背の高い目隠しフェンス付ウッドデッキ~柏市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ワンコ・ニャンコとウッドデッキ, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年7月1日

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家の図面をお持ちになってご来社いただきました千葉県柏市のお客様。

ご来社いただいた奥様も背が高かったのですが、ご主人はもっと背が高いという事で打ち合わせの結果、目隠しのフェンス高さは1.8mに。
図面からの見積もり後に採寸と現地調査へ。

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道路側から見たお庭。境界フェンスまでは1.8m強。

 

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庭の奥から。

 

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完成しましたウッドデッキを道路から見て。

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完璧に塞いでいます。

どうして?

 

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実はニャンコの遊び場でもあったんです。
目隠しフェンスを高くした理由のひとつに、ニャンコが道路側へ飛び出さないようにする事でもありました。客様に聞いたらさすがにフェンスの上までは登れなかったそうですが、前脚はかかるほどジャンプしていたそうです。
やっぱり1.8mにしておいて良かったですね。

 

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鉢植えひとつあるだけでも、良い感じ。

 

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物干し金物も高い位置に付けて。

 

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こちらは室内から見て。

今回のウッドデッキは横幅6.6m。出幅は敷地いっぱいの1.8m。フェンスの横板すき間は5mm。
隣の家の壁がせまって見えたのが、天然木の壁で隠されて別空間に生まれ変わりました。

 

このように、お隣さんの家が近くに建っていて庭が細長い場合は思い切ってウッドデッキと高いウッドフェンスにしてやると、雰囲気が変わりリビングにいる時でも寛ぎの時間を持てます。
ただし、天然木を使用したときの場合で、これが人工木材では・・・・・・・ちょっと違うんですよね。

それでは、今回の紹介はこれで終了。次回はマンショのベランダデッキを紹介します。

 

 

中庭、玄関前、縁側と3か所のウッドデッキ~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 2階建てバルコニーデッキ | 投稿日:2015年6月2日

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今回紹介させていただきますウッドデッキのお客様は、10年前に2階建てウッドバルコニーを千葉県松戸市で施工させていただきましたお客様です。

10年前に横浜大桟橋のイペウッドデッキをご覧になり、「同じイペ製でウッドバルコニーを!」とのご要望で施工させていただきました。
従いまして本当は4ケ所のウッドデッキの施工をさせていただいた事になります。

10年前に新築された家に繋げて今回増築された部分へのウッドデッキです。

増築を担当された工務店から、サイプレスのウッドデッキ施工提案があったそうですが、ハードウッドの2階ウッドバルコニーを10年も使用されているお客様には、サイプレス(ソフトウッド)は、「どうも好みではない!」というう事で、今回もテクノグリーンへご依頼いただきました。

サイプレスを「ハードウッド」と称して販売している会社もあるようですが、針葉樹ですので間違いなく「ソフトウッド」です。
確かに針葉樹の中では硬めの木材ですが、ウッドデッキ用ハードウッドと比較すると硬さも比重も耐久性、強度も全て低い木材です。

以前、イペで施工していた時、お客様のお隣さんがサイプレスで施工されたウッドデッキをお持ちでイペ材と見比べられて「同じハードウッドでも全然違うんですね。」と話しかけられましたが、やはり節の有り無しが見た目で大きな違いとなります。
今回のお客様も節が気になっていたのかもしれません。・・・・・この辺のところは好みの問題ですけど。

それでは、採寸時の写真から。

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こちらは、増築された分と既設の家とにより出来ました中庭部分。

 

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こちらはリビングの掃出し窓前で、通路的な縁側デッキを施工予定。奥に見えます中庭のウッドデッキに繋げます。

 

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こちらは逆に中庭から見た写真です。

 

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こちら側は玄関前。

 

これら3ケ所のウッドデッキでは施工面積もかなり大きな面積となります。

10年経ったイペ製のウッドバルコニーが腐っていないばかりか、傷んだところも全くないのを実感しているお客様は、オールイペでのウッドデッキを施工希望でしたが、予算的にはちょっとキビシイ!

