昨年の今頃に葛飾区の新築マンションを購入されたお客様から購入されたお部屋の図面を添付して資料請求いただきました。
図面からの見積書と資料・写真集・サンプルを一緒に送付させていただき数か月後に、
「内覧会の日時が決まりました。内覧会に同行していただいて採寸をお願いします。」
と、メールをいただき内覧会時に同行調査へ。
(新築マンションでウッドデッキを施工する場合の一般的なパターンです)
内覧会が始まって2時間後にお部屋へ。
(室内の内覧がメインとなりますので、それが終了した頃にお客様の独自のオプション採寸をはじめます・・・・マンション販売会社からもそのように指示される場合が多いです)
予め間取り図面をいただいての採寸ですので、基本的には図面寸法とは変わらないですが当社は工場でオーダーで製作していく工法ですのでそのためにはミリ単位で測る必要があります。
図面では判らないのが、このベランダとサッシの高さ関係。
また、お客様のウッドデッキの高さのご希望も大きく左右してきますので、この高さを測りながら打ち合わせが必要となります。
この際に役立つのが事前に送付している資料(2つのタイプとその標準説明図面が付いています)と施工例写真集となります。
お客様もじっくりご覧いただいて検討していただいていましたので、即決で高さによるタイプを決めていただきました。
その決めたタイプでご注文いただきましたが、施工は引き渡し以降の6か月後となります。
引き渡し日が決まってから連絡をいただき、施工スケジュールを組んでいよいよ施工へ。
引っ越しはまだ先だそうですが、引き渡し日の翌々日に施工しました。
今回の施工は高さ調整無しの勾配なりに仕上げる当社製品のBタイプです。サッシ網戸のちよっと下までの高さになっています。
ノンレールサッシや避難はしごに蓋をするのでなければ、見た目はAタイプと同じすき間無し施工ですので、こちらのBタイプもお勧めです。・・・・金額も少々安くなりますので。
室内から見たBタイプのベランダウッドデッキ。
インテリアオプション会で同じイペのウッドデッキが販売されていましたが、当社のすき間無し施工を気に入られご注文いただいたお客様からアンケートで
「仕上がりがキレイで満足しています。
発注・下見・施工に至るまでやりとりの回数が少ないにも関わらず(他の業者と比べて)、しっかりと施工していただき、ありがとうございました。」
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。
新宿区のマンションへお住いのお客様から図面添付の資料請求をいただきました。
「マンションのベランダ全面にウッドデッキを考えています。概算御見積をお願いします。リビングとの高低差も揃えて欲しいです。」
送付いただきました図面から作成した見積書を資料・写真集・サンプルを一緒に郵送後、
「先日は御見積書、ならびに資料等ありがとうございました。
前向きに施工をお願いしたいと思っていますので現地調査をお願いいたします。」
と、メールをいただき日時調整をしましてお伺い。
こちらは奥行きも2m近く、横幅も7m以上の大きなベランダです。
ウッドデッキの上に室外機を載せたいのがお客様の希望でしたが、ホースががちがちに固定されていて上へあがりませんのでくり抜き施工へ。
もう1台の室外機はホースに余裕があり、こちらは上へ持ち上げられるのが確認できましたのでウッドデッキ上へ載せる施工へ。
同じベランダにウッドデッキを施工する場合でも、このように室外機の設置され方により、くり抜き施工だったり上載せ施工だったりと変わることがたまにあります。
リビングとッベランダは17cm以上の高低差がありますが、ウッドデッキを室内高さに作り段差を解消するのがお客様のご希望です。
それでは施工完了後の写真を。
リビング高さに施工されたウッドデッキを窓を開けた室内からみた写真です。
同じく窓閉めた状態で見た写真です。それなりに感じが違います。
ベランダ側から見た窓前の写真・・・・・室内高さのウッドデッキを考えられている方の参考になれば幸いです。
ウッドデッキ上に載せた室外機。
こちらは室外機部分をくり抜いた施工。・・・・・それぞれの仕上がりの違いを参考にしていただければ幸いです。
お客様からアンケートで
「リビングと高さを揃えて良かったです。ありがとうございました。」
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。
今回の紹介はマンションベランダウッドデッキの大規模修繕時サービスの塗装に付いてです。
千代田区内のマンションと茨城県つくば市のマンションベランダウッドデッキで、同じ14年前に施工し同じ時期に大規模修繕工事が始まりお預かりしました。
このブログでも何度も書いているとおり、この保管サービスは当社が施工したウッドデッキに限らせていただいているのですが、相変わらず他社施工のウッドデッキの同サービスへの問い合わせが多くあります。
当社のマンションウッドデッキは、元々大規模修繕時に取り外し・保管・再設置をしやすいように製作・施工しているので可能なんですが、一般的な従来型の施工法では金額が高くなるか、場合によっては不可能な場合があるのでお断りさせていただいています。・・・・・使用されている材も施工方法・数量も判らないので見積もりすら不可能です。
今回の2個所のベランダウッドデッキは、どちらも当社が施工したウッドデッキで図面も残っていますので追加オプションの塗装見積もりも直ぐにでましたので、送付後どちらも塗装オプション込みでご注文いただきました。
こちらは千代田区のマンションの取り外し6か月後に再設置しましたウッドデッキ。半年の保管中に工場で塗装しています。
少し濃いめのブラウン塗装です。かなりシックな仕上がりとなります。
こちらは、つくば市の再設置後のウッドデッキ。同じく6か月保管して同時期の再設置。
同じブラウン系ですが一番薄いブラウン系の塗装です。元々イペはブラウン系の色ですので塗装はこれらの2色のみとなります。
オプションで塗装もご注文の場合は、この2色から「濃いほう」「薄いほう」とお選びいただいてご連絡ください。
最近、大規模修繕時サービスの塗装色についてのお問合せを何件かいただきましたので、今回このブログで紹介させていただきました。・・・・参考になれば幸いです。
次回は”新設の”マンションベランダウッドデッキの紹介を。