ルーフバルコニーデッキの床下収納~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ベランダウッドデッキと木製フェンス, マンション大規模修繕時サービス, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年4月7日

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今回の紹介はルーフバルコニーにいろいろと工夫し、多機能なウッドデッキとウッドフェンスを付けました施工例の紹介です。

横浜のマンションへお住まいのお客様から「現在大規模修繕工事中ですが、終わりましたらイペですき間無しウッドデッキと目隠しの柵も希望です。」

と、修繕中の写真と間取り図面にご希望の項目を記されて送付いただきました。

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大規模修繕中の写真。足場が組まれアルミフェンスは支柱を残し取り外されています。まだ、コンクリート床面の防水工事も終わっていません。

 

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お客様が間取り図面に書かれたご希望のウッドデッキ&フェンスと他諸々。
こうして図面と写真を送付していただくと、こちらもイメージが付きやすく、事前に問題点を把握して概算見積がしやすいです。

その後、修繕工事は完了していないが、お客様のルーフバルコニーは防水工事も終わり採寸・調査が可能という事でお伺い。

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アルミフェンスも取り付けられ、ウレタン防水もしっかり完了していました。
私が見てきた限りでは、このウレタン防水の色は、ほとんどがこのグレーですね。たまに濃いグリーンもありますが。
私の好みはこちらのグレーの方で、あのグリーンはちょっとね~(当社名はテクノグリーンですが・・・・関係ないけど)

今までのお客様の中には大規模修繕工事が終わり、このウレタン防水のてかった色を見て愕然としウッドデッキを施工された方もいますが・・・・・

今回のお客様は見た目もさる事ながら、ルーフバルコニーの有効利用が主眼です。

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この飛び出した梁。
これをただカバーして隠すのではなく、これが「隠れる高さにまでウッドデッキ床を嵩上げしたい!」と。
出幅がそう大きくないルーフバルコニーですので、この梁幅20cmくらいもフラットな床にして広げようというアイデア

事前に送付してました資料・写真集とこのブログをご覧になって、参考にしたそうです。

他にもいろいろと活用の為に取り付けるオプションを打ち合わせしまして、大規模修繕工事の完了とともに施工へ。

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梁も隠れる高さに嵩上げしたウッドデッキ。約35cmくらいの高さになっています。奥行きが広くなりました。
奥に見えますのは床下収納用の蓋。
蓋は2分割にするくらい収納面を大きくしています。
これも図面に書かれていたご希望オプションのひとつ。床下が30cmくらいありますので、そこそこの物を収納できる空間となっています。

 

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こちらは横板フェンスとタープ用のフレーム。高さを確保できるようにフェンス側と壁側は庇の上にフレームを廻してタープ用の金物を取り付けています。
フェンスは単純な同じ幅の横板ではなく、広幅と狭幅の組み合わせによるデザインフェンス。・・・・・これも写真集を参考にされたようです。

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タープ用のフック金物です。

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こちらはフェンスの外側。この範囲までが専用使用部分ということで、こちらも同じ高さで繋がっています。。
今までは段差があり使いにくかったそうです。

そして竿掛け金物。
これも既存のフェンスにはなく、こちらのルーフバルコニーが唯一の物干し場。今まではいろいろと工夫して使っていたそうでうが大変だったそうです。

竿掛け金物は折り畳み式で、こちらの面の方が干しやすいという事でウッドフェンス支柱の裏側に取り付けています。

これでお客様の御希望を全て叶えることができました。
そう広くないルーフバルコニーでも、工夫次第では有効に使えるんだなぁ~と、つくづく感じ入りました。

施工後、お客様から

「デッキの下にゴミが落ちにくく、腐食の心配がないこと、大規模修繕時の保管が今回決めた理由です。
施工いただいた後、寒くなったり雨が続いたりでデッキでのんびりできませんが、暖かくなってゆったり過ごすのが楽しみです
水はけが良くて雨の後にすぐ出られるのもびっくりでした。」

ゴミが落ちにくいすき間無しのウッドデッキは水はけが悪いのでは?と心配される方もいらっしゃいますが、このように全く心配ありません。
何故ならイペは木肌が緻密で水を吸い込みにくい上、乾燥が早いという特徴があります。

それでは、いろいろとオプションを付けられ多機能なルーフバルコニーデッキ施工例の紹介を終わります。

次回は同じく大規模修繕工事が終わるのを待ちまして、ウッドデッキとウッドフェンスを施工されたマンションベランダを紹介させていただきます。

 

イペと加圧注入処理木材の差~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年1月26日

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横浜市のマンションへお住まいのお客様からメールをいただきました。

「現在大規模修繕中です。12年まえに敷いたウッドデッキを取り外したところ、かなり腐食が進んでいました。新しいものに変えたいと思っています。」

採寸へお伺いしました。

 

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玄関脇に積まれていた既設のウッドデッキ。

大規模修繕工事が終わったら再組立てするつもりだったらしく、パネルにナンバーも張ってあります。
床板をみたらイペです。腐ってんの?

