埼玉県越谷市へお住まいのお客様から、お電話いただきました。
「これからお伺いしてよろしいでしょうか?」
1時間後にご夫婦で来社されましたが、エクステリア施工会社の展示場から当社へ向かわれたそうです。
2年前に新築の住宅を購入されたときから、庭へウッドデッキを作りたいと思い、いろいろと調べてその日は展示場めぐりの日だったようです。
お客様のご希望は耐久性が一番で、できれば天然の木材。
天然の木材は人工木より耐久性に劣ると思っていたそうで、当社のエントランス部分にある10年以上経っているイペのウッドデッキをご覧になってびっくり!
あんまり手入れをしていないので恥ずかしながら汚れていますが、腐っているどころか傷みもありません。
打ち合わせルームで、当社で扱っている他のハードウッド5種類のサンプルもご覧になった上で最終的には樹種は10年保証が付くイペに決定。
ハードウッドは一見すると同じように見えますが、並べてみてみると違いが判ります。特に切口の断面をみますとその木材の緻密性、滑らかさが一目瞭然です。
耐久性が高い理由の一つに、緻密性が高い木材は水を吸い込みにくいというのがあります。
使用樹種が決まった後は、お持ちいただいたご希望のウッドデッキの大きさを書いた図面で打ち合わせをしまして採寸の日を決定。
この玄関前タイルから向こう側の掃出し窓前までをウッドデッキに。
出幅は隣家の境界ブロックまで。
こちらの奥側には1段のステップを。
ご来社いただいた時の図面と寸法もかわりなく、採寸調査は30分ほどで終了。
出幅違いのウッドデッキが完成。掃出し窓前までは玄関タイルと同じ出幅にしています。
フェンスは正面と出幅が大きい部分をコの字型に設置。
目隠しの目的は無いので高さ80cmで狭幅の横ボーダーフェンス。これはご来社いただいた時に、施工例写真アルバムの中からお選びになりました。
最後に奥の開口部に1段ステップを設置して施工完了。
アンケートでお客様から、
「大満足しています。ありがとうございました。」
今回のお客様のように、まだまだ人工木のほうが天然木より耐久性があると思っている方が多勢です。
イペのように人工木より耐久性が高い天然木材がある事をご存じないのは仕方ないのかもしれませんが・・・・・・・・
では次回もそのイペで施工したルーフバルコニーのウッドデッキを紹介します。
投稿者:technogreen | カテゴリ:屋上ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年4月19日
以前マンションのウッドデッキのご注文いただきましたリフォーム会社さんから、段差が大きい戸建の屋上へウッドデッキは可能か?と、お問い合わせいただきました。
リフォーム全体を依頼されたお客様が、屋上のウッドデッキ施工を希望されているとの事で屋上の平面図と断面図を送付いただきましたが、その段差がなんと約40cm。
ルーフバルコニーでは、このくらいの高さは施工していますので問題はありません。
リフォーム前にお伺いしまして採寸へ。
屋上への出入り口付近で約40cmの段差があります。
元々新築時にウッドデッキ化して段差を小さくするお考えだったようです。予算の関係でその時は施工せず使用してきましたが、やはり使いづらく今回の外装リフォームに合わせてウッドデッキを計画。
これだけ段差があると出入りは大変。
中央部には梁が走っていて、これを超えないと向こう側に行けません。道路側の端部には花壇が設置されています。
採寸打ち合わせ時に、当社の写真集をご覧になったお客様から出入り口側の半分にウッドフェンスと同じ範囲にタープ用の柱&フレームもご依頼をいただきました。
戸建の屋上もマンションのルーフバルコニーと同じで日陰が出来にくく、夏場の暑さは半端ないですもんね。
リフォーム工事の屋上防水工事が終わるの待って施工へ。
リフォームの仮設足場を利用しての材料搬入ですので、ウッドデッキ施工期間は防水工事と足場を外すまでの間のピンポイント。
ウッドデッキ33㎡とフェンス、タープの柱&フレームを含めて施工は2日間で完了。その代り工場での製作日数の方が多かったですが。
ご覧のように出入り口の段差は、すっかり解消。
屋上のウッドデッキもマンションのバルコニーデッキと同様にイペ製ですと、すき間無し施工ができます。・・・・・・他社からウリンでの提案があったようですが、やっぱり”すき間無し”が良かったようです。
中央部にある梁の部分に高さを合わせて施工していますので、こちらも段差無しに。
花壇よりウッドデッキの方が高くなりました。高くなった分は化粧板をまわしています。
お客様のご要望でタープ用のフックは上のフレームと下の手摺上に2段にして付けています。
タープを上に掛けると水平に、下に掛けると斜めに張れます。その時々のウッドデッキの使い方により張り角度を変えられるそうで、良いアイデアと感心させられました。
それでは戸建の屋上ウッドデッキの紹介は、これで終了。次回は戸建の庭ウッドデッキです。
文京区のマンションにお住まいのお客様から、お電話をいただきました。
ベランダガーデニングが趣味だそうですが、「ベランダ床やコンクリートのフェンス腰壁が殺風景なので天然木で廻りを囲いたい!」
打ち合わせ・採寸へお伺いしました。
お話の通り、ベランダには鉢植がいっぱい。これを天然木に囲まれた環境で育てたいというご希望。判りますねえ~。
床はウッドデッキ、このコンクリートの腰壁は横板の柵で隠して、
こに室外機は木製のカバーで隠し、
こちらの室外機は隠すのも一つの目的ですが、それ以上に前から出る温風が植物に良くないのですき間無しの衝立が欲しい、とういうご希望。
いやいやすき間無しですと、エアコンの性能に問題が?と思ったら、しっかり調べていたようで室外機から10cm以上離せば、さほど性能は落ちないと業者さんに確認されていました。
ご希望のアイテムと、ウッドデッキの施工範囲、フェンスのデザインを打ち合わせに基づきまして施工へ。
ウッドデッキは室内から見える部分のみ施工。避難ハッチも蓋加工で隠しています。
ガーデニングが目的のウッドデッキですので、いつものイペ製すき間無し施工です。
ガーデニングされると半端無い土が落ちて、すき間があるとウッドデッキ下にびっくりするくらい堆積してしまいますから。
お客様も良くご存じで、初めからイペですき間無しとご指定いただきました。
コンクリートの壁はすき間5mmの横板で隠し、上のアルミテラス部分は狭板を使用しすき間を大きくしています。
室内からベランダを見ますと全て天然の木材で囲まれていますのでマンションとは思えない光景です。
ぎりぎり左右の窓に掛からないようにオーダーサイズで製作しています。
室外機からの温風除けの衝立。お客様のご指示通り10cm以上離して置いています。
さて、これでガーデニングの為のベランダウッドデッキと他アイテムの紹介は終了。次回は戸建の屋上ウッドデッキの紹介です。