久々にウリンのウッドデッキ~我孫子市~前編

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2012年11月26日

タグ: , , , ,

久々にウリンのウッドデッキを施工しました。

テクノグリーンはイペのウッドデッキだけじゃなかったの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、当社「ウッドデッキ施工専門店」です。、イペ材は推奨していますが、お客様のご要望によりましては庭用のウッドデッキに限り、ウリン製のウッドデッキも施工させていただいています。何故、庭用だけ?という理由につきましては、後編にて解説させていただきます。

さて今回のお客様は昨年、同じ我孫子市でお友達が施工しました当社ウッドデッキをご覧になり、ご連絡いただきました。

前々回、ご紹介しました「傷んだウッドデッキ、ちょっと見てもらえますか?~葛飾区~」と同様に10年ほど前にご近所のホームセンターへ依頼して作ってもらったものだそうです。何年か前から床板が腐り、数枚交換していたようですが、構造部分も怪しくなってきたので、全面取替えを決めたそうです。

それでは調査時の写真から。

旧ウッドデッキ

旧ウッドデッキ

遠目では床板の一部と幕板しか腐っているようには見えません。

これが解体してみると

解体時の腐ったウッドデッキ

解体時のウッドデッキ

フェンス支柱と根太の接合部分

フェンス支柱と幕板の接合部分

幕板を張っていた支柱部分が腐っていました。

根太と支柱の仕口

根太と支柱の仕口

これは根太と支柱の仕口加工による接合部分です。すべてのヶ所で腐っています。多分、ホームセンターが大工さんに下請け施工させたものと推測されます。

根太の腐朽

根太の腐朽

使用頻度の高い場所が床板、根太ともに腐朽しています。これは床板と根太の2重構造でしかない為、荷重分散が充分行われなくて一定の場所のみが撓み、腐ってきたと思われます。

素人の方がDIYでウッドデッキを作るのならば仕方がないですが、プロが施工するウッドデッキは、できれば3重構造で撓み・歪みが出づらい構造にするべきだと思いますが・・・・・。まぁ、材料・施工コストを削減しようと思うと、こういう構造部分で手を抜く方法もあるのでしょうが。

これらを全て解体し、ウリンのウッドデッキの完成写真の紹介は次回、後編で。

こんなベランダもあるんですね!~和光市~後編

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2012年11月23日

タグ: , , ,

前回の続きで、埼玉県和光市の3つの高さ違いの段差に囲まれたマンションベランダへのウッドデッキ施工例の紹介です。

このコンクリート段差に囲まれた中央部は、けっこう深さがあるので”足湯”にでも使えそうだなぁ~と、思いつつ居眠りしながら目を閉じながら施工方法を考え、良い方法を思いつきました・・・・・・本当は今まで行なってきた方法をいくつか組み合わせただけですが・・・・

それでは施工途中の写真は企業秘密?ですので、いきなり完成写真から。

室内からのベランダウッドデッキ写真

室内から

段差が無くなり、一面フラットに仕上がりました。もちろん”足湯”も解消。

室外機部のウッドデッキはくり抜き画像

室外機部はくり抜き

横の出幅が小さいベランダは今回、施工なしです。

すき間無し施工のウッドデッキ画像

すき間無し施工のウッドデッキ

今回も当然、テクノグリーンのバルコニーデッキ特徴のすきま無し施工です。仕上がり感はウッドデッキというよりは、ほぼ室内のフローリングと同じです。

このすき間無し施工は、他のデッキ材や人工木材では水分や熱による膨張の為できません。イペ材のみが可能となっています。

最後に室内からの写真をもう一枚。

またぎ窓をはさんでのウッドデッキ

またぎ窓をはさんでのウッドデッキ

ん~。これがノンレールサッシの掃出窓だったら、完全に室内と一体となっていたんですがね。でも施工前からみたら、断然、一体感も出て広くみえるし、なにより使いやすくなりましたよね。

お客様からも「出来上がりに満足しています。どうもありがとうございました。」

・・・・・こちらこそ、新たな経験をさせていただき、ありがとうございました。また一つ施工バージョンが増えました。感謝いたします。

このような、ちょっと変わったベランダのマンションへお住まいのお客様も一度お問い合わせを。

お客様はご近所からの引越しで、施工当日が引越し日。朝お部屋の鍵を開けていただき、ご自宅へ戻られれて午後に荷物を運び入れる頃には、ベランダウッドデッキ数量は約12㎡でしたが大方施工は完了させていただきました。

テクノグリーンのベランダウッドデッキは工場でオーダーメードで製作して参りますので、現場での施工時間は従来工法(当社比)の1/3~1/4で済みます。今回のように場合によりましては、引越し日と重なりましても可能です。

マンションでの施工に掛かる時間は、けっこう大きな選択要素のひとつとなります。詳しくはホームページのバルコニーウッドデッキを参照してください。もしくは資料請求・お問い合わせから。

こんなベランダもあるんですね!~和光市~前編

0

投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2012年11月21日

タグ: , , , , ,

ん~っ。マンションのベランダウッドデッキを600ヶ所以上施工していますテクノグリーンでも、今回のような形状は初めてです。

お客様からお電話で「今回、中古マンションを購入してベランダにウッドデッキを施工したいんですが、ちょっと複雑な形で廻りが全部高くて、中央部が低いんですが出来ますか?」

さっそくマンション調査専門のベテランが埼玉県和光市のマンションへお伺いしまして、調査と採寸。

掃き出し窓前の小段

掃き出し窓前の小段

前々回でも紹介しました世田谷区の新築マンション同様のまたぎ窓前の小段。古いマンションやルーフバルコニーではたまに見受けられるので、そう珍しくもありませんが。

横にもう1段の段差

横にもう1段の段差

窓の横の方は逆に1段上がってます!

奥まで1段高くなったベランダ

奥まで1段高くなったベランダ

バルコニーの横部分

バルコニーの横部分

ご覧のようにベランダの前も横も1段上がったコンクリートで囲まれています。この部分はベランダではなく、いわゆるルーフバルコニーに相当する場所と思われます。

室内から見た「ルーフバルコニー部分」

室内から見た「ルーフバルコニー部分」

この段差(梁)に囲まれた部分は防水層の脱気筒も付いてるし、多分ルーフバルコニーでしょう。下階はおそらく室内となってると思われます。

なんとなくマンションの構造は理解したのですが、このように3つの高さ違いがあると、使いにくいを通り越して危ない!!!

こりゃぁ、お客様もなんとかしたい!と思うのも当然です・・・・。

そこで登場するのが、テクノグリーンです。困ってるお客様の味方です。

とは云うものの、この3つの高さ違いがあるベランダを1つの高さにして、なお且つ水平に窓枠より高くならないようにウッドデッキを施工するためには、どうしたらいいか?・・・・・この難題を考えてるうちに、いつものようにいつの間にか昼寝しちゃいました!。じつは昼寝をしている最中が一番良いアイデアが生まれるんです。・・・・・・な~んちゃって。言い訳の言葉を最後に、次回へと続きます。