角地の庭のウッドデッキ~市川市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年10月9日

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半年以上前に、千葉県市川市のお客様から資料請求とお問い合わせいただきました。

「現在戸建ての小さめの庭にウッドデッキと目隠しとしてフェンスを考えています。
金額的にも恐らく今すぐにとわいかないと思うので、実際に庭を見て頂いてから見積もりを出して頂けないかなと思いお問い合わせ致しました。
見積もり金額が出てからそれを目標に資金などを計画したいと思っております。」

資料・写真集とサンプルがお手元に届きましてから、

「ウッドデッキ資料、サンプル送付ありがとうございました。

実際に、庭を見て頂いて見積もりして頂きたくご連絡致しました!
資金等の準備、計画などもありますので長い目でお付き合いさせて頂きたいなと思っております。」

はい、結構です。当社では見積もりさせていただいて最長2年後に施工した例もありますから。(ただ、その間に材料が値上がりしまして、再見積りさせていただきましたが・・・・・)

打ち合わせ・採寸へ。

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ご覧のように庭が2面の道路に面しています。それも結構人や車の通りが多い状況。
これでは庭に出てのんびりと、というような環境ではありません。

プライバシーの確保の為にもウッドデッキには、目隠しフェンスが必須ですね。

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先ずは、お部屋の中に居る時でも安心できる目隠しフェンスの高さを決めていきます。
お庭には、木タイルや玉砂利をご自分で敷かれ活用を図っていたようですが、室内からの段差と目隠しだけは如何ともしがたいようでした。

※採寸している調査担当者が、まだジャンバーを着ています。調査時は2月頃。

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庭とブロックで仕切られた駐輪スペースは使われていないので、こちもウッドデッキに。これだと結構広いウッドデッキとなりますね。

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この室外機はホースが固定され全く動かせませんので、この部分はくり抜きで。

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これがくり抜いて室外機の頭だけが出たところです。本当は室外機カバーを付けてあげたいところですが、シャッターや壁とのすき間もほとんどなく、設置は断念。

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道路から見たウッドデッキの全体。これで通行人の視線も気にならなくなりました。
ブロック上にありました既設のアルミメッシュフエンスは、施工する上で邪魔にはならないのですが、デザイン的に目障りなので撤去しています。

 

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駐輪スペース上へのウッドデッキ部分。こうしてみるとこの部分の面積というのは相当部分を占めているんですね。

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内部から見ても目隠し効果はばっちり。ちなみに横板のすき間は10mmです。
10mmのすき間だと圧迫感があるように思えますが、広幅と狭い幅の組み合わせにしますと、そんなには感じません。
このフェンスデザインは写真集の中からお客様が選ばれました。・・・・・ここ数年、当社一番の売れ筋?

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上から覗ける高さ?
いえいえ、わざわざトラックの荷台から撮った写真です。
フェンスの高さはウッドデッキ床からで1.5m、道路からですと2m以上あり、道往く人からは覗けない高さです。

 

活用出来なかった庭が、念願の使えるウッドデッキに変身したのをご覧になり、

「先ほど、帰宅しまして確認出来ました!
完成されていてすごく大満足しています!!
本当に本当にありがとうございます!
職人さん達にもよろしくお伝えください!!」

と、施工完了しました日の夜にメールをいただきました。

元あったウッドパネルやアルミフェンスの撤去、防草シート敷設も含め途中大雨で中断しましたが実質2日間の工事でした。ともに平日だった為、帰宅したら完成していた次第です。

時間を掛けて調べ慎重にウッドデッキ材をお選びになられたお客様は、アンケートで

「仕上がりとても満足しています。大金を出した価値があると思っています。
10年保証書いただきましたが、それ以降は自分で手入れなど必要でしょうか?」

と、ご質問いただきました。

~手入れの件ですが、耐久性を保つための手入れは不要です。
塗装で耐久性を高める等の説もありますが、下の構造部分は塗装できませんので塗装で耐久性を高める事は不可能です。
イペは塗装無しで10年保証していますし、実際20年前に当社で施工しましたイペ製ウッドデッキは腐ってなく、現役で活用されています。~

ただ、できるだけ元のより良い状態で使用していただく為のメンテナンス方法としては、
1)水洗い
2)サンダー掛け
3)塗装(あくまでも退色防止の為)

の3つの方法があり、その詳細をメールで連絡させていただきました。

といいながら、会社の玄関前ウッドデッキは施工後10年になるのですが、その間たった1度水洗い(高圧洗浄)しただけですが・・・・・・・”紺屋の白袴”ならぬ”ウッドデッキ屋のノーメンテナンス”?

