小さなベランダこそ~中央区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:マンションベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年12月20日

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東京都中央区のお客様から資料請求と見積もりご依頼いただきました。
資料請求の問い合わせ欄には

「見積りを希望しています。
ベランダ 
横:220cm
縦:160cm
この矩形内の右側角部に約80×80の柱壁があります。」

マンションベランダのウッドデッキは、このようにサイズをいただいただけでも、けっこう正確な見積もりが可能ですので見積書を資料と一緒に送付させていただきました。

その見積もりで注文したいとの事で、調査ご依頼いただきまして、

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小さなベランダですが、避難ハッチありの室外機ありの上、排水溝が中央に設置されていますので、使用できるスペースがほぼ無い状況です。

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横幅もご連絡いただいた通り掃出し窓の幅しかありません。

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出幅が短い所には排水パイプやらホースが這わさっていてますます使いにくくなっています。

中央区や江東区の湾岸部に建っているタワーマンションには、こういう小さなベランダ付というのが多いような気が・・・・・
先日も「高層階の小さなベランダですが、施工してもらえますか?」とお電話いただきましたが、「小さくても高層階でもウッドデッキならお任せあれ!」

 

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完成しましたウッドデッキを室内から。室外機カバーも排水溝も全て消えて平らな一面に。

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室外機はなんとかウッッドデッキの上に載せることができました。・・・・・・ホースが固定されて上には動かせないので室外機の脚を外して、なんとかぎりぎりというところでした。

 

 

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避難はしごのハッチも窓と室外機が微妙な位置関係だったのですが、なんとか取り付けるようにミリ単位で設計・製作。・・・・・・無事に開くよう施工できて一安心。

 

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ドレーンホースは床下に隠し、上から降りてきている排水パイプ廻りは丸く加工して施工完了。

小さなベランダウッドデッキは㎡単価としては、どうしても高くなってしまいますが、それ以上の価値は充分あります。

それではマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建バルコニーのウッドデッキを。

ルーフバルコニーデッキの交換を検討中~目黒区

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, ウッドデッキ用木材について, ルーフバルコニーウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2017年12月14日

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目黒区のマンションへお住まいのお客様から、
「現在ルーフバルコニーのウッドデッキの交換を検討中です。
船の甲板などで、使用される耐水性の良いものを探しております。
メンテナンスについてもお伺いしたいです。できれば年一回は、全て上げて掃除をしたい意向。
宜しくお願いします。」

と、お問い合わせ資料請求いただきました。

その後、図面をメールで送付いただき、ご質問も。
「少し心配している点があり、メンテナンスの件です。
今のウッドデッキは、御社のものと違って、隙間は有りますが、一度害虫にやられてしまった経緯もあり、お掃除はしたい方向です。
一度敷いてしまったら、お掃除はできないのでしょうか?

また、テーブルと椅子も欲しいのですが、こちらもお見積もりを頂けますか?
ウッドデッキはもちろん値段も1番ですが、屋外でのもちと、メンテナンスも重要視しております。
パルコニーはアールがついておりますが、この部分は別の材料で埋めても良いとも思っております。」

一度、ウッドデッキを腐らせた経験があると、次のウッドデッキを決めるに当たり一番の決め手は”耐久性”、価格ではないんですね。
耐久性については、送付させていただきました資料をよくご覧になっていて”ノーメンテで10年保証”の理由も納得されていました。

その後、実物のイペ製のテーブル・ベンチもご覧になりたいとの事で、施工範囲の打ち合わせも兼ねてご来社いただきました。(当社のエントランスデッキ上には13年物のイペ製ベンチ&テーブルが置いてあります)

施工範囲を図面上で打ち合わの上、次回はこちらがお伺いしましての現地調査。

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既存のウッドデッキはセランガンバツ製のウッドパネルでした。腐ってきてビスも抜けて、もうバラバラ状態です。
10年ほど前までは、施工業者でもこのウッドパネルを使っての施工が見受けられましたね~。・・・・・・・さすがに今はDIY用でしか使われていないと思うけど。

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さてウッドパネルでは高さを嵩上げしたデッキにはできませんでしたが、今回はこの梁下まで20cm以上嵩上げしたウッドデッキにするのがお客様の希望です。

それにしてもデッキ材の表面はしわしわになっていますね。これはセランガンバツの特徴でもあります。
同じハードウッドでも高級品と低級品では、数年も経つとえらい差が出てきます。まぁ、その分価格もそれ相応に安いんですが。。。。。
表面は他のハードウッドで、腐りやすい根太等の構造部分にセランガンバツを使用しているウッドデッキもあるようですが、どうなんでしょうか?

