傾斜地へ屋根付きウッドデッキ~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 傾斜地ウッドデッキ, 屋根付きウッドデッキ(サンテラスデッキ), 最近の施工事例 | 投稿日:2018年10月18日

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松戸市へお住まいのお客様から、見積もりご依頼と資料請求のお電話をいただきました。

電話でいただきましたウッドデッキのサイズから概算見積書を作成し、資料・写真集と送付。
見積もりが着きましてすぐに調査依頼をいただきお伺い。

 

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ウッドデッキを作る予定の裏庭は、崖地とういほどではありませんが土留め擁壁から先はご覧のような傾斜地となっています。
そこで傾斜角度の測量と、作るウッドデッキの仕様の詳細を打ち合わせ。この室外機の前はステップにします。

 

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庭に置いてあるのはお客様が購入された束石。
お客様は造園業の方で、初めはご自分でウッドデッキを造ろうと考えていたそうですが、小さなお子様もいるのでどうせ作るなら堅牢で耐久性が高いウッドデッキを専門会社に作ってもらおうと、いろいろネットで捜され当社へご依頼いただきました。
また使用木材は、仕事がらかもよくご存じの一番耐久性が高く(価格も高いですが)10年保証付きイペをご指定。・・・・・・・いろいろ仕事先の庭デッキを見てウッドデッキ用木材は知悉していたそうです。

・・・・・・・ということで、この束石は無駄にする事なく当社の施工に使わさせていただく事に。(もちろんこの束石分は代金から差し引かさせていただきます)

フェンスデザイン等の打ち合わせを終えて見積もり送付後に、採寸時はご不在だったご主人から、基本的には今の形で注文しますが、追加の部分があるので来社して打ち合わせいたいとの連絡をいただきました。

当社で打ち合わせルームで打ち合わせしまして最終的に決まったウッドデッキの形が下の施工写真。

 

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屋根付きウッドデッキ。片側半分は屋根付きにするというご希望でした。
初めの打ち合わせから全面上にはタープ用フレームを廻す事になっていたのですが、どうせ作るならリビング前には屋根を付けたい!という事でのご来社打ち合わせでした。

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落差が大きい側の出入り口には手摺を付けた4段の側桁階段を。

 

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落差が小さいもう片方の出入り口は2段ステップを。

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こちらは屋根付き部分。ポリカ屋根の色はお客様のご希望で無色透明。樋の色はご希望の黒で。

 

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こちら側は屋根無しでタープ用のフレームのみ。屋根側にもタープフレームは廻していますので全面委タープは張れるようにタープフックを付けています。

 

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奥様のご希望を取り入れ、広幅と狭幅2枚の組み合わせの横板のフェンスデザイン。

 

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奥行きのある広い庭です。このあとご主人が残り斜面に植栽を施されて見違える庭になるのでしょう、楽しみですね。

施工完了後、お客様からアンケートで

「非常に満足のいく施工ありがとうございます。見積もり段階でも色々と意見を取り入れて頂き助かりました。
素敵なウッドデッキで、毎日楽しめそうです。
また職人さんから次の日の工事予定の説明があり、助かりました。」

——大きい傾斜地のウッドデッキの為、柱部分の基礎固めがある上、屋根工事付でしたのでさすがに施工には4日間掛かる工事でした。
ついでに工事に入ってから雨にたたられて工事予定が変更になり、都度お客様へスケジュールを説明させていただきました。——-

傾斜地の屋根付きウッドデッキの紹介は、これで終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。

 

当社施工のウッドデッキをご覧になって~柏市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2018年9月30日

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4年前にウッドデッキを施工させていただきました柏市のお客様から、お友達を紹介いただきました。

そのお友達は新築時に大工さんに作っていただいたウッドデッキが腐ってきたので長持ちするウッドデッキを探していた時に、お客様の所で当社のイペウッドデッキをご覧になられたそうです。
一見してご自分の家のウッドデッキとイペのウッドデッキの差を感じ、お友達に当社への紹介を依頼されたそうです。

ご紹介をいただき、現地調査日時の打ち合わせをしてお伺い。

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引き渡し時に工務店から言われた通り、毎年塗装していたようで表面には腐ったところは見られません。

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近寄ってみますと、床板や幕板が浮いています。

 

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今回もまた使われていたのは杉のACQ防腐注入木材です。
構造部分の根太と床板は表面を残して内部は腐っています。根太が腐っているので留めているビスは全く効いていません。
——防腐注入木材の特徴で見えない所から腐朽が進行し、ちょっとおかしいな?と思った時は既に使用するのは危険な状態になっています——-

