世田谷区のマンションへお住まいのお客様からホームページからお問い合わせいただきました。
「資料の送付をお願いいたします。賃貸物件です。車椅子でベランダに出られるように段差解消が目的です。」
資料送付後、
「ウッドデッキ資料の送付ありがとうございます。概算の見積りをお願いしたくご連絡致しました。
賃貸マンションの一階バルコニーの一部分をウッドデッキにしたいと思っています。家族が車椅子での生活となり引越しをしてきたのですが、なかなか外出する機会を作れずスロープも検討したのですが、危険なことがわかり今に至ります。
不動産屋、オーナーさんには頂いた資料をお渡しして許可を頂けたらと思っています。
家族の状況を理解した上で契約をして頂きましたが、解約する時に問題なく、少しでも修復がない状態でと、思っています。賃貸物件での何か気にかけておかなければならないことなどありましたら教えて頂けると助かります。
簡単ですが、サイズとバルコニーの写真を添付致します。」 と、メールをいただきました。
当社のベランダウッドデッキ資料は、構造図面付で簡単に取り外しが可能な事が判る資料となっています。
分譲マンションで管理組の承認が必要な場合も、ほとんどこの資料の提出だけで承認が降りています。
今回もオーナーと不動産屋から許可がでましたとの事で現地調査へ。
この掃出し窓前に車椅子で出られるようにウッドデッキを部分施工します。
網戸の厚みの採寸。
室内とベランダの高低差や、網戸を外す時にウッドデッキが邪魔にならない範囲で高くして、少しでも段差を解消するように施工します。
段差を解消したウッドデッキが出来上がりました。仕舞い端部はいつものように幕板を取り付け。
室外機と被る部分は欠き込んで施工。
今回の形状は2階以上のベランダと同じでしたが1階でしたので室内を通らず外から材料を搬入。
外からの搬入に加え、部分施工でしたので今回は2時間で施工が完了しました。
これで車椅子で出られるウッドデッキの紹介は終了。次回はルーフバルコニーウッドデッキを。
東京都府中市のマンションへお住まいのお客様からお問い合わせをいただきました。
「できるだけ早く見積り+施工いただきたいです。今週末も大丈夫です。」
メールに間取り図面をを添付していただいたので、図面からイペのすき間無し施工とイタウバのすき間あり施工の2種類の見積書を送付。
どちらかで施工をお願いしたいとの事で現地調査へ。
横幅も出幅も平均的な大きさのベランダ。エアコンのホースにも余裕があるので室外機もウッドデッキ上に載せれそうです。
一番気がかりなのはこの高さ。サッシ水切りまでの高さはちょうど5cm。
水切りを隠し室内高さに合わせると網戸はウッドデッキの下になってしまいます。
どちらの施工も可能ですが、一長一短がありお客様の悩まれるところです。フラットノンレールサッシですと悩まずに済むのですが。。。。。。。。
お客様がお選びになられたのはサッシ水切り高さ。こちらですと当社製品の5cmBタイプが適用になります。高さ調整無しで下地の勾配なり(水平ではありません)にウッドデッキが仕上がります。
こちらのベランダには避難ハッチが無く、蓋加工の必要がありませんので5cm高さでも問題はありません。
採寸後の見積もりでお客様はイペにするか、安価で出来るイタウバにするかでご検討。
当社へお問い合わせする前の当初予算ではイタウバの価格だったそうですが、サンプルを触って品質を比較してしまうと・・・・・、すき間無し施工の良さを知ってしまうと・・・・・、
悩まれた末に、イペでのご注文となりました。
比較検討されました下の写真は、当社で施工しましたイタウバの板間すき間あり施工写真です。(イペ以外は湿潤時の膨張が大きいので、すき間を作ってでしか施工できません)
それでは施工完了しましたイペのすき間無し施工のウッドデッキ写真を。
水切り高さ丁度に仕上がっています。
エアコン室外機もウッドデッキ上へ載せました。
室内から見たウッドデッキ。やっぱりすき間無しは高級感がありますね。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は外構ウッドフェンス工事の紹介です。
今回の大規模修繕時サービス(ウッドデッキ取り外し・保管・再設置)の紹介は、13年前施工で取り外しの半年以上も前からご連絡いただいていました。
半年、早いところでは1年くらい前に管理組合から大規模修繕工事予定の連絡が入るようです。
それでは、取り外しと再設置の写真を。
室外機の下にあるのは避難ハッチ蓋の裏側。日に当っていないので元の色が殆ど残っていますね。
中央に見えるのファイルは新設時の図面です。当社で施工したウッドデッキは図面を残しているのでこれを元に見積もりも取り外しも簡単に行えます。
こちらのマンションは大規模マンションで、今回のお客様と棟が違いますので時期は少々ずれましたが、当社が施工させていただきましたお客様からも同サービスのご注文をいただきました。
・・・・・・・同じマンションの当社施工ではないウッドデッキのお客様からもお問い合わせをいただきました。
ただ、このブログでも何度か書かいていますが、イペ以外は下の根太や床板裏側が腐っている可能性が高く、使用木材も不明、施工方法も不明な為、丁重にお断りさせていただきました。
以前に他社施工のウッドデッキを請け負って取り外し当日に外してみると再設置できる状態でないことが、何度かありましてそれからは。。。。。。。
4ヶ月後に大規模修繕緒終了の連絡を受けまして再設置へ。
こちらのベランダの奥行きはたっぷり3mあります。こちらのマンションは部屋ごとにベランダの大きさや形状が違います。今回のお客様のベランダは奥行きが大きいほうでした。
お客様のご希望で、この避難ハッチ蓋以外にも2ヵ所点検口を設ける改造を保管中にさせていただきました。(取り外し時に職人へ伝えていただけますと保管中に工場で行えます)
室内から見た塗装されたベランダウッドデッキ。・・・・・・・塗装する場合は事前に高圧洗浄とサンダー掛けが必要となります。
工場へ持ち帰り次第高圧洗浄をして保管。そして再設置日の連絡を受けてサンダー掛け・塗装の流れとなります。
これで大規模修繕時サービスの紹介は終了。本当は同じ時期に取り外し・再設置されたお客様のウッドデッキも紹介しようとしたのですが時間も無くなりましたので近いうちに。
次回は戸建ベランダのウッドデキを。