で、今回の角地のウッドデッキの紹介は終了。次回はルーフバルコニーウッドデッキです。

段差を付けたルーフバルコニーウッドデッキ~習志野市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年9月2日

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千葉県習志野市の新築マンションを購入されたお客様から、間取り図面の送付とともに資料請求をいただきました。

内覧会は既に終わっていましたので、新居へお住まい後ルーフバルコニーを眺めながらじっくりとウッドデッキの構想を練られたようです。
その際に、テクノグリーンから送付しました写真集や、このブログで紹介しています「ルーフバルコニーデッキの施工例」も隅々までご覧いただいたようで、いろいろと取り付けるオプションも決められていました。

それでは、構想もまとまりましてお伺い採寸・打ち合わせをしました時の写真から。

 

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お住まいになる前は、周囲をウッドフェンスで囲む事も考えていたそうですが、視界が開けている環境でしたのでウッドフェンスは付けない事に。ただし、ルーフバルコニーは夏場は相当暑くなりますので、ルーフバルコニー=タープと定着してきているのでタープ用の柱&フレームを壁側とこちらのアルミフェンス側にも建てる事に。

 

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ルーフバルコニーはこの梁で分断されていますが、使用頻度を考えて、今回ウッドデッキは梁のこちら側のみに施工。

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窓前に鎮座している梁。これがまた幅が広く45cm、高さも35cmもある厄介物。
これ、どうしますかね?

お客様は、ちゃんとアイデアをお持ちでした!

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梁部分は隠し出入りでは段差を小さくし、外側部分のウッドデッキを1段低く段差を付けてウッドデッキを施工する。
この段差があれば、ちょうどベンチ代わりで腰かけられるそうです。

ん~、良いアイデアですね!と、感心していましたら、「いただいた写真集や、ブログでも紹介されてましたよ。」

はい、私の脳内ハードディスクはフロッピーディスク(もう死語?いやいやまだ現役で使われています。)並みの容量しかないので、頭の中には残っていませんでした。
元々、私が考えたアイデアではなく、お客様のご希望を形にしただけですから。

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こちらは、壁側のタープ用柱とフレーム。窓全面を覆うタープが掛けれるようになっています。

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こちらが、フェンス側のタープ柱。
その前に設置しているのは木製花壇?この中に樹脂製プランターを置けば木製花壇のように見えます。

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室外機カバー。当初は普通のタイプの予定でしたが、お子様が登られて柵外へ落ちない様にとの配慮からアルミフェンスと同じ高さの室外機カバーに変更。

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せっかく高く作るのなら、その高さ分を棚式収納で扉付に。これも送付してましたルーフバルコニーウッドデッキの写真集の中にありまして、その中からお選びに。
これも全てイペで作っていますが、硬いので製作に時間がかかります。その代り耐久性も抜群でこれも10年保証しています。

本当はこの他にマリンライトを取り付けているのですが、諸事情で後での工事となり写真が撮れていません。

お客様からは、タープを張られライトも夜に点灯された写真を送っていただくお話を聞いていますので、いただき次第このブログで紹介させていただきます。・・・・・・・お客様、よろしくお願いします。

それでは今回のルーフバルコニーウッドデッキの紹介はこれで終了。次回は戸建の庭ウッドデッキを。

 

 

駐車場上のウッドデッキ改装~世田谷区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2016年8月21日

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東京都世田谷区のお客様から問い合わせいただきました。

「現在一戸建ての2階にウッドデッキがあります。
今回その改装を検討しております。
可能であれば人工木にしたいと思っておりますが、決めている訳ではありません。
施工も含め、御社にて対応可能でしょうか?」

