大規模修繕工事の後にベランダウッドデッキを~町田市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:その他, マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年7月27日

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ちょうど1年前に「一年後に大規模修繕があるのですが、それが終了後にベランダウッドデッキを考え中です」と東京都町田市のマンションへお住まいのお客様から、資料請求をいただきました。
いただきました間取り図面から概算見積もりを昨年中にしていたのですが、今年になり「大規模修繕もほぼ終了になりそうで足場が取れました」とご連絡あり。

大規模修繕後のベランダ画像

大規模修繕後のベランダ

大規模修繕が終わったばかりなので、さすがに綺麗ですね。新築みたい。
最近はほとんど修繕工事ではベランダの仕上げ材としてこの長尺シートが使われているようですね。昔はウレタン防水が剥き出しで終わりというのが多かったんですが。

室外機のホースは固定されているので、くり抜いての施工になりますが、真ん中を横切っているドレンホースは、二重床構造になるウッドデッキの下を通して配管します。

ベランダとサッジ枠の高低差

こちらのマンションは掃出し窓ではなく約5~6cmのまたぎ窓でした。その代りサッシ水切りの上端まで十分な高さが確保できますので、水平な仕上がりにできます。テクノグリーンの名称ではAタイプと呼んでいますが。
このタイプはしたの写真のような。

避難ハシゴのハッチ蓋

この蓋高さよりウッドデッキが充分に高くデッキを仕上げると、簡単に取り外せる蓋加工が可能となります。これは二重床構造ならではの特徴です。

奥行きが違うベランダ

こちらの先端側は奥行きが深くなっています。

開き戸前

この奥行きが深くなっている部分には開き戸がついていました。こちらも十分な高さがありますので、ウッドデッキにぶつかって開かなくなるような事はありません。最近、ご相談を受けたお客様でやはりこの開き戸付のベランダだったんですが、高さが足りずウッドデッキを断念された方がいらっしゃいます。これからマンションを購入してウッドデッキの施工を検討中の方は、ベランダとサッシ枠の高さ関係も要チェックです。

仕上がり高さも決め、他のご要望もお聞きして施工へ。

塗装タイプのベランダウッドデッキ画像

塗装タイプのベランダウッドデッキ

ご要望のひとつは、塗装。イペ製のウッドデッキは塗装しますとより一層、高級感を醸し出します。無塗装より1割弱価格はアップしますが、アップ分以上の価値はあると思います。庭用やルーフバルコニーに比較しますと日の当たり方が少ないので、塗装自体のもちはいいので、再塗装するまでの期間が長いです。環境によりますが2~3年は大丈夫ですし、再塗装はご自分でも簡単にできますのでお勧めしています。

室内から

塗装したイペのベランダデッキは、室内のフローリングと同じです。えっ?フローリング以上ですって!・・・・・よく言われます。これもすき間なし施工だからですよね。
実際、海外ではこのイペは高級フローリング材として有名で、当社の事務所・打ち合わせルームもこのイペフローリングを敷いています。

ウッドデッキのパイプ周り画像

ウッドデッキのパイプ周り

写真では判りにくいかもしれませんが、パイプの周りは点検蓋となっていて、取り外しが出来ます。

パイプの周りは排水口

実は上の写真のようにパイプの周りは排水口となっているため、掃除の為に開ける必要がありますが、「普段は少しでも隠しておきたい」というのがふたつめのご要望でした。
それで点検蓋加工を。それと横に見えるグレーの部分の段差。「この上もできればウッドデッキで隠したい」これが、みっつめのご要望。
これも設計でちょっとした工夫をして、なんとかご要望にお応えすることができました。

開き戸前のウッドデッキ

開き戸前のウッドデッキ。奥行きがありますので、継ぎ部がありますが長尺の一枚板から製作したユニットを板合わせして施工しています。・・・・・・小さい事ですが、こんなところがテクノグリーンのこだわりです。

テクノグリーンのベランダウッドデッキは、けっして安くはありません。が、こだわりの高級ウッドデッキをお考えの方はこちらから資料請求を。・・・・・・安くはありませんが、そんなに高くもありません・・・・たぶん。

ルーフバルコニーでガーデニング~杉並区~施工完了編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2013年7月24日

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完了しました。杉並区のルーフバルコニーでのガーデニングウッドデッキが。
昨日の投稿に引き続きなので、2日で施工完了?そんな訳はありません。梅雨時期の施工だったため、今年のゲリラ豪雨に何度やられたことか!晴れのつもりで施工に入ったら雨。雨の予報で工場で製作していると晴れ。まったく予報はあてにできませんでした。

そんなこんなで、終了予定日を2日もオーバーしましたが、なんとか完了。

広いルーフバルコニーウッドデッキとウッドフェンス画像

広い方のルーフバルコニー

1辺が約4.5mあるのですが、一枚板から分割してユニットを製作していますので、木目があっています。・・・・・これって施工は結構大変なんですが、やっぱり出来上がりが美しい!
フェンスの下に見えるのが木製花壇です。

木製花壇画像

別の角度からの木製花壇

お客様はテクノグリーンの「ルーフバルコニーウッドデッキ写真集」にありました、この木製花壇をご要望。

この花壇の空隙部分にプラ製のプランターを入れて使用します。入れるプランターの大きさを聞きまして、オーダーサイズに施工。周りは額縁仕上げですので、草花が植えられるとプランターほとんど見えなくなり花壇のようになります。実際、ガーデニングをするようになりますと、このやり方の方が土の出し入れや植え替えが楽にできるようです。

