前回の予告通り、今回はマンションのウッドデッキ。
三鷹市の新築マンションです。
昨年の12月に「来年3月引き渡しの新築マンションおバルコニーへウッドデッキと室外機カバーも一緒に検討しています」と資料請求いただきました。
間取り図面をメールでいただき概算見積の後に、内覧会時に同行させていただき採寸へ。
一般的な大きさ(1.7m出幅、間口約5m)でシンプルな長方形ですが、避難ハッチがあります。
この窓枠の水切りを隠す高さがご希望です。約8cmの幅ですが、このくらいならテクノグリーンの高さ調整タイプであれば、難なくクリアできます。
このパイプ前にエアコン室外機を置く予定との事。
室外機カバーもご注文ですので、オーダー製作する必要から周辺の採寸も念入りに。
お客様から、引き渡し日と引っ越し予定日等の今後のスケジュールをお聞きして、最終的には綺麗に仕上がるウッドデッキ施工後の室外機設置をご提案。
何故って?——室外機部分をくり抜いて施工しなくても良いので、くり抜き部分のすき間が出来ないんですよネ!
あとはお客様からエアコンのメーカーと機種番号を教えていただき、その室外機サイズに合わせて工場で製作します。
さて、それでは引渡し直後、引っ越し前の施工へと。
はい。サッシの水切りはご覧のようにすっかり隠せました。見た目以上にベランダへ出るのが楽ちんになります。8cmもあったので跨ぐのは大変なんです。
イペ製の室外機カバー。中味の室外機はこれから。たぶんピッタリに納まるはず。
今回の写真には写っていませんが、室外機がくる場所にはドレン用の穴を開け、ウッドデッキ下には排水溝までドレンホースを敷設しています。
これも、二重床式の高さ調整タイプのメリット。下地が排水でビチャビチャなるのを防ぎます。
室内から見たバルコニーウッドデッキ。
今回はまたぎ窓だったんでウッドデッキの方が室内より若干上がっていますが、またぎ部分の天端より少々下げての施工となりました。
お客様からアンケートで
「精度が高く、仕上がりがきれいで大変満足しています。
職人さんの態度もとても交換がもてました。思っていた以上のもので良かったです。
強いて言えば避難ハッチの持手の穴が少し持ちづらい点が気になりましたが、普段は使わないので、まぁ大丈夫です」
・・・・・・取っ手の大きさは悩むところです。大きい長穴でも作れるますが、そうすると見た目が・・・・。
これからは、ご希望を先にお聞きして製作するようにします。
今回の紹介は大田区の新築マンションに設置しましたベランダノウッドデッキと室外機カバーです。
戸建の住宅と違い、エアコンの室外機は大体がベランダに設置されます。
そうすると、どうしても室内から目につくところとなります。・・・・・あの無粋な金属の箱が鎮座しているのが。
そのせいか最近は室外機カバーをウッドデッキと一緒に注文される方が増えています。
イペ製の室外機カバーは上に鉢植えを何個も載せてもビクともしない頑丈さなのですが、いかんせん重たい。ひとりでは搬入できません。
ウッドデッキと一緒に設置する場合は、この搬入・設置費をサービスさせていただいているのですが、これだけの注文の場合は別途、運賃・搬入費が掛かります。
今回は、2か所室外機を設置という事でカバーも2基分。
それでは採寸時の写真から。
この左側の壁に1ケ所。
突き当りの壁に横にして1ケ所の計2ケ所を設置予定との事。
どちらも室内から、見える場所となります。
サッシ枠下までの高さが低いので、ウッドデッキはこれより上げて室内高さへ合わせ施工する事に。
ウッドデッキの木材と同じイペでの室外機カバーです。一体感がありますね~。
こちらは、もうひとつの室外機カバー。
そうそう、今回のベランダは正四角形ではなく一部斜めの部分がありましたが、正確な採寸で工場製作していますので、ピッタリと納まっています。
と、どちらもまだ中味はカラッポ。室外機はウッドデッキ施工後の設置スケジュールとなっています。
室外機カバーはオーダーで製作しますのでエアコンのメーカーと品番をお聞きしての製作です。
ただ、今回はお客様から「少し余裕のあるサイズで!」と、注文されていたのですが設置後、室外機が収まるのは収まったんですが、「もう少し余裕が欲しかった!」と、あとで連絡がありました。
今までのお客様はどちらかというと、「ベランダを広く使いたいので、出来るだけ小さくして!」というご希望が多かったんですが。
こういうものをオーダー製作する時は、「少し」とか「だいたい」というアイマイな言葉はダメですね。
はっきり数字で打ち合わせをしないと・・・・・反省しています。
と、サルでもできる反省をしたところで今回は終了。
・・・・マンションベランダウッドデッキの説明と問い合わせを1ページにまとめたこちらもご覧ください。
今回の紹介しますのは、マンションベランダへ取り付けました縦板フェンスとウッドデッキの施工例です。
「現在居住中のマンションのベランダが何とも殺風景なので、ウッドデッキとウッドフェンス、一緒にエアコン室外機も隠したいです!」と、港区のマンションへお住まいのお客様から。
調査担当者の採寸時の写真から。
掃出し窓前に避難ハッチがあります。
排水溝も手摺側ではなく、やや中央部についています。これじゃベランダが使いづらいですね~。
”広い”とはいえないベランダに室外機。・・・・・・これも仕方がありませんが、せめて見栄えだけでもと思われるのは、今回のお客様だけではないかと思います。
都心部にあるマンションなので、周囲には高層ビルやマンションに囲まれています。
ホームセンターで売られてるラチスフェンスを取り付けてましたが、あんまり目隠しにはならないし、デザイン的にもちょっとイマイチなので今回は縦板フェンスで。
避難ハッチも排水溝も隠れてすっきりと!
すき間は20mmの立板フェンス。
目隠しの効果もバッチリです。
素材はウッドデッキと同じイペを使用していますので、こちらも10年保証。
最後は室外機カバー。もちろんイペ製。やっぱちウッドデッキ材と同じだと一体感があって良いですね!
ウッドデッキ、フェンス、室外機カバーと同素材で仕上げると本当に別な空間に様変わりします。
よくベランダが狭いので、ウッドデッキにしてもあまり使わないのでは?と、懸念される方もいますが、リビングに居る間、いやでも目に飛び込んでくるのがベランダ。
部屋の中だけをいくらリフォームしたり綺麗にしても、カーテンでも閉めておかないと違和感が生じる空間です。
そう、見た目重視でベランダをウッド化をされる方が結構多いのです。日々、目にするところですから。
今回は残念ながら、施工後の室内からの写真は撮れていませんが、お部屋の中に居るときの雰囲気は相当変わっていると思います。
お客様から数日後に、
「思っていた以上の完成で
プロにおまかせして良かったです。ありがとうございました。」
とのお言葉をアンケートへの感想でいただきました。
ご満足できる空間になって良かったですネ!
今回の紹介はこの辺で。次回は同じベランダのウッドデッキでも戸建3階ベランダへのウッドデッキです。