わかります。
一度天然木のウッドデッキで腐る経験をしてしまうと、次は腐らない人工木に替えようかと考えるのは・・・・・・・

資料とサンプルをご覧になりましたお客様から
「先日はサンプルなどを送って頂き、ありがとうございました。

遅くなってしまいましたが、図面を添付致します。
天然木で問題ございません。
できるだけ長持ちする木材を希望します。」
と、イペの耐腐朽試験結果表や20年以上もっている実績を知り天然木のイペでの見積もりとなりました。
元々、天然木の風合いが気に入っていたのですが、耐久性の事を考えてとの事でしたので、人工木より耐久性のあるイペであればと。
見積もりが、他社からとっていた人工木と大差なく予算内という事で打ち合わせに。
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10年前ほどに家を新築された時、一緒に工務店が作られた駐車場上のウッドデッキ。
使用されているのはレッドシーダー。10年前くらいですとまだ大手のエクステリアメーカーがどこも盛んに売り出していましたもんね。”腐りにくい最高のウッドデッキ材”と称して・・・・・・それが今じゃ、”天然木材より腐りにくい人工木材”を各社で競って販売しています。しかし、商品保証2年間はどちらも同じ。どういう事?
そんな状況でしたから、工務店がレッドシーダーでウッドデッキを作るのもやむを得ない面はあったのですが。。。。。。
さて、解体時と新設のウッドデッキ工事の写真を。
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調査・打ち合わせ時には床板の表面に数か所しか見えなかった腐朽が、根太では全面アウト!
今までも数十ケ所のこうした腐ったウッドデッキをみてきましたが、レッドシーダーや防腐注入木材は下の構造部分が床板の数倍腐っています。
ですから表面のみをいくらメンテナンス(塗装)してやっても耐久性の付与にはなりません。今回のお客様も何度かは塗装をしていたそうですが。
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白い部分が腐朽菌。ずぶずぶで強度はゼロ。よく今まで崩壊しなかったと感心してしました。
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土台に切られたホゾ。ここに手摺支柱が建てられていましたが、いつもこのブログで書いていますように絶対にやってはいけない加工。・・・・・・・ウッドデッキの腐朽メカニズムをを知らない大工さんが、やっちゃうんですよね。
今回もこの部分が一番腐朽していたケ所。
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こちらも駐車場上ウッドデッキは根太から下の構造部分は家と繋げて作られ、しかも同じようにモルタル仕上げ、上部には鋼板の笠を付けられ雨水から守っています。
この構造部分が大丈夫な事を確認の上、かつビス穴をシールしましていよいよ新しいウッドデッキの施工へ。
・・・・・・このように、構造部分には、慎重な腐朽対策が取られていたのに、肝心な上のウッドデッキ部分で腐朽対策されてなかったのは、もったいなかったですね。
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今回の改装にあたり、今までのフェンスはあまりにも目隠し効果が無いという事でデザインをクロスから横板変更。
床高さも段差を小さくする為に、サッシ枠下ぎりぎりまで上げました。
表面からは見えませんが、根太本数を増やし今までのよりは根太間隔を狭くしています。
調査の時に気づいたのですが、使用している床断面からすると間隔が大きすぎました。お客様に「乗った時にフワフワしませんでしたか?」と聞きましたとことろ、「はい。でも慣れてしまいました。」
たぶん、たわみの構造計算をしないで作られていたのでしょうが、使い心地が悪いだけではなくたわみ過ぎると腐朽も早めます。
今回の改装にあたっては、大引き・根太・床の3層構造でたわみも含めた構造計算をし直しての設計・施工としています。・・・・・これでようやく10年保証を付けて引き渡しができます。
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開始予定日は雨にたたられ、始まるのは1日遅れましたが仮設足場設置、解体、新設デッキ施工と予定通り2日で完了となりました。
イペ材をご存じなく、当初人工木材での施工を考えていましたお客様も完成を見て、
「大変満足しています。ありがとうございました。」とアンケートで。
本当は天然木のウッドデッキが欲しいのだけれど、耐久性が心配で・・・・・とお考えの方、一度テクノグリーンのウッドデッキ資料をご覧になりイペ材のサンプルを手に取ってみてください。ご納得いただけます、
資料請求はこちら。