投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年5月2日
今回は、築十数年経って大規模修繕工事が最近終わった横浜市にあるマンションのベランダウッドデッキ紹介です。
大規模修繕が終わり、ベランダも新品の長尺シートで敷き直されてましたが・・・・・・味気ない。
これを機会にベランダをウッドデッキにしようと、ご注文いただきました。最近、この大規模修繕を機にベランダのウッドデッキ化を考えている方が増えてるような気がします。
お伺いすると、角部屋でL字型のベランダです。
それでは調査時の写真から。
メインの掃出窓前ベランダ
この窓前がベランダのメイン部分で使用頻度も高い所となっています。
大規模修繕工事で、ま新しい塩ビシートが敷かれていますが、やっぱりサンダルが・・・・。
サッシの下枠水切り
私は勝手にこのサッシの水切りの天端が広いのを「鍔(つば)」と呼んでますが、今回のも広~いです。10cmくらいあります。そしてこの天端にウッドデッキの高さを合わせると、室内との高低差が、ちょっぴりしか解消できません。これじゃ、ウッドデッキ化する意味が半減します。
この2つ難題を解決するのがウッドデッキです。ちょっとした工夫がいるのですが、高さ調整可能なタイプのウッドデッキならではの解決方法となります。もちろん今回のお客様もそれをご希望で。。。。。
反対方向から見たサッシ
使用予定のイペ材のカットサンプルを置いてみての調査と採寸。どのように施工できるかどうかは、この調査採寸にかかっています。この時ばかりは神経を研ぎ澄まして作業をしていますので、担当者への声掛けはNGです。500ヶ所以上採寸している専門の調査担当者Mさんならではの仕事となります。ちなみに私が行った調査・採寸結果はたまにNGとなります・・・・・なので、私、ひとりでマンションへは行けません・・・・。
この先がコーナー
この奥行きが狭くなった先の突き当りがL字のコーナーになります。
反対方向から見たコーナー部
こちらの面は一段と幅が狭くなっています。また、よくよく測ってみるとサッシの高さも、水切りの幅もリビング前の窓とは違っています。ここらあたりの計測をちゃんとしておかなければ、施工当日にアウトとなってしまいます。
こうやって壁を見てみると、大規模修繕工事が終わったばかりなだけあって、綺麗ですネ!
それではウッドデッキ化して、より綺麗なベランダになった施工写真は次回で!
投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年4月29日
前回に続きまして、千葉市の戸建バルコニーでのウッドデッキが施工完了しました。
私がチョー気に入った中庭のような2階バルコニーですが、ウッドデッキを敷くとどんな風になったかな?
リビングから見たバルコニーデッキ
写真の右上部分だけが解放されています。
同じく、ちょっと角度を変えて
同じく左へ角度を変えて
元の位置へ戻って
てっ~!!!!。同じ場所からばっかりじゃね~か。それもこの4枚だけ~。
完全に手抜き。うちの職人達は施工では手を抜かないですが、この写真撮影をこのように、たまに手を抜くことがあるんですヨネ。時に寄っては高い所に登って撮るときもあるんですが・・・・・しばらく誉めてなかったので高い所に登らなくなったのかな?
せっかく、このバルコニーウッドデッキの仕上がり写真を楽しみにしていたのに。。。。。グスン。
ということで、今回の施工の紹介はこれで終わらさせていただきます。もし、このブログをお客様がご覧になって、例えばバーベキュー(また、それかい!)等でウッドデッキが活躍している写真などなどを送っていただけると嬉しいんですが。・・・・と虫の良い事を考えています。
今回、お客様は戸建ベランダウッドデッキの施工実績の多さでテクノグリーンをお選びいただきましたが、盛りだくさんの施工例写真集とイペ材のサンプルはこちらからお問い合わせを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ | 投稿日:2013年4月27日
「戸建2階のバルコニーなんですが、丁度8畳の広さで正方形をしています。いくらぐらいでしょうか?」と、事前に資料・サンプル・写真集を送らさせていただいた千葉市のお客様からお電話が。
概算見積で仮ご注文いただき採寸へ。
解放されたコーナー
なんと、このコーナーの1ヶ所が外へ向かって解放されているだけで、残りの面は4面全て部屋に囲まれています。
文章で説明しても難しいので、外からの写真を。
外から見たバルコニー
こんな感じです。
4面建物に囲まれています。建物の中心にバルコニーがあるんです。今まで某ハウスメーカーの設計士のお客様宅でインナーバルコニーは施工したことがありますが、この中心にあるのは初めてです。まるで中庭のようです。
これってすごくないですか?私は断然気に入りました。当然リビングも2階にありますが、バルコニーを中心に廻りに各部屋が配置されているので、使い勝手が良いだけではなくバルコニーの利用頻度は上がるし、いろいろな場面で活躍しそうです。
こういう重要なスペースを防水層を剥き出しのままでいいはずがありません・・・・・と、お客様は考えたのでしょう。いやいや、始めからウッドデッキの敷設を考えて建てられたと思います。それもタイルや人工木材ではなく家族団らんの場にふさわしい天然の木材のウッドデッキを。・・・・・・・勝手に推測しています。スミマセン。
リビング前は開き戸
リビング前の戸は開き戸。これも開放感充分。
この部屋の出入り窓は引き戸
低い腰窓
と、いろいろな窓が目的に合わせて取り付けられています。
バルコニーからサッシまでの高さ
木造住宅のバルコニー(ベランダ)の防水層の立ち上がりは、建築基準法では決められてないようですが、(財)住宅保証機構の設計施工基準の(バルコニー防水)では開口サッシ側は120mm以上となっています。今回の採寸でも120mm丁度。防水層はFRPの塗膜防水でした。
同じく水勾配は水下の排水溝へ向かって1/50となっています。とういうことは1辺3.6mの正方形ですので、最大70mmくらいの勾配がついている計算となります。雨漏りの事を考えるとこの立ち上がりが大きく勾配がきつい方が良いのですが、実際の使用を考えると、?????となります。
これだけ勾配がありますと、何を置いても傾いてしまいます。テーブルを置いて食事をするにも落ち着きません。歩くにも傾きながら歩いてしまいそうです。・・・・そんな事はないか?
お客様の一番の要望も「平らに設置して欲しい」・・・・当然です。せっかくのバルコニーなんですから。
概算見積もりで8畳の正方形を3.6m×3.6mで計算していたのですが、測ってみるとほぼピッタリ。正式見積もりも、ほぼ概算見積もりと同じで、ご注文をいただき施工へ。・・・・・施工完了の後編は次回で。