ルーフバルコニーの活用方法~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年12月2日

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お客様から「横浜の新築マンションのルーフバルコニーへウッドデッキ、フェンスとベンチ&テーブルを考えています。」と、お電話をいただきました。

内覧会は終了していましたが、確認会時に同行しまして打ち合わせ・採寸を。

お伺いしまして室内の床を何気なくみましたら、なんとイペのフローリング!!
お聞きしますと、オプションでフローリングは無垢のイペ材を選ばれたようです。・・・・・ちなみにテクノグリーンの打ち合わせルームの床もイペです。

※欧米ではイペは高級フローリング材として有名です。

このようにイペを気に入られているので、当然ウッドデッキの材料もイペ。

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横浜港に近く、港の風景が見渡せます。

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ルーフバルコニーも広く約60㎡近い面積です。

 

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この広いルーフバルコニーの活用方法としてお客様は一部分をウッドデッキにしてアウトリビングとして。
残りの部分は・・・・・・・。

 

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アウトリビングとして活用するアイテムとしましては当然テーブル、ベンチが必要となります。

 

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ベンチは上部のふたが開く収納式。
一人用の椅子はベンチのデザインに合わせてスツールタイプをお選びになりました。

これらベンチ・テーブルも言わずもがな「イペ」で製作しています。
その理由は耐久性に優れている(これらも10年保証)ばかりではなく、ルーフバルコニーでは強風が吹きますが重いので「飛んで行かない」というのが最大の理由です。

 

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ウッドフェンスのデザインは、一番多く選ばれる広幅と狭幅の組み合わせ。
フェンスも同じイペですので、高級感が違います。

ハードウッドはみな同じと思っている方も多いようですが、耐久性だけではなくこのグレード感もイペはぴかイチ。

 

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お客様から「下地からのすき間は”3cm以内”まで、仕舞い部分は幕板を張って!」とのご希望でこのように仕上げています。

実は、ウッドデッキ施工後に残りの未施工部分は人工芝が張られる事になっています。
そう、人工芝=パットの練習場。

人工芝とウッドフェンスの下の方はネットを張られて、ゴルフパットの練習に使う予定との事で、採寸時には人工芝屋さんも来ていて一緒に打ち合わせをしました。

ご主人はゴルフパットの練習、ご家族はここで食事や寛ぎのアウトリビングとして活用する予定との事。
ルーフバルコニーは活用次第で、いろいろな用途に使える空間ですね。

今回のルーフバルコニーウッドデッキ&フェンスの紹介はこれで終了しますが、近々にもまたルーフバルコニーウッドデッキの施工例を紹介させていただきます。
次回は戸建の庭ウッドデッキの紹介です。

 

閉ざされた庭をウッドデッキで~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ガレージデッキ(車庫上ウッドデッキ), 最近の施工事例, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2015年11月13日

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今回の紹介は横浜市の駐車場上のウッドデッキ。

同じ駐車場の上にウッドデッキでも、大きく分けますと駐車場と家の敷地が同じ高さの場合と、家の建っている敷地が1段高くなっている場合があります。

今回は後者の家の敷地が一段高くなっているケースです。
この2つのケース、何が違うかといいますと前者は普通は家の2階から出入りし、後者は1階の部屋あるいは庭からの出入りする仕様となります。
また多くは1~3面が擁壁で囲まれている駐車場となっています。

ちなみにテクノグリーンでは、このような場合ウッドデッキを出来上がった形がいかにも車庫の上にウッドデッキが載っているような感じから「車庫上ウッドデッキ(ガレージデッキ)」と呼んでいます。

お客様は、このブログで紹介した事がある柏市の車庫上ウッドデッキの写真をご覧になり「同じような駐車場上ウッドッキを考えています」としたの図面をお送りいただきました。

 

柏市の車庫上デッキ

柏市の車庫上デッキ

どうです。車庫のように見えませんか?

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お客様からの図面

 

このいただきました図面から概算見積もりをさせていただきました。
こうして寸法が大体わかる図面を送っていただくと、見積もりもしやすいです。

一緒に写真も送っていただいたので、なおさらイメージしやすい!

 

お客様からの写真その1

お客様からの写真その1

 

お客様からの写真その2

お客様からの写真その2

 

後は現地を見ながら相談という事で。

 

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このように、駐車場で玄関側と庭が分断されて使いずらい状況です。
そこで駐車場の上にウッドデッキを作り、玄関側からも庭へ行き来できるようにすることが、お客様の御希望でした。

~庭の利便性を考えると至極まっとうなアイデアですし、庭の面積が増大するので一石二鳥ですね。

以前からそのように考え、地元の外構工事屋さんへ問い合わせしていたそうですが、出てきた案が樹脂人工木材のデッキ。しかも高かったそうです。
元々庭用に開発された人工木で駐車場上のウッドデッキを作ろうとすると構造部分で無理が生じ、高コストになりがちです。

それ以上に小さなお子様がいらっしゃる家庭では、「あの素材で作って子供に、これが木材と勘違いして育つのも・・・・・・」という理由で敬遠される方が増えています。
最近も、その理由で人工木材をやめて天然木材に変更しましたお客様がいますので近々紹介させていただきます。

話がそれましたので元に戻して、
お客様のところへお伺いしました時は、ご主人が不在でした。
ご主人も色々と話を聞きたいとのことで、今度はご家族でご来社いただきました。~遠方からありがとうございます。
調査・採寸した図面と写真を基に最終仕様の打ち合わせもありましたが、ご主人は主に構造部分と柱、基礎へのご質問。