 

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10年前施工のイペ製ウッドバルコニー。色は変わっていますが、他は全く問題なく使用されています。お客様も感心されていました。

 

そこで、今回は腐朽が発生しやすい構造部分の束・大引き・根太をイペで作り、床板とフェンス横板をマサランドゥーバにて施工する方法を提案させていただきました。もちろんサンプルを持参して木材の確認をしていただきましたが。

この木材は色が赤っぽいので「アマゾンジャラ」とか「アマゾンウリン」と名付けて販売しているところもありますが、「マサランドゥーバ」あるいは「マニルカラ」が正式名称です。

このマサランもブラジルからの輸入木材で、耐久性はイペと比較して少々劣りますが強度や硬さは遜色ありません。
あと欠点は板材の割れ反りはそれほどでもないのですが、角材は「ちょっと・・・・」というのが今まで施工しての実感です。

それでもイペと比較すると値段は安いので、いいとこ取りのハイブリッド工法を考えてみました。

それでは完成写真から。

 

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中庭ウッドデッキ。光線の影響で写真の色は違って見えますが、実際は下の写真の色に近いかな?

 

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入口から眺めた中庭ウッドデッキ。

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中庭ウッドデッキに繋がっている「縁側ウッドッキ」というには出幅が広いかな?。約1.2mあります。庭からウッドデッキへは、この2段のステップで。
これで1階にある部屋は全部繋がったのかな?

 

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そしてこちらは、玄関前のアプローチデッキ。
駐車場からはスロープになっていて50cm上がっています。

 

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中央部の玄関前だけはフラットにし前後はスロープとなっています。これは将来、もし車椅子生活になっても楽に外出できるようにとの考えからです。

さて、これで今回のイペとマサランドゥーバのハイブリッド型?ウッドデッキの紹介は終了ですが、イペと違いマサランは他のハードウッド同様に水に濡れると湿潤膨張しますので、残念ながら5mmのすき間を開けて床板を張っていますが、お客様からは

「今回も、大変すばらしいデッキを作っていただきありがとうございました。
土足で上がるのがもったいないようなデッキで、またお願いして良かったと思っています。
また、職人さんがたのチームワークもみていて、すがすがしいものがありました。」

「10年間前にお願いしたウッドデッキに満足しているので、注文しました。」

との、お言葉もいただき、私も安心しましたのと同時に10年振りのウッドデッキに出会え嬉しかったです。

次回は10年振りではないですが、4~5年振りで出会った大規模修善時にお預かりしたウッドデッキの紹介です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イペ材専門の会社でウッドデッキを~船橋市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年4月12日

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マンションバルコニーのウッドデッキ施工が続いていますが、その中で今回は船橋市の一戸建の庭ウッドデッキを紹介します。

昨年の夏、戸建の新築住宅の間取り打ち合わせ中にお問い合わせいただきました。
「庭に大きなウッドデッキを作る事を検討しています。材料はイペ材を考えていてイペ材を専門に扱っている御社のような業者さんへお願いしたいなと思っています。」

と、メールをいただきまして、それからお客様がエクセルで描かれた図面をメールで数回やりとり。

お客様は新築にあたり、総予算を立てたかったようで、最終的に当社のウッドデッキ見積もりを予算に組み込んで着工の運びに。
テクノグリーンに庭用のウッドデッキをご注文されるお客様の中には、「イペ材指定」「着工前」という方が結構いらしゃいます。

・・・・・テクノグリーンのウッドデッキに使用する木材は「イペだけ」ではないのですが、腐朽試験結果と経験上から10年保証しているのが「イペだけ」ですのでイペ材の専門施工会社と思われている方が多いようです。

それから数か月後、「ようやく外壁が付いて足場が外れました。」と、
ご連絡をいただき建築現場へ。

 

