13年前に立川市の新築マンションのベランダへウッドデッキを施工させていただきましたお客様からメールが。
「5月~12月でマンションの大規模修繕工事の予定です。
その為のウッドデッキ一時撤去とこれを機に塗装もお願い致したく見積りをお願いします。
(まだうちのベランダの修繕がいつになるのかわかっていません。)」
13年前に施工したウッドデッキでも、当時の施工資料や図面は残っていますので見積もりは直ぐに出ます。その数日後に、
「お見積り有難うございます。大規模修繕のschedule表を見ましたらベランダ工事は7月末以降の様です。
説明会等もまだですので暫しお待ちください。また別途ご連絡致します。」
それから、説明会後に取り外し日を打ち合わせをさせていただき、取り外しにお伺い。

取り外し前のイペウッドデッキ。13年も経ったウッドデッキとは思えないほど質感もしっかりしています。(表面のボロボロ感がありません)

取り外し後のベランダ。
そして7か月の保管中に工場で塗装しましたウッドデッキを再設置。


新品同様とまではいきませんが、塗装してやると色も蘇ってきます。

7か月の大規模修繕工事の足場が取れ、ベランダにもこうしてウッドデッキが戻ってくるとこれから新しい生活がスタートを切るような気分になりますね。
これで大規模修繕時サービスの紹介は終了。次回はマンションルーフバルコニーウッドデッキを。
投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2019年12月20日
川崎市のマンションへお住まいのお客様からお電話をいただきました。
15年前にルーフバルコニーへ施工したウッドデッキで、4年前に大規模修繕工事時に修繕工事屋さんに取り外しと終了後に再設置をしてもらったそうです。
そのせいか一部が腐り始めてきたので、その相談のお電話でした。
その後、メールでお送りいただいたのが下の写真。

表面の床板はこのように腐っていないのですが、

根太の一部が、このように腐り始めています。
お話を伺ってみますと、こちらのルーフバルコニーは水はけが悪く大雨の後は数日ウッドデッキが水に浸かった状態になることもあるとのことでした。
そのうえ、大規模修繕時の再設置後にはウッドデッキ下に雨が溜まる状態になっていたようで、その部分の根太が腐り始めていたようです。
腐った根太と床板の交換工事を提案見積もりさせていただいたのですが、お客様は15年経っているので、新たに全面を施工し直すことをご希望されました。
そこで水が溜まりやすい構造(2段になっているルーフバルコニーで低い側へウッドデッキが敷かれている)に対しての対策で下部に水が溜まりにくい工法で施工することに。


写真右側は部屋側で1段高くなっています。この段差が6cmしかないのですが、この段差内で下部に水はけが良くなるように工夫して施工。


上段と下段の分かれ目は直線でなく、両端部はこのような形状になっていますので、お客様のアイデアでこれを利用して点検蓋としました。
同じくお客様のご希望で、これ以外の個所でも数か所ビス止めしないパネルを作り簡単に取り外しをできるように作っています。(水はけの状況を確認できるように)・・・・写真で見ただけでは判りませんが。

前面は土の庭となっているので1階の専用庭に見えますが、下が1階の建物部分となる2階のルーフバルコニーでした。
施工後のアンケートで、
「10年保証と大規模修繕工事のときのアフターサービス、窓口の対応のきめ細かさで注文しました。
今までのウッドデッキの課題を解決するため相談にのってくださり、お知恵を出してくださりありがとうございました。
疑問点も全て解決し納得のいく形で発注できました。
何度も打ち合わせした仕様が期待した以上になった事。段差解消のための120mm幅の板が落ち着いたデザイン性を持ち短くした端部のおかげでお掃除(落ち葉とり)も楽になりうれしい限りです。
今回の形で長年使用したく日頃のお手入れもしながら大切にします。
職人の皆様にも御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いします。」
これでルーフバルコニーウッドデッキの紹介は終了。次回は庭ウッドデッキを。
お客様からホームページからお問い合わせいただきました。
「来月にマンション購入に伴いベランダにウッドデッキを検討しております。
御社の施工例、資料等を記載箇所に送付をお願いします。施工予定箇所は東京都北区になります。」
資料をご覧になったお客様からメールで、購入されたマンションの間取り図面を添付しての見積ご依頼をいただき見積書を作成し返送。
その後、日にちを調整し現地調査へ。

中古マンションのご購入でしたので前の居住者の室外機2段ラックが置かれていますが、新しい室外機はウッドデッキが施工されてから取り付け予定。

こちらの避難ハッチへは蓋加工を施します。

蓋加工するには最低でもウッドデッキの高さを8cm以上にする必要がありますので、サッシ部の高さ関係を慎重に測ります。

図面を送付いただいた時点では、こちらのサービスバルコニーへもウッドデッキを考えていましたが、その予算でメインベランダへウッドフェンスを取り付ける事になりました。


引っ越し前にウッドデッキ&ウッドフェンスが完成。

目隠し目的ではないので縦格子のウッドフェンスをお選びになりました。

室内から見たウッドデッキ&ウッドフェンス。
これでマンションベランダウッドデッキとウッドフェンスの紹介は終了。次回は戸建て住宅の屋上ウッドデッキを。