投稿者:technogreen | カテゴリ:駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2013年10月31日
今回は横浜市での縦列駐車場の上へ施工しましたウッドデッキです。
縦列駐車の場合は、車の出し入れの関係から道路に面する側の柱位置に制限があります。
車の大きさにもよりますが5~6m以上は必要となります。私なんぞは6m以上なければ、駐車する気になりません。
今回お客様の敷地では9m以上道路に面しているので、「両サイドに柱を建ててできるだけ柱間隔を開けて欲しい!」というご希望。
わかります。・・・・・・私でも同じようにお願いしちゃいます。
で、現場へ。

道路から見た駐車場と車
この車が入る駐車場上のウッドデッキです。

駐車場の全体
この道路に面した駐車場の両端部に柱を建て上をウッドデッキにしたい。

現状の庭部分
駐車場と家の間が1mちょっとしかなく、庭といえるのはこれだけなので、ほとんど使われていない状況です。

高い位置の掃出し窓
こちらの掃出し窓は駐車場からは1.2mもの高さがあり、危険で開けられない状態ですので、この前もサッシの高さに合わせてウッドデッキを。
打ち合わせと詳細の調査・採寸を終了し帰社後、強度計算をして設計案図を描き始めると・・・・・・・恐れていた事が判明!
他社では施工可能といってたそうですが、テクノグリーンでは無理と判断しまして、お客様へはお断りの電話をさせていただきました。
その理由がコレ!

これは何でしょう?
これらの位置を図面に落としてみると・・・・・・この続きは次回で。
投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年10月26日
今日も台風の雨で、施工現場は延期!今年は本当に台風が多いですね。そのおかげで施工予定も大幅に狂い、施工日調整でてんてこ舞い。施工お待ちのお客様にはご迷惑おかけしています。この場を借りてお詫び申し上げます。
また、それやこれでこのブログ更新も10日もできませんでした。・・・・と言い訳して、さて本題です。
今回ご紹介する武蔵野市のお客様のウッドデッキは、三角ステップ付です。出幅違いのウッドデッキで入隅になる所を三角形のステップにしました。
それでは、現地調査時の写真から。

隣家との境界ブロック塀
裏庭の2面がこのようにブロック塀で囲まれています。それでいて、建物とは微妙に矩(カネ)がでていません。要は建物壁と平行や直角にはなっていません。
パッと目は平行に見えても、以外とそうではない場合が多いので、この辺をしっかり測量して図面を描かないと施工に入ってからエライ目になり、施工部隊からお叱りが出てしまいます。

掃出し窓前
狭!左側がこの裏庭へ繋がる通路です。材料搬入はここからとなります。こりゃ、今回は太めの職人はダメだな!(テクノグリーンには太めの職人はいませんが)

庭の散水栓
庭の片隅にある散水栓。この上もウッドデッキになりますので、この散水栓から配管してウッドデッキ上に立水栓を設けるのがお客様のご要望です。
お客様は、庭にご希望されるウッドデッキの範囲を予め線を引き描いていましたので助かりました。
お客様は入居以来手つかずだった庭作りを今回ウッドデッキをメインとして手掛けるようで、ウッドデッキ完成後に残りの敷地のガーデニングをお考えのようです。
他のお客様からもよく聞かれるんですが、「ウッドデッキが先?後?」と。
・・・・・ウッドデッキをメインとした庭作りなら、やはりウッドデッキが出来てからの方が、残りの部分をどうするかはイメージしやすいと私は思っています。・・・・・
こちらも雨の影響で施工予定日より少々遅れてしまいましたが施工完了。

ウッドデッキの全体
今回、板張り方向はお客様のご希望で横張りとしています。またイペの場合はすき間なしで施工するほうが多いのですが、これもお客様のご希望ですき間2mmで施工。お好きなすき間で施工しますので、ご指定ください。

三角ステップ
1辺約1mの二等辺三角形の1段ステップ。出幅違いのウッドデッキの入り隅部分には、この三角ステップもいけますね!

