賃貸マンションの建築会社様からのご依頼で東京都内の新築中のマンションルーフバルコニーへウッドデッキを設置しました。
最上階はオーナー様がお住いの予定で、そこにあるルーフバルコニーへウッドデッキをご希望されているとの事でした。
竣工間近のマンションです。
出幅違いの鍵型のルーフバルコニーです。
寸法は建築用図面を先にいただいていますので、寸法が図面と違っていないかどうかのチェックとあとはサッシ高さの採寸。(これだけは図面にも正確には出ていません)
と、写真のようにエアコンのホースは設置済みですが、室外機はまだ取り付けられていません。
打ち合わせ時から、室外機部分をくり抜いたウッドデッキにしたくないとの要望でウッドデッキ施工後に室外機を設置します。
寸法も図面通りでしたので、さっそく工場で製作し施工へ。
予定通り室外機設置前にウッドデッキ施工は完了。これから室外機が設置されます。
窓前の高さもサッシ下にぴったりと納まりました。
室外機部分をくり抜かない施工をご希望されるお客様が多いですが、今回のようにウッドデッキ施工後に設置するか、室外機のホースが固定されないで自由に動かせないとオンデッキにするのは難しいです。
無理に室外機を動かしますと冷媒管の銅管が切れたり外れたりして中のガスが漏れて大変なんなことに・・・・前に一度やってしまいました。
——–それでも、どうしてもくり抜きたくないという場合は、エアコン業者さんへウッドデッキ施工前に一度外してもらい、施工後に再設置という方法もありますが。—–
これでルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回は駐車場上ウッドデッキの紹介を。
昨年末に中古マンションを購入され、今年の初めに引き渡しを受けたお客様の現地調査へ。
ルーフバルコニーが2ヵ所に分かれ、そのうちの1ヵ所のこちらは窓前に段差を無くすステップをご希望。
こちらがもう1ヵ所のメインとなるルーフバルコニーなので全面にウッドデッキをせこうします。
向こう側にあるベランダとの仕切りのコンクリート梁部分もカバーして隠します。
珍しくルーフバルコニーへ避難はしごもありますが、こちらは蓋加工へ。
ベランダ側からみるとこの梁は高さがありますので、こちら側には1段のステップを。
最後はリビング前のベランダにもウッドデッキをということで、それぞれの採寸を。
採寸後の見積もりで全てご注文いただき、室内の4か月のリフォーム完了を待ちましてウッドデッキの施工へ。
前のお住いで使用していたウッドデッキがすでに置かれていました。これににつなげ段差解消用に新たに施工しましたステップ。
メインのルーフバルコニーウッドデッキ。
同じイペ材で施工しました梁部分へのカバー。梁をこうして隠しますと雰囲気が、がらっと変わります。
梁カバーとベランダ側に設置したステップ。
ベランダ側から見た梁カバー。こうしてみるとベランダとルーフバルコニーが一体化した感じになります。
最後にベランダのウッドデッキを施工して完了。
マンション購入時点で資料請求と間取り図面を送付いただいて、何度かメールで打ち合わせをし半年以上を掛けて無事にお望みの形のウッドデッキを手に入れられたお客様からアンケートで、
「現場に合わせてきれいに作っていただけました。
マンションですがメンテナンス・預かりのサービスがあるとのことで、
安心して広めに施工をすることができました。
時期が来たらお願いします。」
と、いただいたところで次回はマンション大規模修繕時サービスの紹介を。
前回に続きまして戸建てのバルコニーウッドデッキの紹介です。
今回は、前回の2階バルコニーの上階で3階のバルコニー。2階のお部屋の屋根にあたりますので、正確にはルーフバルコニーです。
屋上とルーフバルコニーの違いは、その階に居住空間があるかどうかですが、こちらは浴室がありますのでルーフバルコニー。
浴室前のルーフバルコニーにウッドデッキと目隠しウッドフェンスが施工されていましたが、こちらも2階のウッドデッキと同様に腐っていました。
フェンスは斜めルーバーで支柱に斜めの切込みをつけて差し込んでいましたが、その部分に水が溜まりそこから腐り始めています。
・・・・屋外で木組みをする時は、絶対にやっちゃいけない方法なんですが。
ルーフバルコニーへの部分施工です。
新たに施工しましたウッドデッキと目隠しウッドフェンス。目隠しフェンスの高さは1.8m。
目隠し&風通し良くとのお客様のご要望に対し、4cm幅のイペ材を裏表からりゃんこ張りで仕上げました。
置いてあった鉢植えも元に戻して完了です。
これで戸建てのルーフバルコニーウッドデッキ&ウッドフェンスの紹介は終了。次回は戸建ての庭ウッドデッキを。