紹介いただきましたお客様は、こんなに早く腐るなんて思ってもいなかったようですが、人工木材の風合いは好きになれないようで今回お友達のところでご覧になった天然木のイペで施工へ。

 

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今までのウッドデッキより、ご予算に合わせて少々こぶりに。
と、いってもあまり使われていなかった横幅部分をカットするのと、奥行きは材料ロスをなくて10cmくらい短くなった設計です。

 

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既存ウッドデッキ撤去も含め1日で完了。

お客様からアンケートで、

「先日は素敵なウッドデッキを作って頂きありがとうございました。
職人さんがとても親切にしてくださいました。

玄関に敷いてある枕木がだめになっていたので古いウッドデッキ材料を切って残しておいてもらえるように急にお願いしたのですが、
入れ替えまでしていただきました。感謝・感激です!

ウッドデッキも、もちろんすばらしくきれいで材質の良さを感じ満足しています。主人も子供達も綺麗なのができたと喜んでいます。」

イペは同じ天然木ながら耐久性が高い(10年保証付き)だけではなく、杉とは全く質感が違い高級感があります。
・・・・・・・今回のように、ふたつを見比べ使用して頂いたお客様は特に実感できると思います。

それでは庭ウッドデッキの交換工事の紹介は終了。次回はマンションベランダウッドデッキを。

 

現存ウッドデッキの劣化が激しいため~小金井市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2018年9月8日

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小金井市の戸建住宅にお住まいのお客様から、

「現存ウッドデッキの劣化が激しいため、取替を検討しています。」
と、数か月前に資料請求いただきました。

一度でも所有しているウッドデッキが腐ってきた経験をしますと、ウッドデッキ用木材について真剣に調べますが、初めての時は大工さんや外構工事会社から勧められるままに作られ失敗する方が多いようです。
当社では庭ウッドデッキの5件に1件は、こういう腐ったウッドデッキの交換工事を請けていますが、昔は概ね外構工事会社はレッドシーダー(最近は人工木)、大工さんや工務店は防腐注入木材でウッドデッキを作っていたようです。

で、今回のお客様の腐ったウッドデッキは杉のACQ防腐注入木材。

 

では現地調査時の写真から、

 

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床板の一部は抜け落ちています。

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根太に留めているはずのビスが抜けてきて床板が浮いています。・・・・・・・こうなってきたら下の根太が腐ってずぶずぶになっているの想像できます。
施工時に「毎年塗装すれば長持ちしますよ」といわれて塗装していても、こんな状態になります。

何故このようになるかというと、塗装で効果のあるのは表面だけ防腐剤を注入しても表面から数ミリしか入っていないので割れ目から雨が侵入して内部から腐ります。

 

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こちらは解体時の写真。
予想通り根太は腐ってずぶずぶ、これじゃビスが効かないどころかいつ折れてもおかしくない状態です。

 

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ご覧のように床板と根太だけの2層構造。
これでは、低コストで作れるかもしれませんが耐久性は、ぐ~んと落ちてしまいます。
雨掛かりになるウッドデッキなのに、家の床下と同じ構造で木組みしているのが他にも見受けられました。・・・・・・・ウッドデッキの耐久性は使用する木材もさることながら、設計・施工方法に左右されます。

 

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こちらは裏庭に続く通路に設けられた内門袖。門扉はすでに朽ち果てて無くなっていました。採寸時にこちらも追加ご依頼いただきました。
柱に使われる角材は特に内部まで薬液が入りにくく早くに腐りがちです。

 

それでは、お客様が耐久性を一番に考えいろいろと比較検討され選ばれましたイペ材を使用した10年保証付きウッドデッキの写真を。

 

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元と同じサイズに造り替えましたウッドデッキ。

 

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新たにウッドデッキを計画したのと違い予期せぬ交換工事での出費の為できるだけ予算を抑えたいお客様からご相談いただき、今回は飾りの化粧幕板を付けないデザインとしました。

 

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こちらもイペで交換工事をしました門扉・門袖。門扉は軽くなるように以前のとはデザインを変えています。
柱の基礎は簡易タイプで作られていましたが、今回は現場打設の本格基礎としています。・・・・・・・・開け閉めで力が掛かる門扉・門袖は基礎が大事です。

施工完了後お客様から、

「デッキの出来栄えには大変満足しています。ありがとうございました。

と、メールをいただきました。
これで庭ウッドデッキ交換工事の紹介は終了。次回は戸建2階ベランダウッドデッキの紹介を。