今回の紹介は東京都大田区の新築マンションのベランダウッドデッキです。
内覧会時にお客様がご自分写真を撮られ、採寸したサイズを手書きの図にしてメール添付していただきました。
「写真と手書きの寸法図を添付いたしましたので
見て頂けますでしょうか?
他社との比較もしておりますが
テクノグリーンさんのしっかりとした施工や対応に
とてもひかれております。」
送られてきました写真と寸法図は。
内覧会時の写真 1
内覧会時の写真2
右側室外機設置前
まだ室外機は設置されていませんが、パイプやらカバーやらが、たくさん這っています。
避難ハッチの断面
避難ハッチの断面からしますと、相当勾配がきつそうですね。前にもこのブログで書きましたが、勾配がきついベランダは水捌けだけを考えると「良いベランダ」と言えるのですが・・・・・・・
これだけきつい勾配は、毎日の使用を考えると何とかならないかと思っちゃいますよネ!
送って頂いた寸法図
手書きの寸法図を写真に撮ってメールで送っていただきました。この図面と写真があればバッチリです。ほぼ正確な見積もりができました。
初めは電話で㎡数をお聞きして概算見積もりしていたのですが、それよりは安くなりました。・・・・・それでもテクノグリーンのベランダウッドデッキは、他と比べて価格は安いわけではないと思います。価格以上の価値あるデッキとは思いますが。
価格だけで選ぶか、品質で選ぶかはお客様の価値観の問題なので、なんとも言えませんが今回のお客様は品質でお選びいただきました。
それでは完成後のウッドデッキを。
右方のウッドデッキ
左方のウッドデッキ
ウッドデッキは水平。室外機はベランダの傾斜なりに。・・・・こんなに勾配があったんですね~。
サッシ下枠水切り天端にギリギリ今回は合わせる事ができました。高さは調整タイプのベランダウッドデッキは低く作るのが大変なんです!!!!採寸にもホント神経を使います。・・・・・と、云いつつ今回も、私は採寸してませんが・・・・
パイプ類は床下へ
ベランダ床を這っていたパイプの類は全て床下へ隠れています。これだけでも価値があると思いませんか?・・・・・・このパイプ高さと位置の関係によりまして、、強度も考慮すると設計にするにあたり、”ちょびっと”ですが神経を使いました。
これにて、今回の紹介は終了。
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(盛りだくさんの施工例写真集と資料とイペ材も一緒に無料で郵送させていただきます。ただし申し訳ありませんが地域限定となります。)
最近、マンションのベランダウッドデッキ施工をご希望のお客様からいただくご質問で一番多いのがコレ!
今回、足立区の新築マンションへご入居予定のお客様からも、このご質問をいただきました。
「ウッドデッキはエアコンの室外機設置前に据え付けしたほうがよろしいでしょうか?ウッドデッキの上に室外機を載せると室外機から出る水がデッキの上に流れるとよくないのではないでしょうか?」
お客様はインテリアオプション販売会でタイルを薦められた(というか、タイルしか販売してなかったそうです)ので、室外機の水はタイルを濡らせてしまうので、ウッドデッキも同じかと思っていたのかもしれません。
ところがどっこい、テクノグリーンのバルコニーデッキAタイプは、高さ調整できる工法なので二重床となっています。つまり下に空間があるのでホース・パイプ等の配管が可能となっています。
ウッドデッキのみならず、下地のコンクリートも濡れないように排水溝まで配管してしまいます。
今まで、床を濡らすかドレンホースを溝まで横断露出させるかの二者択一しかなかったのが、これで一挙解決。・・・・・・ウッドデッキのいいところは、こんなところにもあります。
施工前のベランダ全景
またぎ構造の引違い戸
こちらの窓は”またぎ”断面ろなっていますので、掃出し窓ではなかったのですが、避難ハッチもあるので二重床構造のウッドデッキで10cm高さに仕上げます。
エアコンホースの出口
上と下の2ケ所にエアコンホース出口が2か所あります。ここには2段ラックを置いて室外機が2台重ねる予定だそうです。
このようにエアコンのホースは初めからこのカバーから出てくるようになっています。
これに室外機を接続してしまうと、もう動かす事はできませんね。
2台重ね用のラックと室外機2台分の重量をお聞きして、この部分は重さに耐ええるように下の根太を補強して設計します。
施工後のウッドデッキとドレンパイプ
施工が完了しました。2本の飛び出したドレンパイプ。室外機を設置したら室外機からの排水パイプをこれに差し込むだけでO・Kです。
排水パイプとの取り合い
上からきている排水パイプとの取り合いはこんな感じ。パイプの位置によってはできない事もありますが、極力すき間ができないように施工しています。
最後に完成しましたウッドデッキの全体を。
ウッドデッキの逆サイド
こちら側にも1本ホースが。
合計3台の室外機が設置されるんですね。それで同じようにドレン用のホースを床下に敷設させていただきました。
さぁ、後はエアコンの設置を待つだけです。・・・・・大変な引っ越しも残っているようですが。頑張りましょう!