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もう片方の積んであるのを見たら根太が腐っています。加圧注入処理木材です。
白い部分が白色腐朽菌にやられ腐ってしまった部分です。かなりふかふかの状態になっています。

下がコンクリートで半屋外のようなマンションのベランダでも、このように腐っています。

 

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この根太と接しているイペの床板の裏は全く腐っていません。
つまり同じ条件下12年でこれだけの差となっています。

この加圧注入処理木材を使用して「腐らないウッドデッキ」とか「10年保証」という”言葉”には、私は懐疑的です。
何故なら、耐朽性試験のデータでの質量減少率はイペは1%前後、加圧注入処理木材が3%前後となっているからです。簡単にいうとこのデータからはイペと比較すると3倍のスピードで腐るとも考えられます。
腐朽したウッドデッキの解体をしてきた経験から、この試験データと実際の腐朽に強い相関関係がみられます。

当社のウッドデッキ施工にこの「防腐加工木材を採用しませんか?」と売り込みをされる事もありますが、この腐朽性試験の結果から判断して使用しておりません。

質量減少率とはJISの木材試験方法に準じて培養した菌の上に置いて一定期間の後に腐朽して減った質量の元の質量に対する割合です。

 

それにしても、このウッドデッキせっかく床板はイペを使っているのに根太部分だけ他の材料にしたんでしょうかね?こんなところでコストダウンしてもしょうがないのに・・・・・

 

と、思いながら採寸を。

 

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足場も掛かっていて大規模修繕工事真っ最中。

3か月後、その工事の完了の連絡を受けまして施工へ。

 

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サッシ高さに合わせた高さ調整式のウッドデッキですので水平に仕上がっています。

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室外機はホースカバーで固定されていませんでしたのでウッドデッキの上に設置。

 

それでは、根太も床板もオールイペ(もちろん、全てイペ材使用ですので10年保証付き)のベランダウドデッキの紹介はこれで終了。

 

どっちがウッドデッキ?~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:バルコニー ウッドデッキ, マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年12月29日

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今回紹介させていただきますバルコニーウッドデッキは、以前このブログで紹介しました横浜市のルーフバルコニーデッキと同じマンションです。

前のお客様と同じように、このマンションは無垢材のフローリングをお好みで選ぶことができるようになっていました。
ルーフバルコニーのお客様は”イペ”でしたが、今回のお客様は花梨のフローリングでした。
少々赤っぽい花梨に合わせてイペの塗装タイプでのベランダウッドデッキの施工となりました。

そこで今回は先に施工後の写真紹介から。

 

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こうしてみると、どちらがウッドデッキ?と、いうくらい色味が似ています。

 

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特にテクノグリーンのイペ製バルコニーウッドデッキは、すき間無し施工していますのでなおさらフローリングのように見えます。

 

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高さも室内に合わせてバリアフリーに!もうほとんど室内と同じですね。

 

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避難ハッチ蓋部分です。

 

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こちらが施工前。

 

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最近はベランダにはこうしてエンボス加工された塩ビの長尺シートも敷かれていて、それなりに見栄えも良くなってきましたが、並べて比較してしまうと・・・・・・・・。

 

今回のお客様は、お住まいになられてから資料請求をいただきました。
お送りしました写真集の塗装タイプをご覧になり、フローリングの色に合わせてご注文は塗装タイプで。

施工後のアンケートで、

テクノグリーンのウッドデッキをお選びになった理由として

①イペ材は知らなかったがサンプルを手にして
②すき間なし施工
③修繕時に預かってくれる

施工後の感想として、

「見積もり依頼から施工まで短期間で対応して頂けたのと、リビングとの一体感にとても満足しています。」

今回使用しています塗料は3回塗装が基本です。
塗装後24時間乾燥してから次の塗装になりますので、現場で3回の塗装は難しいです。

テクノグリーンではこの工程のうち、2回は工場で行い最後の塗装は組立て後、現地で行う事により塗装タイプの施工でも1日で完了させています。

室内のフローリングがブラウン系であれば、今回のようにリビングと一体感があるバルコニーウッドデッキとなりお勧めです。

写真集にも塗装タイプの施工例写真が載っています。——–ご希望の方は、こちらから

※資料の送付は申し訳ありませんが、施工サービス地域は東京・千葉・神奈川・埼玉・茨城・栃木となっていますので、この地域にお住まいか予定のある方に限らせていただいています。