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この裏庭全部をウッドデッキに。約5m×3.4mの図面でした。

 

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隣家側との境界フェンスまでピッタリと施工をご希望ですので境界ラインの確認。・・・・ほぼご連絡の寸法でした
屋根の樋がウッドデッキ予定場所にあります。

 

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そしてこちらにも。こちらの樋はちょっと問題です。
その理由はのちほど。

お客様は、ご自分で簡単なウッドデッキ図面を作成していましたので、工務店にもそれを提出していて、どちらの樋もウッドデッキ施工位置には付けないように打ち合わせしていたとか・・・・・

結果、交渉してウッドデッキの工事までに位置をずらしてもらう事に。

家の設計段階から、ウッドデッキの施工を考慮して打ち合わせをしておくと、こういう時には非常に助かりますネ!
ちなみに、ウッドデッキ施工予定場所には桝・点検口の類は一切設置されてませんでした。これもお客様が事前に打ち合わせ済みとの事。・・・・・これから新築でウッドデッキを考えている方には参考になりますね。

あとは、お客様が作成されていた図面からの寸法のチェックとフェンス等の詳細の打ち合わせ。
これらは、やっぱり実際建物が建って周りの環境も見ながらでないと、なかなか最終決定はできません。

この仕様打ち合わせと採寸を元に今度は、私が設計図面を作成する事に。

次に今後の建物の工事スケジュール等をお聞きして、ウッドデッキの施工日を決定。

そしていよいよ施工に。

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建物には入り隅コーナーがあり、どちらの面にも掃出し窓がありますので、板張り方向は横張りというか縦張というか・・・・・・
こういう時は、メインになるリビングの窓からみての縦張を選択します。

その理由は居る時間が長いリビングから広く見えるからです。
また今回は3.4m方向になるので、1枚板で張れるのもメリットです。見た目の綺麗さと使い勝手を考えると出来るだけ板継ぎ目無しで張る方向を選びます。

但し、材料ロスが多く出る張方向の場合は、価格が高くなりますのでお客様にお選びいただくようにしています。

今回は?
両方シュミレーションしてどちらも同じような価格になりましたので、この張方向をお奨めしました。

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横板の目隠しフェンス。
当初予定はフェンス無しのウッドデッキでしたが、メールでの打ち合わせ時点で左隣家側のみ目隠しフェンスを付ける事に。

ただ、左のお隣さんへの目隠しではなく、その向こうの通りからの目隠しが必要とのお話を現地でお聞きして、この高さと延長に。

この途中までの延長にした訳にはもう一つ。

 

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フェンスの延長の先には、立水栓と水受けがあったんです。
ぎりぎり水受けをおいてあるくらいしか幅がありません。ここにさらにウッドフェンスがあると相当幅が狭くなり、水栓の使用時は窮屈になりそうです。

 

こういうところは、図面からではなかなか判りません。
実際にその場所に立ってみて初めて分かる事もありますので、「最終仕様の決定は現場調査の後に!」を心掛けています。

 

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上の写真の立水栓の裏側。樋はここまで移動しておいていただきました。
幕板の下に張っている細い横板は猫侵入防止柵です。これも現場での打ち合わせで追加。

 

今回は裏庭の上、庭敷地を全部ウッドデッキにするため現場での加工スペースがありません。
工場で製作図面を元に、ほとんど加工製作し仮組をしていきましたので、施工当日は午後2時過ぎに完了。

お客様から3時頃にメールが入りました。

「先ほど工事が終わりました。
職人のみなさんに頑張っていただき
とても作業が速かったです。
仕上がりも綺麗です。
ありがとうございました。

早く引っ越してデッキの上で
コーヒーを飲みたいです。」

この数日後、引っ越しをされたようですが、美味しいコーヒーはもう飲まれましたでしょうか?

さて次回は、また連続してのマンションウッドデッキの紹介となります。