掃出し窓前
掃出し窓前のウッドデッキは奥行き約1.2mで通路的なご使用をされるようです。

メインのスペース
こちらが幅3m、奥行き4mのメインウッドデッキです。7畳分以上ありますのでかなり広いです。いろいろと使う事ができますね。

立水栓と水受け鉢
こちらは、お客様支給のアルミ製の立水栓と水受け鉢。
このタイプの立水栓は基本的には庭の土中に建てる前提で作られているので、ウッドデッキの上に付けるとなると、高さが足りなくなってしまうので、嵩上げと固定を兼ねたコンクリート基礎が必要となります。
しかもコンクリート打設前には配管も必要となり、ウッドデッキ本体工事の数日前に、この配管と基礎工事を先に行いますので木製立水栓と比べますと+1日の施工日数となります。
木製立水栓の場合は、ウッドデッキと同じイペ材で製作し固定も木同士ですので簡単に固定ができる上、長さや蛇口位置もご希望通りに製作が可能です。
でも、お気に入りの既製品を取り付けたい方には今回のお客様のように支給いただいてもO・Kですし、当社扱いメーカーのカタログからお選びいただく事も可能です。・・・・・基礎工事分、ちょっとコストがかかりますが・・・
今回の紹介はこれで終了。次回は鉄骨構造の駐車場上ウッドデッキです。お楽しみに。
今年の初めに、「これから新築するのですが見積もりを」と図面を送付いただきました。
夏の終わりに、「家が完成しました。一度現地へ・・・・・。」と千葉市まで。
今回のお客様は建築設計士という事で、木材にも詳しく初めからイペでのウッドデッキを考えていたようです。テクノグリーンへウッドデッキを注文される方の中には、木材の選定から相談される方もたくさんいらっしゃいますが、建築関係の方の多くは、初めからイペを指定されてきます。やっぱり素人の方ではなかなか知りえない多くの情報を持っていたり、多くの実例を見てきているんでしょうね。
それでは早速、採寸時の写真から。

アプローチと庭
外構工事の大半が終わっています。

ウッドデッキ予定場所
こちらがウッドデッキの設置場所。あたりまえですが、いただいた図面と寸部たがわず、採寸は直ぐ終了。こういうのは楽でいいですね。
初めは縦格子フェンスをご希望でしたが、当社で送付しました「庭ウッドデッキ実例写真集」の中から、幅狭ボーダーフェンスを気に入っていただき、変更。
図面では描いていなかったウッドデッキへの昇降は?。家全体のデザインと玄関アプローチのタイルステップへ合わせて階段ではなく2段のステップへ決定。

ウッドデッキの2段ステップ
これが、完成した2段ステップの写真。ステップの幕板もウッドデッキ本体に合わせて150mm幅!これが床板と同じ幅だと貧相なんだよね。ここはテクノグリーンのこ・だ・わ・り。

幅狭ボーダーフェンス
道路に面してますが、ウッドデッキのフェンスは目隠しとしての必要性はあまり無いという事で、このボーダーフェンス。
曲げ強度が通常の針葉樹の3倍あるイペは1本のボーダーにフラワーバスケットを2~3個ぶら下げも大丈夫。いっぱいハンギングされる方は事前にご相談を。・・・・・強度計算して支柱間隔を狭くします。

内側から見たフェンス
ご覧のように、目隠し機能はほぼありませんが、閉塞感もナシ。

左正面からの写したウッドデッキですが、下は予め土間コンが打たれていました。
この新設土間コンの上にウリンやメルバウでウッドデッキを施工する気にはなれません。・・・・特にメルバウでは10年以上も前にヒドイ目に会い・・・・・ア~思い出したくない!
雨が降るたびに樹液で真っ赤になり、お客様から毎回呼び出しが掛かりそうですもんね。今回のお客様は、その辺のところも良くご存じだったので、イペにしたのかも?
というところで、今回の紹介は終了。
今回は土間コンが下地でしたが、今日も電話をいただきました「ウッドデッキの下をどう処理するのが一番?」につきましては、機会をみて改めてこのブログで。