投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年10月19日
春先に西東京市へ戸建を新築中のお客様からお問い合わせをいただきました。
「現在建築中の新居にウッドデッキを考えております。
新居は東京都西東京市になります。
どの程度の金額なのか、どこが安心して任せられるのか、工事は問題無いのか等いろいろと気になっております。
ハードウッドで検討しておりますが樹種までは決まっておりません。以下に気になる点を箇条書きになりますが、書かせて頂きます。
工事は自社の職人さんで行われるのでしょうか。保証期間と保証内容はいかがでしょうか。デッキ下の湿気対策はどのように考えておられますでしょうか。
デッキを施工する際は釘打ちでしょうか、ビスでしょうか。加工・施工要領はありますでしょうか。構造計算はされるのでしょうか。」
これらのご質問への回答は、全て当社のウッドデッキ資料へ書かれているのでサンプルと一緒に送付させていただきました。
「本日ウッドデッキのサンプルが届きました。ありがとうございます。
高耐久の材種で考えており、いろいろ調べて価格と性能で許容範囲だと思えるのはイペ、ウリン、セランガンバツの3種類だと思っております。
もちろんイペで出来れば嬉しいのですが価格が合わない可能性が高いです。
各3種類の材工費を教えて頂けると有難いのですが、可能でしょうか。
また、階段を付ける場合の大きさと費用も教えていただけますでしょうか。」
と、新築中の家の図面にウッドデッキを書き加えて送付いただきました。
ハードウッドの中でもセランガンバツは極端に耐腐朽性が低い(レッドシーダー並)ので、当社では扱っていない主旨を説明し、イペとウリンの見積書を送付させていただきました。
(昔はウリン材の価格は安かったのですが、最近ではイペより少し安い程度で材工共の価格にしますとあまり変わらなくなっています。)
——-ウッドデッキ用のハードウッドにもいろいろあります。価格もピンキリですが耐久性・品質もピンキリで、概ね価格に比例しています。——
その後、新築の家も竣工も間近になり、
「現地調査を依頼します。材種はイペでお願い致します。
竣工後に知り合いの外構屋さんに外構をお願いするのですが、ウッドデッキの話をしたところ、ウッドデッキを施行する範囲に土間コンを打ってもらえることになりました。」
現地調査日の打ち合わせをしてお伺い。

ウッドデッキを施工する場所への下地土間コンの型枠が既に組まれていました。

大きさは図面で決定していましたので、仕上げ高さを打ち合わせし窓高さを測るだけで採寸は簡単に終了。
土間コン打設のご連絡を受けて施工へ。

右端部。

同じく右端部を上から。こちらの階段は中央に設置しています。

左端部。こちらの階段は外側に寄せて設置。

同じく上からの写真。境界ブロックまでウッドデッキにしなかったのは、このように植栽スペースを設ける為との事でした。
これで庭ウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建ベランダウッドデッキを。
千葉県松戸市のマンションにお住まいのお客様から、ホームページからお問い合わせいただきました。
「現在、マンションのベランダにイペ材のウッドデッキを設置しているのですが、ベランダ防水シートの工事が行われることになりました。
今設置しているデッキを撤去し、防水工事が終わったあとに、新たにデッキを設置したいのですが、対応は可能でしょうか?」
このブログでも書かせていただいていますが、当社では自社施工あるいは他社施工でもイペ製のウッドデッキは大規模修繕時サービスを承っています。
「ウッドデッキの材料がイペであれば、取り外し・再設置は可能です。床板の下になっている根太材(床板を留めている材料)もイペでしょうか?
これがイペでない場合は、腐っている可能性が高く、再設置は不可能です。
施工時の見積書の仕様あるいは図面でお確かめください。
施工方法により、取り外し・再設置の金額は違ってきます。
床板すべてに上からビス止めしているかどうかをご確認ください。
ベランダの大きさ(横幅・出幅)をお知らせいただくか、間取り図面をメール添付いただければ、見積もりが可能です。
その際、現況の写真も一緒に何枚か送付いただければ正確な見積もりが可能となります。 」
とメールをさせていただきましたら、
「早速のご連絡ありがとうございます。
デッキの大きさは、161× 456です。
根太材もイペ材になります。
写真を添付いたしますので、よろしくお願いします。」
と、下の写真も一緒に送付していただきました。


ウッドデッキがある所と無い所は扉を付けて仕切られていました。

知り合いの大工さんに造ってもらったウッドデッキだそうでうが、現在は廃業してるとの事で当社へ相談をいただきました。
ウッドデッキはイペ材は使用していますが、現場で1枚1枚張りつける従来工法のすき間あり施工。
取り外しの日にお客様から、これを当社オリジナルのすき間無し施工タイプに改良して再設置してほしいとの要望を受けてお預かりさせていただきました。
・・・・・・・当社のホームページをご覧になっていて、今まで不満に思っていたすき間からのゴミ落ち問題をこの際、解決したいとの思いだったようです。
保管中に改良とオプションでご注文いただきました高圧洗浄と塗装を施しまして、

大規模修繕終了後に再設置を。

すき間を詰めた分、床板が足りなくなり外側に1枚足して改良しています。(外側1枚色が違うのが新しく足したイペです)

室内から見た再設置後のウッドデッキ。すき間無しとなり雰囲気が変わりました。
これで大規模修繕時サービスの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。
東京都文京区のマンションへお住まいのお客様からお電話をいただきました。
「横幅330cm×奥行き165cmに避難ハッチがあるベランダへウッドデッキを施工するとおいくらでしょうか?」
横幅と奥行きが判れば、マンションのベランダウッドデッキの概算見積もりはプログラムで直ぐに計算できます。
2~30分後に折り返しで電話で見積もり金額をお伝えしますと、近日中の現地調査依頼を受けて担当者がお伺い。

確かに窓前には避難ハッチがあります。エアコンの室外機も持ち上がりそうなのでウッドデッキを下に敷く事が可能なようです。

ウッドデッキは室内の跨ぎ框の高さにする打ち合わせをし、

マンションのベランダによくある上からの排水パイプとその周り排水口。こちらはオープンでなく蓋加工をお客様はご希望に。

こちらはベランダにあります造り付けの収納庫。扉の下は結構空いていたので、ウッドデッキを扉下まで施工しても干渉しないのですが、この扉を留めるフランス落としがありましたので、これはウッドデッキに穴を開ける事で問題を解決します。
現地調査では、ベランダの全体サイズを測る事もさることながら、こういう細かいところやベランダの勾配だとかをミリ単位で採寸してはじめて現場でピッタリと合うように工場製作する事ができます。
それでは施工後の写真を。

扉下まで施工されたウッドデッキと上に載せられた室外機。

排水パイプ&排水口廻り。

お客様の御希望で排水口とその横は根太にビス留めせずに、このように取り外しできるように製作してきましたので、このように取り外し可能となっています。

こちらは避難ハッチへの蓋加工。ちょうど窓前にありましたので、これでベランダへ出る時のストレスは解消されました。・・・・・今回ウッドデッキにするにあたり一番のポイントだったそうです。

室内から同じ場所をみてみるとこんな風に変わりました。
施工後アンケートで、
「お電話さしあげた時から施工まで誠実に対応いただき、ありがとうございました。」
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は同じマンションベランダウッドデッキの大規模修繕時サービスを。