投稿者:technogreen | カテゴリ:戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2017年12月25日
さいたま市へ一戸建てを建築中のお客様からお電話をいただきました。
「1か月後に引き渡しの戸建2階ベランダへウッドデッキを検討中です。面積は約6.2畳です。」
面積計算からの概算を連絡後、採寸日の打ち合わせ。引渡し後すぐに施工したいとのことで直ぐに現地調査へ。
2面の窓に面しているベランダです。
背の高いフェンス壁にはスリットが入っています。
リビング前の窓。
最近は2階がリビングでそのリビングに面して大きなベランダやバルコニーが設けられている家のお客様からのお問い合わせが多いです。
せっかくのリビング前のベランダがこのような防水層が剥き出しじゃ、味気が無いですもんね。
で、家を建てている工務店やハウスメーカーに聞いてみると提案されるのはほとんどタイル。
室内との段差は最低でも12cm、今回のお客様の家はこのように20cm以上の段差があります。ここに1~2cm厚みのタイルを敷いても段差は解消できません。
おまけにお客様も心配していたように、タイルとタイルの間にあるすき間目地にゴミが溜ったら・・・・・・・・
そんな訳で今回のお客様もイペ製のすき間無し施工のウッドデッキをご希望。
室内高さに嵩上げし段差解消するのはもちろんのこと。その完成した写真を。
ウッドデッキによりアウトドアリビングとなりました。
板間すき間無し施工のイペウッドデッキ。すき間無しはゴミが落ちにくいだけではなく綺麗!
毎日リビングから目に入る場所なので、この美的な面も大事な要素です。
掃出し窓サッシと同じ高さに仕上げて段差は解消!
お客様支給の水受けパンをデッキ上に設置。
2ケ所のコーナーにある排水口には蓋を取り付けて施工完了。
お客様からはアンケートで
「大変ていねいに施工して頂き、とても満足しています。
子供も楽しそうに走り回っています。
この度はありがとうございました。」
お客様はイペ材をご存じなかったようで、送付しましたイペ材のサンプルと資料をご覧になって品質の高さに驚きイペ材を選択されたそうです。
イペは普段なかなか接する木材ではないので、ご存じない方が多いです。ウッドデッキをご検討されるなら、一度触れてみることをお勧めします。無料の資料・サンプル請求はこちら。
次回も戸建のバルコニーデッキと屋上ウッドデッキです。
東京都中央区のお客様から資料請求と見積もりご依頼いただきました。
資料請求の問い合わせ欄には
「見積りを希望しています。
ベランダ
横:220cm
縦:160cm
この矩形内の右側角部に約80×80の柱壁があります。」
マンションベランダのウッドデッキは、このようにサイズをいただいただけでも、けっこう正確な見積もりが可能ですので見積書を資料と一緒に送付させていただきました。
その見積もりで注文したいとの事で、調査ご依頼いただきまして、
小さなベランダですが、避難ハッチありの室外機ありの上、排水溝が中央に設置されていますので、使用できるスペースがほぼ無い状況です。
横幅もご連絡いただいた通り掃出し窓の幅しかありません。
出幅が短い所には排水パイプやらホースが這わさっていてますます使いにくくなっています。
中央区や江東区の湾岸部に建っているタワーマンションには、こういう小さなベランダ付というのが多いような気が・・・・・
先日も「高層階の小さなベランダですが、施工してもらえますか?」とお電話いただきましたが、「小さくても高層階でもウッドデッキならお任せあれ!」
完成しましたウッドデッキを室内から。室外機カバーも排水溝も全て消えて平らな一面に。
室外機はなんとかウッッドデッキの上に載せることができました。・・・・・・ホースが固定されて上には動かせないので室外機の脚を外して、なんとかぎりぎりというところでした。
避難はしごのハッチも窓と室外機が微妙な位置関係だったのですが、なんとか取り付けるようにミリ単位で設計・製作。・・・・・・無事に開くよう施工できて一安心。
ドレーンホースは床下に隠し、上から降りてきている排水パイプ廻りは丸く加工して施工完了。
小さなベランダウッドデッキは㎡単価としては、どうしても高くなってしまいますが、それ以上の価値は充分あります。
それではマンションベランダウッドデッキの紹介は終了。次回は戸建バルコニーのウッドデッキを。
藤沢市のマンションへお住まいのお客様からお電話をいただきました。
お電話によりますと昨年、当社が12年前にウッドデッキを施工しましたマンションを前の所有者様から購入されたそうです。
ベランダにあるウッドデッキが特に気に入ったのも購入された理由の一つだったとの事で、その時に前の所有者様から保証書も受け渡しいただいているとの事。
新築から12年経ち、これから大規模修繕工事が始まりウッドデッキを外さなくてはならないので、そのご相談が電話の内容でした。
まずは、所有者が変更になっていても大規模修繕時サービスを受けれるかどうか、その場合何時見積もりに来られるか?・・・・・期限が迫っているので急がれていたみたいです。
当社からの回答は、所有者が変更になっていても当社で施工したウッドデッキであれば大規模修繕時サービスは同じように提供させていただきますし、施工時の図面・資料が全て残っているので調査は不要で即日で見積もりをさせていただき、取り外し日の調整を。
取り外し時の写真から。
こちらのお客様のお部屋は角部屋でL字型コーナーで2面にウッドデッキを施工しています。
西側のベランダ、取り外し前。
南側ベランダ、取り外し前。
どちらも12年経過したイペウッドデッキの退色した色合いです。日光の当たり具合により色の変化も違います。
よく10年以上経つと、どんな色になりますか?とご質問をうけますが、参考にしてください。
ここはL字のコーナー部分です。
取り外し終了後の写真。こちらはイペのすき間無し施工でしたので、12年経ってもウッドデッキ下はこの程度の汚れでしかありません。
それでは、取り外しましたウッドデッキは全て工場へ持ち帰り、今回お客様はオプションの塗装をご希望でしたので保管中に高圧洗浄と塗装を行って再設置日を待ちます。
だいたい予定通りの3か月半頃に、大規模修繕が終了の連絡を受け再設置へ。
再設置後の南側ベランダのウッドデッキ。
西側ベランダのウッドデッキ。こうしてみると12年間使用したウッドデッキには見えませんね!イペの耐久性には、ほんとに驚きです。
再設置後のコーナー部。
室内から見たウッドデッキ。そうか、室内がブラウン系のフローリングだったので、塗装をオプションで頼まれたんですね。
建設関連のお仕事をされているお客様から、再設置後にお電話をいただき、「イペ材は初めて知りましたが”すごい木材”ですね。今の状態は全然傷んでいませんが、次の大規模修繕工事まで持ちますでしょうか?」
当社としましても創業時に施工しました22年前のイペウッドデッキは健在ですが、まだそれ以上の経験はないので。。。。。。でも、大丈夫と思います。
次回は、ルーフバルコニーウッドデッキの紹介です。