当社も何種類かのハードウッドを使用して施工していますが、さすがにこのセランガンバツは表面材でも構造部材でも一切使用していません。

 

そうそう、丁度同じ12年前に施工したイペのウッドデッキ(下の写真)と比較してみてください、違いが良く判ります。

 

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12年前に埼玉県吉川市の戸建のベランダへ施工し、最近外壁の塗装メンテナンスに伴い取り外し、高圧洗浄後に再設置したイペのウッドデッキです。
腐っていないのはもちろんの事、表面もしわしわにもボロボロにもなっていません。

 

 

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イペのウッドデッキが完成。施工終了間際に雨がふってきましたので、ついでに水洗いを。
お客様はベランダガーデニングがご趣味で周りは鉢で一杯です。

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2人掛けのベンチ、椅子2脚とテーブルのご注文でした。

 

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梁の曲線に合わせての施工です。高さを上げましたので周囲は幕板で化粧。

 

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テーブル&ベンチを置いて寛ぐ空間にはウッドデッキ、鉢等の植栽を置く空間はそのままと上手くゾーニングされたルーフバルコニーとなりました。

それでは、これでルーフバルコニーウッドデッキ交換工事の紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキ。

 

 

所有者が変わっても~藤沢市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, マンションベランダウッドデッキ, マンション大規模修繕時サービス, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年12月10日

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藤沢市のマンションへお住まいのお客様からお電話をいただきました。
お電話によりますと昨年、当社が12年前にウッドデッキを施工しましたマンションを前の所有者様から購入されたそうです。
ベランダにあるウッドデッキが特に気に入ったのも購入された理由の一つだったとの事で、その時に前の所有者様から保証書も受け渡しいただいているとの事。

新築から12年経ち、これから大規模修繕工事が始まりウッドデッキを外さなくてはならないので、そのご相談が電話の内容でした。

まずは、所有者が変更になっていても大規模修繕時サービスを受けれるかどうか、その場合何時見積もりに来られるか?・・・・・期限が迫っているので急がれていたみたいです。

当社からの回答は、所有者が変更になっていても当社で施工したウッドデッキであれば大規模修繕時サービスは同じように提供させていただきますし、施工時の図面・資料が全て残っているので調査は不要で即日で見積もりをさせていただき、取り外し日の調整を。

取り外し時の写真から。

こちらのお客様のお部屋は角部屋でL字型コーナーで2面にウッドデッキを施工しています。

 

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西側のベランダ、取り外し前。

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南側ベランダ、取り外し前。

 

どちらも12年経過したイペウッドデッキの退色した色合いです。日光の当たり具合により色の変化も違います。
よく10年以上経つと、どんな色になりますか?とご質問をうけますが、参考にしてください。

 

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ここはL字のコーナー部分です。

 

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取り外し終了後の写真。こちらはイペのすき間無し施工でしたので、12年経ってもウッドデッキ下はこの程度の汚れでしかありません。

それでは、取り外しましたウッドデッキは全て工場へ持ち帰り、今回お客様はオプションの塗装をご希望でしたので保管中に高圧洗浄と塗装を行って再設置日を待ちます。

だいたい予定通りの3か月半頃に、大規模修繕が終了の連絡を受け再設置へ。

 

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再設置後の南側ベランダのウッドデッキ。

 

 

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西側ベランダのウッドデッキ。こうしてみると12年間使用したウッドデッキには見えませんね!イペの耐久性には、ほんとに驚きです。

 

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再設置後のコーナー部。

 

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室内から見たウッドデッキ。そうか、室内がブラウン系のフローリングだったので、塗装をオプションで頼まれたんですね。

建設関連のお仕事をされているお客様から、再設置後にお電話をいただき、「イペ材は初めて知りましたが”すごい木材”ですね。今の状態は全然傷んでいませんが、次の大規模修繕工事まで持ちますでしょうか?」
当社としましても創業時に施工しました22年前のイペウッドデッキは健在ですが、まだそれ以上の経験はないので。。。。。。でも、大丈夫と思います。

次回は、ルーフバルコニーウッドデッキの紹介です。