屋根付き駐車場上デッキ~柏市~新設編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:屋根付きウッドデッキ(サンテラスデッキ), 最近の施工事例, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2015年8月9日

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昨日に続いての柏市の屋根付き駐車場上ウッドデッキの投稿です。

外壁の塗装が終了しました。いえいえ1日で塗装が終わった訳ではありません。
お天気に恵まれていたとはいえ、約10日間ほど経っています。・・・・・この施工ブログの投稿が溜っていて、連チャンでの投稿となっているだけです。

 

 

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下地の鉄骨も錆び落としの上、きれいに再塗装されてました。
外壁の色も良い感じの上、ペンキ屋さんもていねいな仕事だったそうでお客様も大満足されてました。

 

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ようやく、今回の標題の”屋根付き”です。

今回、新しくウッドデッキを作り直すにあたり、お客様は「今まで10年近く使えなかった分を取り戻すべく雨の日でも雪の日でも使えるようにしたい!!!!!」

屋根を付けた理由は以上です。・・・・・・ホント?

 

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屋根はポリカ波板のスモークブラウン。
それでも日差しの強い日にはタープを掛けれるようにフックも取り付け。

洗濯の物干し竿は、どちらの方向にするのかまだ決めていませんので、今のところはまだ取り付けていません。
決まり次第、取り付けにいく予定となっています。

 

 

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ウッドデッキの平面が、敷地に合わせ四角形ではないので屋根もこんな変形となっています。
雨が隣家に落ちていかないように、樋もバッチリと取り付け。

 

 

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上の3枚の連続写真で、ウッドデッキの形が判りましたでしょうか?

 

ついでに、塗装されているのも判りましたでしょうか?
この塗装はお客様が「塗装は自分でやります!」と、宣言され2回目の塗り終わり後に電話をいただきました。
「終わったけど、見に来きます?」

で、カメラをぶら下げて撮ってきたのが、上の3枚の写真。

「うちの職人より上手じゃん!」(ちょっとお世辞も入ってますが)

この暑い中の作業でしたので”血と汗と涙が混じった塗装”でした。・・・・ん?血と涙は入ってない?

 

お客様の塗装も終わり全て完了したのですが、今回ペンキ屋さんの仕事は順調に進みましたが、
ウッドデッキ工事に入ってからは、雨、雨の連続で予定より掛かってしまいました。・・・・・・今年は長梅雨にやられた感じです。

その雨で現場作業が出来なかった時に、工場でせっせと製作していましたマンションベランダウッドッキを次回で。

 

屋根付き駐車場上デッキ~柏市~解体編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 屋根付きウッドデッキ(サンテラスデッキ), 腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2015年8月8日

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今回紹介のお客様は、会社のすぐ近く。
20年ほど前に新築されたときに一緒に作られた駐車場上のウッドデッキ。構造部分は鉄骨で出来ています。

上の木部分は、当時ではまだ珍しかったレッドシーダー。この頃からですかね、レッドシーダーが一般家庭のウッドデッキに使用され始めたのは。
家を建てた大工さんがウッドデッキも作られたそうですが。20年以上前としては先進的な材料選びだとは思うんですが・・・・・

20年以上もレッドシーダーは持っていたの?という疑問がわきますが、実は10年以上前から腐り始めていたので使用していなかったそうです。

ところが最近、手摺の割れ目から虫が出入りしているのを発見し、虫が苦手なお客様はとうとう取り替えを決意されたようです。

 

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いつもながら、遠目からでは腐っているかどうか判別つきませんね。

 

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これでも、良くわかりませんが、お客様からは「あの板は良いけど、この板は腐ってるからダメ!」と指示をいただいて恐る恐る向こうの端まで。

 

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この手摺の笠木が虫の棲家に。
ばりばりに割れた笠木の中心部が腐り、そこが虫のねぐらになっているようです。

針葉樹の”芯持ち材”にはよく見られる現象です。防腐注入木材でも同じですが、角材で使用するには”芯去り材”を使用するか背割りを入れて使用すれば、それなりに耐割れの効果はあるんですが・・・・・。

割れに関しては芯去り材の方がいいけど、耐腐朽を考えると赤身の芯持ち材の方がいいし、選択は難しいところですね。

そこへいくと、耐腐朽性が高いハードウッドのイペであれば、大きな割れも起こりにくいので角材も心配なく使えます。

当社の近所という事もあり、実際に使われているイペのウッドデッキを確認されて、使用木材はイペに決定。

既存ウッドデッキを解体するなら、この際懸案であった外壁の塗り替えもしたいというご希望で、塗装屋さんと施工工程の打ち合わせ。
先ずは当社が既存のウッドデッキを解体。

