投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年9月9日
川崎市のお客様からリビング前と勝手口前の2ケ所へ縁台を作りたいと、手書きの図面をFAXいただきました。
図面からの見積もりがご予算内との事で、採寸・打ち合わせへ。

右側がリビングの掃出し窓、左が勝手口の開き戸です。
この2ケ所への前にそれぞれ縁台を作り、庭へ出れるようにと計画されていましたが、本当は繋がった一つのウッドデッキが第一希望・・・・・



2ケ所の中央に室外機と散水栓があり、よく庭で見られる配置です。
ウッドデッキの下になると散水栓が使えなくなるしと、あきらめていたようですが・・・・・
事前に送付してました写真集の中に、室外機部分のウッドデッキをくり抜いて室外機カバー兼ベンチとウッドデッキ上の木製立水栓の写真をご覧になって、「同じように施工できるでしょうか?」
この使い勝手の悪い散水栓を立水栓への変更工事は数多くこなしてきていますので、「もちろん!」
それでは、2つの縁台予定がひとつのウッドデッキになった完成写真を。

初めの計画していた縁台出幅60cmを室外機前を通れるように90cmに。
ウッドデッキの大きさは当初予定の倍以上になりましたが、価格は倍まではなりません。小さな縁台(ウッドデッキ)を2つ作るのって結構コストが嵩みます。ひとつにしてしまうと以外とコストダウンになるケースが多いんですよね。

こちらは元々考えられていた1段ステップ。これで元のコンクリート階段は隠してしまいました。

勝手口前の目隠しフェンス。道路に面しているので何気に開けた時、お勝手が見られないで済みますから。これも打ち合わせ時にお客様の御要望で。

はい、散水栓を切り替えて立水栓となりました。蛇口はツインタイプ。常時ホースへ繋ぎながら、なおかつもうひとつの蛇口を使用できます。これは便利で、最近はほとんどのお客様が選ばれます。

最後に室外機カバー。ベンチ兼用で、ベンチの高さに製作しています。
施工後、お客様から「子供が乗ったり、跳ねたりしても大丈夫でしょうか?」
———–お子様は大丈夫ですが、大人はご遠慮ください——–
それでは次回、室外機カバーつながりで室外機カバーとマンションのベランダウッドデッキ、それとベンチ諸々を紹介します。
投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年7月22日
柏市のお客様からお電話をいただきました。
「2m×2mのウッドデッキに、2面のフンンスも・・・・・」
資料・イペ材サンプル・写真集と同時にお電話いただいたサイズの見積書も一緒に送付させていただきましたら、届いたその日に
「サンプルのイペ材で注文したいので打ち合わせに来ていただけますか?」

お伺いしまして庭を拝見させていただきますと、まだ新しいウッドデッキがあります。

それにステップも。

通販で購入されたようですが・・・・・・・
購入後、組立てして置いてみたものの家とはぴったりしないですき間はこのように出来るし、やっぱりフェンスも欲しいという事でオーダー製作施工する当社へ申し込まれたようです。
それとサンプルのイペも初めてご覧になったようで、今あるウッドデッキ材と比べびっくりされたそうです。
まずは、お客様が本当に欲しい大きさや場所をお聞きし現場の採寸へ。
フェンスも付けたい位置とデザイン高さを現場で打ち合わせながら決めていきます。——-オーダー施工と通販キットの一番大きな違いは、ここかも。
さて、打ち合わせも充分しましたお客様の思い通のウッドデッキの完成。

奥行きは今までの倍以上に。
元々、これくらいの奥行きが欲しかったそうですが、タイルテラスからはみだすと組み立て式の置くだけタイプですと、束基礎の施工が大変です。

雨戸戸袋部分や壁にピッタリ合わせて施工。これも組立てキットでは無理ですね。

フェンスの取り付け位置も家の形状に合わせて、このように。
横板フェンスは、高さもデザインもすき間もお好みに作れます。
今回お客様は、何種類もある横板フェンス写真集の中のひとつからお選びいただきました。

今までのは掃出し窓の途中で終わっていましたが、窓端部まで施工。

ステップは室外機ぎりぎりまでとし、幅もウッドデッキ本体より少々小さくしています。これもお客様が使い勝手から希望されたサイズでした。
今回は通販ウッドデッキとオーダーウッドデッキの違いの紹介でした。
投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2016年7月2日
今回の紹介は、世田谷区にあります新築間もない戸建バルコニーウッドデッキの紹介です。
資料を送付させていただいた後で、ファクスで寸法の入った手書き図面を送っていただき、見積もりさせていただきました。
形状は台形でした。
概算見積もりの後、ご予算内ということで担当者がお伺いしまして採寸。。。。。

先ずは、いつものように高さの確認。
こちらの開き戸も掃出しの引き戸の方も15cmあり、ウッドデッキを施工するには問題はありません。


さて平面ですが、確かに台形に見えるのですが、測り始めると何か違うな?
たいてい台形といっても、直角の部分が1ケ所はあるのですが、このバルコニーは直角が1ケ所もないバルコニー。
それも現場の施工精度が悪くて矩(カネ・直角)が出ていないのではなく、どうも設計の段階からこういう造りのようです。
こちらのバルコニー、横幅は長いのですが出幅はご覧のように短い。という事はこの場所で出来る作業は限られてきます。
調査担当者は、なんとか現場での作業を少なくするべく必死で採寸を。・・・・施工職人はこういう場合、矩を出す道具を持っているんで簡単に角度を測れるのですが・・・・・
でも、おかげ様でなんとか現場作業を極力減らせる製作図面を作成する事ができました。


完成しましたバルコニーへ大きな鉢を置いて。えっ、置いてない?

実はこの鉢はウッドデッキをくり抜いてはめ込んでいます。そう、倒れないように。

赤ちゃんがいらっしゃるお客様。その理由もあってすき間無し施工のイペバルコニーウッドデッキをお選びになりました。
ですから、排水口部分もこのように蓋をして隠しています。
知り合いの工務店さんにすすめられて、当社へ問い合わせをいただきましたお客様。
施工完了後のアンケートで、
「赤ちゃんがいるのでいろいろ大変なことを気づかって下さって、細かい気くばりをしてくださいました。
重たい鉢や樹木を2Fまで上げて下さいまして、ありがとうございました。」
今回のウッドデッキは調査担当者、設計者(ちなみに私)、製作・施工の職人との連携でギリギリまで工場で作り込んでいった成果でした。
ちょっと自慢させていただいたところで、今回の紹介は終了。
次回はマンション大規模修繕時サービスの紹介です。