打ち合わせルームにも実物の柱金物を置いてありますので、直接触ってご納得いただきました。

 

 
**********駐車場上ウッドデッキや2階建てウッドバルコニーは、この柱とその基礎が命です。
先日調査させていただいた2階建てウッドデッキをご希望のお客様の敷地では、この柱基礎を充分強度を持たせて打設する状況になかったので、お断りする事になりました。・・・・・・他の会社では基礎を打たないので、出来るそうですが*********

柱の基礎工事が終了して1週間後に本体工事へ着手。

 

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完成直後の正面からの写真。高さは2mちょっと。
ちょっと見えにくいかもしれませんが、写真右下に写っているのが、ご主人も気にしていた新たに打設された基礎と埋め込まれた柱金物。柱は100角のイペ材です。
正面のフェンスは立て板。このデザインは奥様の強いご希望でした。

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隣家側のフェンスは横ボーダー。

 

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こちらはウッドデッキとは別に独立型の目隠しフェンス。
丁度、リビング前にお隣の玄関があるのでお互い気にならないように目隠しで。

 

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駐車場上から家の掃出し窓へと繋がるようにウッドデッキを施工。
これでウッドデッキを通じて、念願の玄関側から庭への行き来が可能になりました。

 

施工完了後まもなくお客様からアンケート用紙で、

ブログの施工例を見て、仕事の誠実さと10年保証に安心感を覚え依頼しました。
夫に「いい会社みつけたよ~」と言ったものの、柏は遠いとあまりいい顔しなかったのですが、
実際に社長にお会いして「ここなら間違いないね」と決断してくれました。
完成したウッドデッキには家族全員大満足で、休みの日には大活躍しています。
悩んだ物干し金物も付けて良かったです。

職人さん皆さんが良い方で、私の意見にも耳を傾けてくださりとても感謝しています。
植木も移動していただきました。ありがとうございました。

今日デッキでビニールプールをやりました。
pM10:30 夫はひとりデッキでワインを飲んでます♡

 

アンケートのご返送、ありがとうござました。ウッドデッキがいろんな場面で活躍していますようで良かったです。
お嬢様のプールの場面やら、ワインを飲んでるご主人の姿が目に浮かぶようです。

※ちなみに、この施工は9月のまだ暖かい時期に終了しています。・・・・私のブログ投稿が遅くなっただけです。
と、いうことで溜った施工例紹介を次回はなるべく早めに?

 

 

 

 

 

ハイデッキ?それとも傾斜地ウッドデッキ?~横浜市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:傾斜地ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年10月19日

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神奈川県横浜市のお客様から、購入された分譲住宅の敷地図面と家の図面をメール送付いただきました。

このブログで以前、紹介しました傾斜地のウッドデッキ施工地形に似ているとのお話。

いただいた図面を眺めながら以前施工しました現場を思い出し、大まかな構造と施工方法を考えた末・・・・・・・・「出来ますよ。」
お客様は、住宅分譲会社や地元のウッドデッキ業者へ問い合わせたそうですが、色よい回答を得られず、ネットで捜されこのブログにたどり着いたようです。

・・・・・たまには、このブログもお役に立つんですね。書いてて良かった!

 

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家の裏側が急斜面。

 

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それでも片側は、これだけの幅で平地はありますが、もう片側はほぼ平地は無し!

 

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家も裏側は高基礎で建てられています。掃出し窓までの高さも1m強。
この高さ以上は当社ではハイデッキの範疇になります。

従って今回ののウッドデッキはハイデッキ&傾斜地ウッドデッキ。

ハイデッキや傾斜地ウッドデッキは、ただ単に束を高くして施工すれば良いというわけではありません。

束?とういうか柱の位置、本数は状況によりまして制限がありますので、通常の庭デッキと比較しますと構造部分に使用する部材は大きなサイズ、組み方が必要となってきます。

また作業するにあたりましても斜面での施工は危険も伴い、どうしても難しくなってしまいます。
下手をすると2階建てウッドバルコニーの施工よりも難易度が上がる事も。

施工経験が少ないと、上の業者さんのように断るケースが多いかもしれない工事です。

 

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無事に施工完了。

全体としては小さめの傾斜地デッキですが、構造・施工上ではこれがギリギリ出せる幅です。
それでもお客様の御希望する出幅以上で設計する事ができました。

構造部分は庭ウッドデッキと2階建てバルコニーの間?くらい。

今回は特に現場での作業を減らす為に、製作図面を基に極力工場で製作して行きました。

また、こういう足元が悪い現場では、少人数での作業は遅々として進まず、かつ危険です。

小さいデッキでも、組み付けする職人、サポートする職人、材料を運ぶ職人と分けてなるべく自分のポジションから動き回らないで済むような体制を組んだ方が効率的で安全に施工できます。

今回は4人の職人で本体工事は1日で完了。
まぁ~、全員が慣れていていつものメンバーでなければ、いくら人数を増やしても意味がありませんが・・・・

 

最後に内側の写真を。

 

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今回のウッドフェンスは横板の内張り。
高さはもちろん高所部分のウッドデッキになりますので転落防止柵基準の1.1m以上としています。

またこれで懸案のエアコン室外機の設置場所も確保でき、傾斜地の有効利用となりました。せっかくの自分の土地ですからネ!

では、次回は戸建2階ベランダへのウッドデッキ紹介となります。・・・・・最近お問い合わせが多いので、できるだけこのブログでも紹介したいと思います。