千葉県八千代市の戸建て住宅にお住いのお客様から、庭のウッドデッキが腐ってきたので取り壊して新たに作りたいとお電話でご相談いただきました。
その後すぐに現在のウッドデッキサイズを測られて写真と一緒にメールをいただきました。
「こんにちは。先ほどお電話し○○と申します。ご丁寧なお話を頂きありがとうこまざいました。早速概算お見積もりお願いします。
写真が分かりにくくすみません。
必要な情報はまたご提供しますので言っで下さい。まずはどの程度かかるものかを知りたいです。
なお、面積は3600✖️2520でお願いします。地面から50cm位上がっています。三面が写真のようにラティスで囲まれています。高さは約100cmです。写真のように開放部に3段のステップがあります。ではよろしくお願いします。」
これだけ情報と写真があれば、十分に見積もり可能ですので、見積書を資料と一緒に送付。
下の写真3枚が送付いただいた写真。

腐って抜け落ちた床板部分の下から雑草が生えているようですね。

柴犬のワンちゃんを飼っているようです。

ワンコ用のゲージで入り口を塞いでいますが、今回はこの部分に扉を付けた仕様でご注文いただきました。


上の写真2枚は、現地調査へお伺いしました時の写真。木材はレッドシダーに塗装された仕様でしたが、
根太が腐りビス抜けてきているのとフェンスは笠木や支柱の根元がいつものように腐ってきていて危ない状況でした。
フェンスデザイン等を打ち合わせしまして施工へ。

フェンスデザインは、写真集から同じ黒柴が写っている狭幅の横板デザインをお選びいただきました。

前のウッドデッキには付いていなかった扉。

正面は崖地で隣の敷地なので正面からの写真は撮れませんので扉と階段が付いた側面のみの写真で紹介は終了。
アンケートで
「お世話になりました。暑い中、素敵なウッドデッキ有難うございました!」といただきました。
次回はマンジョンベランダウッドデッキを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2020年8月25日
千葉市に建築中の戸建て分譲住宅を購入されたお客様から「戸建てベランダへのウッドデッキ」の資料請求をいただきました。
資料が届いた頃にメールで、購入された住宅の図面を送付とともに見積もり依頼が。
その後、引き渡し前ですがベランダの採寸が可能になったとのことで、建築中の家へお伺いし採寸へ。

どこのベランダもそうですが、排水溝へ向かって大きな傾斜があります。これをウッドデッキで水平に仕上げたいとのご希望。

ウッドデッキの高さはこのサッシ枠下にします。これで約120mmの嵩上げ。

室内から見た施工前のベランダ。窓は一般的な戸建て住宅で多くみられるマタギ窓です。
竣工引き渡しが終わり、引っ越し前にウッドデッキの施工へ。

室内から見たウッドデッキが設置されたベランダ。こちらから見てお客様の希望で横張としました。

もう一面の窓から見たウッドデッキ。こちらから見ますと縦張りとなっています。


元のベランダ傾斜が解消され、水平になりましたベランダウッドデッキ。これでお客様のご希望通りのベランダになりました。
施工後アンケートで、
「購入して良かったと思います。
ベランダが洗濯物の為だけではなく、出てくつろぎたくなるものになりました。
職人さんも大変親切で感じの良い方々でした。
暑い中ありがとうございました。」
今年は本当に暑いですね。今回はそれでもまだ屋根があるベランダでしたが、これから屋根が無いいわゆる”バルコニー”のウッドデッキが続きます。
これで戸建てベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭のウッドデッキを。
東京都大田区の新築されたばかりの戸建て住宅へお住いのお客様から、2階のベランダ増設についての相談の電話をいただきました。
既設のベランダが狭くベランダ増設をウッドバルコニーで考えているそうですが、下が駐車場なので柱の位置が心配とのことでした。
電話の後に、ご希望の増設ウッドバルコニーの大きさを家と敷地図面に書き加えてメールで送付いただきました。
このようなケースのベランダ増設のお問合せが最近多いのですが、下が駐車場の場合は駐車スペースもさることながら出し入れする為に柱位置の問題がり、それによる全体の構造上の強度計算を行い可否を判断します。・・・・構造計算によってはオール木製では無理で、構造部分を鉄骨製にする場合もあります。
今回は、構造計算の結果オールイペ製で可能でしたので、図面からの寸法から概算見積もり後現地調査へ。

この2階ベランダ部分に増設するのですが、前面のカットとその後の処理については、家を建てられた工務店にお願いするのがベストと事前にお客様にアドバイスしていましたが、お伺いするまでに工務店さんから快諾を得ていました。・・・良かったですね。
当社でも施工できますが、ベランダの構造も使用している材料も一番よく知っているところが施工するのが最適解ですので、お勧めしています。

2階ベランダの内部。内側の奥行きは70cmほどしかなく物干しにも使えないとか。同じような奥行きで数年前に埼玉県で施工したのを思いだしました。

2階のベランダから駐車している状況をチェック。

同じく下での駐車状況をチェック。

駐車場の土間コン下には上下水道管、ガス管とこの写真のように雨水管が埋設されていますので、その位置を測り柱位置が重ならないように設計します。

実際に柱金物を置いてみて、さきほどの駐車場に埋設されている管等に干渉しない位置決めをしていきます。
この柱金物は何度か改良を重ねた型で、当社のハイデッキ用の特注の専用柱金物です。
普通に使われている柱留のLアングルと比べるとコストは高くなりますが、構造部分でも最重要な柱と梁は安全・安心が第一と考えています。
・・・・柱の固定方法を心配されていたお客様は、金額よりも安全重視でこの金物の実物をご覧になり「これなら!」とご注文いただきました。

工務店さんが、カットされた後にカット面高さ調査にお伺い。・・・・このカット高さによりウッドバルコニーの高さが決まってきます。


今回はお客様のご希望で、外観は増設というより全く新しいウッドバルコニーに見えるような作りとなっています。
また当社の施工例写真集から、横板デザインとタープ用の柱&フレームを追加ご注文いただきました。

内部を見ますとこのように既設ベランダの一部が残っています。

全体のウッドバルコニー高さはカット面の高さの関係上高くなるので、掃き出し窓前のみ下げて2段に施工。

施工が完了後にまた雨が・・・・・今回の施工は雨に悩まされました。
奥行き2.4mのウッドバルコニーとなり、これで2階ベランダは”使える空間”へと広がりました。
これで駐車場上ウッドデッキというかベランダの増設工事の紹介は終了。次回は戸建てベランダへのウッドデッキを。