前回の大規模修繕時サービスの紹介では、マンション1階テラスのウッドデッキでしたが、今回はベランダウッドデッキ。
15年前に新築マンションで施工しましたが、大規模修繕工事が始まるとのことで取り外しへ。


前回紹介しましたウッドデッキより2年多く経過していますが、色褪せは少ない感じです。
また1階のテラスデッキと違い、表面に土がついての汚れもなくきれいな状態でした。
マンションや戸建てのベランダ(屋根や庇がある)は、ルーフバルコニー(屋根庇が無い)と比べると紫外線が当たる量が少ないのでその分色褪せは少なくなります。
こちらのウッドデッキも特別手入れをしていたわけではなく、たまに掃除機をかけるくらいとの事でした。

外し終えたところの状態。全くごみが無いわけではありませんが15年間でこれくらいです。多分排水溝側からのすき間から吹き込んだ枯れ葉のようです。
これがすき間ありの通常のタイプですと、すき間から落ちたゴミが堆積した状態になっていたと想像できます。(以前施工したウッドデッキで経験しています)

6か月後に大規模修繕工事が完了し、再設置されたウッドデッキ。


オプションで高圧洗浄とサンダー掛けを保管中に施しました。
新品と同じとまでは言えませんが、15年使用したウッドデッキと思えないほど木肌の色も蘇っています。
さすがイペですね。残念ながら他の木材ではここまでにはなりません。
これでマンション大規模修繕時サービスの紹介は終了。次回は戸建てのウッドデッキを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2021年3月25日
1年ほど前に屋上ウッドデッキをご注文いただいた工務店様から、施工終了後に「今度は戸建ての庭ウッドデッキをお願いします」と言われていました。
その新築住宅が竣工し、もう引っ越しされたとのことで現地調査依頼を受けお伺い。

玄関脇全面にウッドデッキを造ります。

初めからこの場所にウッドデッキを造る予定でしたので、それに合わせた高めの位置に立水栓が設置されていました。
・・・・立水栓の高さの上げ下げの切替工事は以外と費用が掛かりますので、これって大事ですよね。

通常はウッドデッキ高さは掃き出し窓枠の下までとするのですが、今回はお客様のご希望で室内高さへ。つまりサッシ枠下端より上となります。
造る大きさと高さを打ち合わせ後に、最後にお客様からご要望が・・・・・それは、掃き出し窓と同じ幅での扉取り付けでした。
引っ越し時に大きな家具・電化製品が玄関から入れるのが難しくこちらの掃き出し窓を使って入れられたそうで、ウッドデッキを造ってもこの窓から入れられるようにとの理由でした。
ただ、その大きさの扉ですと奥行き以上の大きさとなり全開できなくなるので親子扉を提案してご了解いただきました。

こちらが親子扉を全開した写真。幅170cmくらいオープンとなります。

こちらは扉を閉めた状態。普段はこの状態でウッドデッキを使用しますので、ちょっと見では普通の横板フェンスに見えるような造りにしています。

ウッドデッキ内側の写真です。今回は珍しくお客様のご希望で床板間のすき間は10mmとなっています。
これで親子扉付きウッドデッキの紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキ大規模修繕時サービスを。
5年前に港区のマンションベランダウッドデッキを施工させていただきましたお客様からお電話をいただきました。
イペのウッドデッキを気に入って使っているので、今度は仕事部屋として使っている同じ港区にあるマンションにもウッドデッキを施工したいということで採寸へお伺い。

前回と同じくらいの大きさで、室外機カバーも前回と同様にご注文いただきました。

ウッドデッキが施工されたら、この鉢にも植物が植えられるようですでに用意されていました。

サッシの網戸高さが10cmくらいですので、網戸下高さのウッドデッキとします。

完成しましたウッドデッキと室外機カバー。
室外機のホースは真横から出ていましたので、ルーバーがあると納まらないので壁側はルーバー無しの特注品です。
マンションベランダに設置されている室外機は、大きさの違いもさることながら、置かれてる位置やホースの接続方向、廻りの障害物?との取り合い等、千差万別でほとんどが逸品のオーダー製作となります。

網戸下へ納まりましたウッドデッキ。

室内から見たウッドデッキ。網戸下までの高さなので室内フローリングよりは3~4センチ下がっています。
これでマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。