プランターカバー画像

プランターカバー

こちらは正方形のプランターカバー。大鉢のプランターが入ります。樹木を植えることができそうです。そして隣にあるのが一般的な大きさのプランター。これらもプランターのサイズに合わせて製作しています。
ちなみに私はウッドデッキ用の「木」はわかりますが、ガーデニングの「樹」はさっぱり判りません。・・・・・・・どのような樹木が良いかは、絶対に質問しないでください。

室外機カバー画像

小さいバルコニー側の室外機カバー

プランターカバーに隣接する室外機にも木製のカバー。せっかく全てウッドにしているのに、これだけ「金属がむき出しでは」ということで、追加工事でこれもカバー。実はこれが製作に一番の難題でした。ホースが固定されていて動かせないのに加え、壁、フェンス、ホースが複雑に絡み合っているので、箱として製作するのが難しい・・・・・・。でも、親方が現場力でなんとか仕上げて、このように。写真で見るとなんて事がないようですが、ここに至るまでは、血と涙と汗が・・・ただ単に暑かっただけという話も。。。。。

広い側の室外機カバー

こちらはいつも室外機カバー。なんの苦労もなく製作。汗もかかなかった?なんかこの写真を見ると、暑さでダレて左に傾いて見えるんだけど。・・・背景のタイル目地をみると真直ぐなんで、写真を撮った社員が暑さでダレていたのかも。

風対策のウッドフェンス画像

風対策のウッドフェンス

打ち合わせ編でも紹介しました通り、風が強い。これの対策として当初50mmのすき間で考えていましたが、50mmじゃあんまり風除けにならないんじゃないかという事で20mmすき間に落ち着きました。

収納式ベンチ画像

収納付ベンチ

こちらの収納付ベンチ。写真集を見て、ご主人が一番にご希望され製作。通常製作しているベンチより10cmくらい奥行きがあります。この上で寝っころがる予定だそうです。幅もそれができるように2m以上ありますが、重い。
当然、完成品での納入は長さも重量もオーバーで、部材と半製品を工場で製作し、現場での組み立てとあいなりました。
この収納部分にはガーデニング用品を入れる予定だそうです。ガーデニング用品って結構こまごまとした物も多く、収納庫ひとつあると片付きますよね。

最近この収納付ベンチの依頼が多く、近々これより大きな3m長さのベンチを紹介しますので、お楽しみにというか驚いてください。これは本当に重い。・・・・私は運んではいませんが。

・・・・・・と、今回も現場では何の役にも立たない私ですが、このブログで紹介だけして完了。

施工完了後、お客様から

「梅雨の時期、当マンション管理会社とのコミュニケーションのすれ違いがなど、職人の皆様、他の施主の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。おかげさまでとても素敵なウッドデッキやテラスになりました。ありがとうございました」

とアンケートにご感想をいただきましたが、今年の梅雨は、本当に雨の降り具合を読み切れずにアタフタしてしまいました。工事の延期に快く応じていただきました他のお客様、本当にありがとうございました。

ルーフバルコニーでガーデニングをお考えの方は・・・・・・・こちらから。 ガーデニングの基盤作りを、お手伝いさせていただきます。

ルーフバルコニーでガーデニング~杉並区~打ち合わせ編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2013年7月23日

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さて今回は東京都杉並区のマンションのルーフバルコニーを、もっと活用したいというお客様のご紹介です。

2年前にルーフバルコニー付のマンションを購入された時点で、「ルーフバルコニーの資料・写真集とイペ材のサンプル」をご請求いただきました。
じっくり2年間掛け構想を練られたお客様から、「採寸と打ち合わせを」と、いうことでお伺いさせていただきました。

リビング前のルーフバルコニー

リビング前のルーフバルコニー

こちらがリビング前のルーフバルコニー。梁は上にありますが、屋根はもちろんありません。この大きな梁と柱があるので、それなりに日陰は確保できそうですね。

リビング前バルココニーから見たもう一つのルーフバルコニー

この狭くなっている部分が二つのルーフバルコニーの繋がり部分という感じです。

オープンになっている大きい方のルーフバルコニー

オープンになっている大きい方のルーフバルコニー

こちらの大きい方で約24㎡の正方形。先ほどのリビング前も20㎡弱で合わせて40㎡以上の面積となります。
どちらも床はオプション施工のタイル敷きではなく、元々施工されていたようです。せっかくのタイル敷きですが、もっとルーフバルコニーを活用する為にということで、今回は全面ウッドデッキ施工へと。

ルーフバルコニー上の室外機画像

大きい方のルーフバルコニー上の室外機

大きい方のルーフバルコニーの端部。ここまで全部ウッドデッキ化します。

リビング前バルコニーのフェンス画像

リビング前バルコニーのフェンス

当たり前ですけど、周囲はこのアルミフェンスで囲われています。ご覧の写真のように周りには高い建物がなく、遠方まで見渡すことが出来るロケーションで目隠しは一切必要ないところです。
が、風の通り道になっているようで、かなりの頻度で風が強く感じられ、ほとんど使用されていなかったそうです。お伺いした時も調査用紙が飛ばされそうに何度もなりました・・・・・やれやれ。

そこで、目隠し目的ではなく防風対策としてのウッドフェンスをということで、デザインを決めてウッドフェンスとウッドデッキをご注文いただきましたが、一番目的のウッドのガーデニング基盤・グッズの打ち合わせは日を改めまして再訪問。

1回目にご要望の概要はお聞きしていましたので、あとはメールと図面のやりとりで。2回目の打ち合わせは、細部詳細の打ち合わせと確認で完了。でも、ガーデニング用のグッズが盛りだくさんなので、設計にはちょっと時間が・・・・。

どんなガーデニング基盤が出来上がったのかは次回で。・・・・・・お楽しみに。