東京都内へ賃貸マンションを建設中の業者様から、見積もりご依頼をいただきました。
建設業者様からの注文の為、建設中に調査・採寸へ。・・・・オ-ナー様へ引き渡し時にはウッドデッキも完成していなければなりません。

いただきました図面では判らなかった(平面図だけで段差が書かれていない)のですが・・・・・
採寸へ行きますとベランダの奥が1段上がっているだけはではなく、

ベランダの中央部も、このように1段上がったヵ所が・・・・

というように、数か所の段差がある床下地でした。
これらの段差を無くしてフラットなウッドデッキかつ、高さを窓枠高さ(今回はフラットサッシでした)までというの簡単ではありません。
通常のマンションベランダウッドデッキと違う設計をしなければならず、久々に悩みながらの設計となりました。


完成写真をご覧いただければ判りますように、こちらのベランダはL型になっています。
板張り方向を合わせる要望もあり、これが下地の凹凸と相まって設計に悩んだ理由のひとつでした。

完成直前に雨が降ってきて外側は濡れていますが、無事段差を無くしたフラットのウッドデッキが完成。

奥の凸分もフラットに。

フラットサッシの為、段差なしのバリアフリーウッドデッキが出来上がりました。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建て住宅の庭ウッドデッキを。
4年前に練馬区のマンションにお住いお客様から資料請求と概算見積もり依頼をいただいていました。
今年になりメールをいただきました。
「2016年7月に一度ご連絡させて頂きました、○○と申します。
その節は資料ご送付頂き、お見積も頂きましたのに決断できず、大変失礼致しました。
あれから色々検討しましたが、やはり御社にもう一度お見積頂きたいと思っています。
ルーフバルコニーとバルコニーの両方をウッドデッキにしたいと考えています。
間取り図を添付させて頂きます。」
大きなルーフバルコニーとバルコニーの両方ともなると、それ相応の金額となりますので同じように資料請求をいただいて数年経ってから施工されるお客様はおおぜいいらっしゃいます。
再見積もり後、調査採寸へお伺いさせていただきました。


ルーフバルコニーの横幅は11m以上あります。奥行きも3.3mと大きなルーフバルコニーです。
そしてお客様はフェンスの基礎が隠れる30cmくらいの高さがご希望でした。


こちらはベランダで避難ハッチを蓋で隠せる高さに。



まずは4年越しのご希望だったルーフバルコニーウッドデッキが完成。


引き続きベランダウッドデッキも完成。
・・・・同時に施工するほうが何かと施工効率がよくなり、別々に施工するよりはトータルでは少々ですけど安くなります。
施工後お客様からメールをいただきました。
「先日はベランダ、ルーフバルコニーのウッドデッキを施工頂き、有難うございました。
職人の皆様にとても丁寧にご対応頂き、素敵なデッキが出来ました。
夫婦共々、とても嬉しく思っております。」
これでルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。
2年前に江戸川区の新築マンションに引っ越しされたお客様から資料請求と概算見積もりをご依頼いただいていました。
図面から概算見積もりをしていましたが、
「早速、見積書をお送りいただきありがとうございます。
大体の費用がわかりましたので、
すぐには無理ですが、これからお金を貯めて、
めどが立ちましたら、改めてご連絡させていただきます。
よろしくお願いいたします。」
丁度2年が経ち、お電話いただきました。
「お金がたまり、施工をお願いしたいので現地調査をお願いします。」

ガーデン用テーブルは購入されたようですが、ベランダはあまり使用されないので物を置くスペースにしかなっていないとの事。

お客様はウッドデッキは室外機までとし、向こう側はものを置くスペースとするゾーニングをお考えでした。


こちら側は、ウッドデッキにしてその上へテーブル等を置いて寛ぎの場へと。

ウッドデッキが完成しテーブル&椅子が。・・・・・これで本来の使われ方が出来そうです。

ウッドデッキの上だと映えて見えますね。

2年前から思い描いていたウッドッデキのベランダ生活がこれか始まります。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建て1階のタイルテラスへのウッドデッキを。