1年以上前に横浜市で建設中のマンションへのベランダウッドデッキと格子フェンスのご注文を建設業者さんからいただいていました。
竣工前ですが、いよいよベランダ部分は出来上がったので採寸をという事で担当者が調査・採寸へ。

建設中しか見られない風景。隣室との隔板が取付前で一番端のベランダまで通しで見られちゃいます。
いつもと違い隔板が取付られる位置を墨出しして寸法を測ります。

アルミフェンスは施工完了していました。
格子フェンスを取り付ける為、高さから支柱の位置まで時間を掛けて詳細の寸法を測ります。
ソフトウッド製の格子フェンスは製作加工は簡単ですが、イペの格子やラチスフェンスは材が硬いので工場で1枚1枚製作するしか方法はありません。(現場合わせでの加工はできません。えらい時間がかかりますし、そんな場所もありません)
工場での加工手間は横板フェンスと比べると5倍以上にもなりますので、材料を含めた金額もそれなりに高価なものになってしまいます。
・・・・今回はこの部屋にご入居のお客様の強い希望との事で格子フェンスとなりました。


こちらが施工完了しました格子フェンス。

こちらはベランダウッドデッキ。隔板の下半分はまだ取り付けられていないので、向こうにはウッドデッキが施工されていないベランダが見えます。

こうしてみると和風ティストの格子フェンスもなかなか味があり良いもんです。・・・・金額的に高いのがたまにキズだけど。
これでマンションウッドフェンスとウッドデッキの紹介は終了。次回は庭の目隠しウッドフェンス付きウッドデッキを。
昨年、リフォーム会社から紹介を受けて目黒区でマンションベランダウッドデッキを施工させていただきました。
出来上がったウッドデッキにお客様が感動されていたとの事で、今回は国立市へお住いのお友達からやはりベランダの段差解消と避難ハッチを隠したいと相談を受け当社を紹介していただきました。
寸法が入った手書きの図面を送付いただき、概算見積もり後に調査へお伺い。

この避難ハッチを隠せるウッドデッキを探されていたようです。


十数センチある室内との段差を、せめて水切りの高さまでのウッドデッキを作り解消したい!
この二つのご希望を叶えるウッドデッキの施工へ。

ハイ、まずは蓋加工して避難ハッチは見えなくなりました。

サッシ水切り高さまに仕上がったウッドデッキ。水平のウッドデッキでベランダの傾斜も解消。

室内から見たベランダウッドデッキ。段差が解消。
これでベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建ての庭ウッドデッキを。
以前、資料を送付していました分極のマンションへお住いのお客様からメールをいただきました。
「2年前に一度資料を送っていただいた○○と申します。だいぶ経ってしまいましたが、正式に見積もりをお願いしたいと思っております。
ざっくりですがベランダの寸法を測りましたのまずは概算見積もりをいただければ幸いです。
縦135cm×横400cm」
ご連絡の寸法から概算見積書を作成してメールで送信。
「見積り、ありがとうございます。
早速ですが、ぜひ正式見積りをお願いしたいのですが、候補をいくつかいただけると助かります。
なお、ウッドデッキと合わせて、下駄箱やベランダ菜園用の台など、いくつかお願いしたいと思っています。
当日ご相談してもよろしいでしょうか。」
と、メールをいただき打ち合わせにお伺い。

ベランダへエアコンの室外機とプラ製の収納箱が置かれている上に、給湯器が壁に取り付けられています。
このままでは”使いえないベランダ”となりますので、お客様はウッドデッキ施工に合わせてマルチエアコンへ変更し、”使えるベランダ”化を目指していました。

こちらはベランダから室内までは30cmくらいの高さがあります。
ウッドデッキを室内高さまでに施工することは可能なんですが、あえて10mくらいの高さに抑えて施工することに。その理由は後で。

採寸後の別日にエアコン業者が来た日に、調査担当者がもう一度お伺いし設置位置やホース固定の場所を指示させていただきました。
・・・・・使えるスペースを最大にし、お客様のご希望のアイテムを設置するには欠かせない作業となりました。

施工完了。

エアコンのホースもエアコン業者との打ち合わせもあり、邪魔にならず室外機カバーもピッタリと納まりました。

室内からの段差分は、踏み箱を設置。もちろんこれもイペ製。

こちらはベランダ用スリッパ箱。寸法を測りデッドスペースに納まるように製作しています。

ウッドデッキの高さをあえて低くしたのは、このように園芸用品を棚の上に置ける空間を確保するためでした。
お客様はそれぞれの棚に置かれる物のサイズを予め測っていましたのでそれに合わせて格段の高さを決め、また棚幅も大きすぎず、小さすぎずのご希望サイズで製作して納入しました。
これでベランダウッドデッキというよりイペ製のベランダファニチャーの紹介は終了し、次回は庭ウッドデッキを。