンスは付けない事に。ただし、ルーフバルコニーは夏場は相当暑くなりますので、ルーフバルコニー=タープと定着してきているのでタープ用の柱&フレームを壁側とこちらのアルミフェンス側にも建てる事に。

 

004

ルーフバルコニーはこの梁で分断されていますが、使用頻度を考えて、今回ウッドデッキは梁のこちら側のみに施工。

001

窓前に鎮座している梁。これがまた幅が広く45cm、高さも35cmもある厄介物。
これ、どうしますかね?

お客様は、ちゃんとアイデアをお持ちでした!

IMG_1939

梁部分は隠し出入りでは段差を小さくし、外側部分のウッドデッキを1段低く段差を付けてウッドデッキを施工する。
この段差があれば、ちょうどベンチ代わりで腰かけられるそうです。

ん~、良いアイデアですね!と、感心していましたら、「いただいた写真集や、ブログでも紹介されてましたよ。」

はい、私の脳内ハードディスクはフロッピーディスク(もう死語?いやいやまだ現役で使われています。)並みの容量しかないので、頭の中には残っていませんでした。
元々、私が考えたアイデアではなく、お客様のご希望を形にしただけですから。

IMG_1941

こちらは、壁側のタープ用柱とフレーム。窓全面を覆うタープが掛けれるようになっています。

IMG_1940

こちらが、フェンス側のタープ柱。
その前に設置しているのは木製花壇?この中に樹脂製プランターを置けば木製花壇のように見えます。

IMG_1938

室外機カバー。当初は普通のタイプの予定でしたが、お子様が登られて柵外へ落ちない様にとの配慮からアルミフェンスと同じ高さの室外機カバーに変更。

IMG_1948

せっかく高く作るのなら、その高さ分を棚式収納で扉付に。これも送付してましたルーフバルコニーウッドデッキの写真集の中にありまして、その中からお選びに。
これも全てイペで作っていますが、硬いので製作に時間がかかります。その代り耐久性も抜群でこれも10年保証しています。

本当はこの他にマリンライトを取り付けているのですが、諸事情で後での工事となり写真が撮れていません。

お客様からは、タープを張られライトも夜に点灯された写真を送っていただくお話を聞いていますので、いただき次第このブログで紹介させていただきます。・・・・・・・お客様、よろしくお願いします。

それでは今回のルーフバルコニーウッドデッキの紹介はこれで終了。次回は戸建の庭ウッドデッキを。

 

 

タープを張った写真いただきました~新宿区

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年8月17日

タグ: , , ,

先日、このブログで紹介させていただきましたルーフバルコニーウッドデッキとタープ用柱のお客様から、タープを張った写真を以下のメールとともに送付いただきました。

 

「その節は大変お世話になりました。
新宿の○○です。
 
ブログ拝見しました。
やはりいいですね。アメリカから帰って実物を見るのが楽しみです。
 
家内からターブを張った写真が送られていたので添付します。
こちらもなかなか良い感じではないかと思います。
機会があれば、またアップ頂ければ、他の方のご参考になるかも、と思いお送りします。」

 

タープ取り付け後2

タープ取り付け後2

写真の送付、本当にありがとうございました。
タープを張る為の柱やフレームの施工はしていても、それに実際タープを張った写真はなかなか手に入りませんので大変助かります!

また、この後にも購入されたタープ・金物のメーカーや購入先の詳細も教えていただきました。重ね重ね感謝です。

さっそく、近々同じくタープを付けたルーフバルコニーウッドデッキを施工予定のお客様にご案内させていただきます。

今回は、急ぎタープを張った写真の紹介ですのでここまで。
次回は駐車場上のウッドデッキです。