・・・・・・・イペの屋根付きウッドデッキの増設とウッドフェンスの見積もりを送付させていただいたのですが、数日後に・・・・・・
で、終了しました打ち合わせ編の続きで、千葉県八千代市の”ウッドで庭リフォーム”の施工編となります。
数日後にお電話いただいたお話は、
1)既設のウッドデッキも撤去して気に入ったイペ材で一体感のある大きなウッドデッキにしたい。!
2)実例写真集にあった、ちょっとデザインに凝ったウッドフェンスに変更したい!
3)フェンスの上部にフレームを付けて、タープを取り付けれるようにしたい!(現在オーニングがあるのだけれど、あまり役に立っていないそうです)
そして、送られてきましたファクス図面がコレ!
送られてきましたウッドデッキ平面
面積も大きくなった上、床は斜め張。
こいうう斜め張やヘリンボーン張りは商業施設や公共施設のテラスでは、以前よく施工したものですが・・・・・・・・・。
材料のロスも多く出る上、施工手間も直角に張るより掛かってしまうのですが、お客様は「このデザインでウッドデッキを作りたい。」
ウッドデッキを施工しない部分は、新たに植栽する庭全体の大改造に変更されたようです。・・・・・・ウッドデッキプランナーの私としましては、お客様のご要望・デザインに沿ってプランするのみです。
でも、この案で施工しますと庭のリフォームではなく完全にリノベーションですね。プランナーとしても楽しみになってきます!
このデザインでウッドデッキ&フェンスの完成図面を作成しまして、最終打ち合わせ、そして施工となりました。
上から見た斜め張デッキ1
上から見た斜め張デッキ2
施工途中ですが、屋根が付く前にお客様の御好意で2階の部屋から写真を撮らせていただきました。
お客様がこだわった斜め張は、やっぱり一味違いますね~。
ウッドデッキ上で見ると、こんな感じです。板継ぎ部は、目地を交互にする千鳥張り(別名:りゃんこ張り)です。継ぎ目が揃う芋張りは設計も施工も簡単ですが、ここのところはテクノグリーンのこだわりです。
材料ロスを考慮しなければ設計は簡単なのですが、規格の寸法から板の割り付けを考えるのは、けっこうしんどい作業なんです。
お立ち台?
ハイ、この台上で踊ります・・・・・そんな事はありません。丁度、腰かけられる高さに仕上げていますが何故ここに?
下が門の所になっていて、他と同じ高さにすると通る時に頭がぶつかるので、一段高くしました。
そしてお客様が選ばれましたフェンスデザイン。テクノグリーン施工の横板フェンスでは最近これが一番多いような気がします。当初、単純な横ボーダーで考えていましたが、目隠し目的ではないのでこちらに変更。
屋根もつきました
今回の屋根材は、スモークブラウンのポリカ波板。
初め、お客様は前面をすっきりさせたいとの理由で樋無しで施工しましたが、雨が前面フェンスに当たるので追加を。
内側から屋根付き部分を見ますとこんな感じ。
物干し竿掛け金物もたくさん取り付け、念願の雨天時の物干しもこれでO・K。
タープ用フックも上部フレームに取り付け、これで夏場の暑さ対策もバッチリ!
ウッドデッキ上の立水栓
ウッドデッキの外側に付けようか最後まで迷っていました木製立水栓はウッドデッキ上に。・・・・・こちらの方が使い勝手は格段に良いと思います。
水受けはオr-ブ色の陶器製。蛇口はホース専用も付いた二口タイプ。どちらも持参しましたカタログからお客様がお選びになりました。
隣家側フェンス
隣家側の独立フェンス。こちらは前面フェンスより30cmくらい高くしています。こちらも上のフレームにはタープ用の金物を。
さぁ~、これで残りの空間へ造園屋さんに植樹していただくと”ウッデイガーデン”が完成します。楽しみですネ!
施工完了後、お客様から
「デッキのな斜め張のきれいな仕上がりや、おしゃれなフェンスにうっとりです。
希望の仕上がりに、ただ感激しております。図面を見て感激し、出来上がりを楽しみにしていました。
以前の庭よりも広く感じ、動線も良く、とても使い易くなりました。
朝カーテンを開けて、デッキを見るのが楽しみです。施工して頂いて本当に良かったです。職人さん方の技術にも感激しました。
契約まで何度も家まで、おいでいただきありがとうございました。」
——–こちらこそ素敵な庭へ蘇えさせる、お手伝いのご用命いただき、ありがとうございました。
昨年末にお電話いただいてから約4か月掛かりましたが、ご希望通りの庭を無事に引き渡せて一安心しています。——-
人工木では味わえない天然木材による”ウッディガーデン”に関するお問い合わせはこちらから。もちろん庭用ウッドデッキのみの方も。