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腐った床板。

 

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手摺支柱のほぞ。白いのが腐朽菌。

 

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先の写真のほぞが差し込まれていたほぞ穴。
ほぞ加工された継ぎ手部分は全て腐っていました。
元の柱断面を削って作るほぞ加工は、強度は落ちるし、雨が掛かる事が前提のウッドデッキでは絶対にやっちゃダメな加工なんですけどね。・・・・・・・屋根・壁がある建物は別ですが。

解体は、ここまで腐っていたのでほとんど電動工具なしで人力だけで完了。いつもの半分の時間しか掛かりませんでした。

今回、虫以外でお客様が解体を決意した理由は、「このフェンスが何かの拍子に道路や隣家に崩れ落ちるんじゃ?」と心配になってきてたからだそうです。

私もこの解体時に立会ましたが、それは杞憂ではなく近いうちに現実に起こりうるほどの腐朽でした。・・・・針葉樹にホゾ加工、最悪の組み合わせです。

 

たまたま木材から虫が出てくるのを見て思い立ったそうですが、これがホントの”虫の知らせ?”
・・・・・・次回に続きます。

 

 

 

庭がないので駐車場の上へウッドデッキ~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:最近の施工事例, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2015年6月19日

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今回の紹介のウッドデッキは駐車場上のウッドデッキ。

昨年の夏に、ご夫婦でこれから千葉県松戸市に建てられる予定の敷地・建築計画図面を、お持ちになってご来社いただきました。

工務店と建築契約が終わったばかりというその図面。
道路から1段上がった敷地に家が建つ予定ですが、道路に面した駐車場は2台分となっていますので、庭がほとんどない計画となっていました。

アウトドアスペースが欲しいお客様は、家を建てる予定の工務店やホームセンターへも相談したらしいですが、提案されたのは人工木のウッドデッキばかり、ついでに10年保証もない。

どうしても天然木で10年保証付きの駐車場上ウッドデッキをご希望のお客様はネットで当社へたどり着いたそうです。(このブログかも?)
当社から送付させていただいたイペ材を手にとり「これだ!」と、ご来社いただきました。

打ち合わせスペースには、現在施工取り扱いしている他のハードウッド(マサランドゥーバ、イタウバ、ウリン、クマル、セランガンバツ)や人工木材も置いてありますので、ご来社いただければ実際手に取り比較検討して頂けます。
ただ、手に取って比較されると、お客様は、たいていイペを選択されます。今回のお客様もご多分にもれず・・・・少々高くなりますが、同じハードウッドといっても見た目も質感も全然違いますからネ。ついでに耐久性も。

ご予算内で出来る大きさと、フェンスデザインを打ち合わせさせていただき、ご契約。

まだまだ着工は先だという事でしたが、時間がある時に敷地だけチェック。

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敷地の土留め擁壁は出来上がっていましたので、駐車場のサイズと高さ関係の確認。図面通りです。

 

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そして半年後、「竣工しました」と、ご連絡をいただき、現調・採寸へ。
こうしてみると、窓から駐車場まで、本当に距離が無い事が判ります。
掃出し窓高さへウッドデッキを仕上げますので、駐車場からの高さは約2.4m。
2階から出入りするウッドバルコニーからすると高さは低いのですが、テクノグリーンでは2m以上の高さがある場合、昨今の地震の多さも考慮して、100角の柱と専用の柱金物を使用する事が標準仕様。

今回のお客様もいろいろ調べて、この安全性を重視している当社に決められた一因のようで、「柱金物を使用してください!」

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はい。これが間違いなく使用しました柱金物と100角のイペです。
柱金物はコンクリート土間を斫った上に下を掘り込んで基礎を新たに打設して埋め込み取り付けています。

簡単に既設の土間コンに柱を建てたり、90角の柱を使う方法もありますが、一番重要な柱部分でコストダウンしてもしょうがありませんから。

 

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完成しました。
お客様の御希望でありました縦格子フェンス。これはご来社のおりに、100ケ所以上載せてある写真集をご覧になり決められました。

当社でも駐車場上ウッドデッキでは久しぶりの縦格子フェンスでした。
このフェンスも工場で製作してきているので、施工日数は1日半。2日めの午前中に完了引き渡し。

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庭に出ると足1歩で駐車場へストンという状況が、こんなにスペースを確保できました。
物干しはもちろん、鉢植えを置いたり、お茶するスペースとしても充分な面積です。

最後に前面からの全体写真を紹介しまして終了。

 

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