今回のお客様とは、昨年から「バルコニータイルにするかウッドデッキにするか?」とか、この「室外機設置とウッドデッキの順番」、「2段重ねラックの重量の問題」、「ウッドデッキ施工日、室外機設置日、と引っ越し日のスケジュール」等々をメールで何回かやり取りしまして、今回の施工に至りました。
テクノグリーンではマンションだけで600ケ所以上の施工経験がありますのでそれを基に、内覧会時の採寸する時間の決め方を初めとして施工日までの段取り方法、からみのある他の業者との打ち合わせ方法までアドバイスさせていただきます。
お早目にご相談いただくと、スムーズに進み「後悔しないウッドデッキ施工」となります。
ご検討中の方は、お早目にお問い合わせください。
前回に引き続きマンション大規模修繕終了後の再組立てウッドデッキの紹介です。
今回は、9年前に千葉県浦安市のマンション1階専用庭のテラス部分へウッドデッキ施工しましたお客様からのご依頼です。
取り外し持ち帰って工場でチェックしてみましたが、9年経過したイペのテラスデッキは腐った部分は全くありません。10年保証しているので、腐ったところがあれば困るんですが。
JISに基づく室内での耐朽試験だけではなく、このように実際使用され15年以上経過したイペ製のウッドデッキでも数か所確認しているので、テクノグリーンではイペ製のウッドデッキのみ10年保証しています。
またまた取り外し前の写真は撮りはずしじゃなく、撮り忘れていましたので、再組立て後の写真から。
連続していろんな角度からの写真を載せてみましたが、9年経過の割には退色が全然していないんじゃないの?と、感じられた方は、ウッドデッキのプロです。
実は、保管中に塗装を施した結果がこの色となっています。新品と変わらない感じでしょ。
テクノグリーンの大規模修繕時のサービスには、有償になりますがオプションで「高圧水による洗浄」「サンダー掛け」「塗装」をご用意しています。
今回のお客様は雰囲気を変えてみたいということで、この塗装オプションをお申込みされました。
最近、他社施工のベランダウッドデッキの一時保管サービスのお問い合わせが多いのですが、申し訳ありませんが全てお断りさせていただいています。
基本的には当社施工のイペ製ウッドデッキのみとさせていただいています。
その理由としては、
1)自社施工分しか想定していないので、工場での保管スペースに限りがある。(まぁ、これはなんとかなるんですが)
2)時差や施工は製作・施工図面が残っているので、調査・採寸にわざわざ行かなくてもすぐに見積もりができる。
3)元々この取り外し・再組立てを想定して設計したウッドデッキなので簡単な作業で済み、他工法より安価にこのサービスを提供できる。
これら3つの理由を書きましたが、決定的なのは調査に行ってみると、
1)釘で施工している
2)ビスを使用しているが鉄製で錆びている
3)一度外したら二度と組み立て不可能なくらい下の構造部が腐っている
等々の理由で、このサービスをすることが出来ない事が幾度かりましたので、他社施工のウッドデッキの一時保管はお断りさせていただいています。
このサービスに関しましてはホームページのマンションバルコニーデッキを参照してください。もしくはお問い合わせのページから、詳細を載せています資料のご請求を。
現在も数か所のベランダウッドデッキを保管させていただいています。お問い合わせが多い懸案ですので、できるだけ?このブログでも再組立て後に紹介していきたいと思います。