投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年10月26日
今日も台風の雨で、施工現場は延期!今年は本当に台風が多いですね。そのおかげで施工予定も大幅に狂い、施工日調整でてんてこ舞い。施工お待ちのお客様にはご迷惑おかけしています。この場を借りてお詫び申し上げます。
また、それやこれでこのブログ更新も10日もできませんでした。・・・・と言い訳して、さて本題です。
今回ご紹介する武蔵野市のお客様のウッドデッキは、三角ステップ付です。出幅違いのウッドデッキで入隅になる所を三角形のステップにしました。
それでは、現地調査時の写真から。

隣家との境界ブロック塀
裏庭の2面がこのようにブロック塀で囲まれています。それでいて、建物とは微妙に矩(カネ)がでていません。要は建物壁と平行や直角にはなっていません。
パッと目は平行に見えても、以外とそうではない場合が多いので、この辺をしっかり測量して図面を描かないと施工に入ってからエライ目になり、施工部隊からお叱りが出てしまいます。

掃出し窓前
狭!左側がこの裏庭へ繋がる通路です。材料搬入はここからとなります。こりゃ、今回は太めの職人はダメだな!(テクノグリーンには太めの職人はいませんが)

庭の散水栓
庭の片隅にある散水栓。この上もウッドデッキになりますので、この散水栓から配管してウッドデッキ上に立水栓を設けるのがお客様のご要望です。
お客様は、庭にご希望されるウッドデッキの範囲を予め線を引き描いていましたので助かりました。
お客様は入居以来手つかずだった庭作りを今回ウッドデッキをメインとして手掛けるようで、ウッドデッキ完成後に残りの敷地のガーデニングをお考えのようです。
他のお客様からもよく聞かれるんですが、「ウッドデッキが先?後?」と。
・・・・・ウッドデッキをメインとした庭作りなら、やはりウッドデッキが出来てからの方が、残りの部分をどうするかはイメージしやすいと私は思っています。・・・・・
こちらも雨の影響で施工予定日より少々遅れてしまいましたが施工完了。

ウッドデッキの全体
今回、板張り方向はお客様のご希望で横張りとしています。またイペの場合はすき間なしで施工するほうが多いのですが、これもお客様のご希望ですき間2mmで施工。お好きなすき間で施工しますので、ご指定ください。

三角ステップ
1辺約1mの二等辺三角形の1段ステップ。出幅違いのウッドデッキの入り隅部分には、この三角ステップもいけますね!

掃出し窓前
掃出し窓前のウッドデッキは奥行き約1.2mで通路的なご使用をされるようです。

メインのスペース
こちらが幅3m、奥行き4mのメインウッドデッキです。7畳分以上ありますのでかなり広いです。いろいろと使う事ができますね。

立水栓と水受け鉢
こちらは、お客様支給のアルミ製の立水栓と水受け鉢。
このタイプの立水栓は基本的には庭の土中に建てる前提で作られているので、ウッドデッキの上に付けるとなると、高さが足りなくなってしまうので、嵩上げと固定を兼ねたコンクリート基礎が必要となります。
しかもコンクリート打設前には配管も必要となり、ウッドデッキ本体工事の数日前に、この配管と基礎工事を先に行いますので木製立水栓と比べますと+1日の施工日数となります。
木製立水栓の場合は、ウッドデッキと同じイペ材で製作し固定も木同士ですので簡単に固定ができる上、長さや蛇口位置もご希望通りに製作が可能です。
でも、お気に入りの既製品を取り付けたい方には今回のお客様のように支給いただいてもO・Kですし、当社扱いメーカーのカタログからお選びいただく事も可能です。・・・・・基礎工事分、ちょっとコストがかかりますが・・・
今回の紹介はこれで終了。次回は鉄骨構造の駐車場上ウッドデッキです。お楽しみに。
今年の初めに、「これから新築するのですが見積もりを」と図面を送付いただきました。
夏の終わりに、「家が完成しました。一度現地へ・・・・・。」と千葉市まで。
今回のお客様は建築設計士という事で、木材にも詳しく初めからイペでのウッドデッキを考えていたようです。テクノグリーンへウッドデッキを注文される方の中には、木材の選定から相談される方もたくさんいらっしゃいますが、建築関係の方の多くは、初めからイペを指定されてきます。やっぱり素人の方ではなかなか知りえない多くの情報を持っていたり、多くの実例を見てきているんでしょうね。
それでは早速、採寸時の写真から。

アプローチと庭
外構工事の大半が終わっています。

ウッドデッキ予定場所
こちらがウッドデッキの設置場所。あたりまえですが、いただいた図面と寸部たがわず、採寸は直ぐ終了。こういうのは楽でいいですね。
初めは縦格子フェンスをご希望でしたが、当社で送付しました「庭ウッドデッキ実例写真集」の中から、幅狭ボーダーフェンスを気に入っていただき、変更。
図面では描いていなかったウッドデッキへの昇降は?。家全体のデザインと玄関アプローチのタイルステップへ合わせて階段ではなく2段のステップへ決定。

ウッドデッキの2段ステップ
これが、完成した2段ステップの写真。ステップの幕板もウッドデッキ本体に合わせて150mm幅!これが床板と同じ幅だと貧相なんだよね。ここはテクノグリーンのこ・だ・わ・り。

幅狭ボーダーフェンス
道路に面してますが、ウッドデッキのフェンスは目隠しとしての必要性はあまり無いという事で、このボーダーフェンス。
曲げ強度が通常の針葉樹の3倍あるイペは1本のボーダーにフラワーバスケットを2~3個ぶら下げも大丈夫。いっぱいハンギングされる方は事前にご相談を。・・・・・強度計算して支柱間隔を狭くします。

内側から見たフェンス
ご覧のように、目隠し機能はほぼありませんが、閉塞感もナシ。

左正面からの写したウッドデッキですが、下は予め土間コンが打たれていました。
この新設土間コンの上にウリンやメルバウでウッドデッキを施工する気にはなれません。・・・・特にメルバウでは10年以上も前にヒドイ目に会い・・・・・ア~思い出したくない!
雨が降るたびに樹液で真っ赤になり、お客様から毎回呼び出しが掛かりそうですもんね。今回のお客様は、その辺のところも良くご存じだったので、イペにしたのかも?
というところで、今回の紹介は終了。
今回は土間コンが下地でしたが、今日も電話をいただきました「ウッドデッキの下をどう処理するのが一番?」につきましては、機会をみて改めてこのブログで。
前回の続きで東久留米市ウッドバルコニーのリニューアルです。
リニューアルにあたり、お客様のご要望は
1)床は今まで使用していたFRPのグレーチングを使用する
2)隣家側のフェンスは1.5mまで高くする。
3)柱は現在より強固な留め方にする。
の3点でした
解体後、さっそく新しいウッドバルコニーの施工へ。

既設の柱と基礎
柱は基礎に埋め込まれた羽子板ボルトでの1点止め。まぁ、これでもLアングルでビス止めしているよりはましですが、せっかくのリニューアルですので一番重要な柱はしっかりと。
また一部駐車場の上もになりますので、柱は目一杯境界側へ建てています。

専用の柱金物
基礎は強固に作られていたので、今回は柱金物だけを交換。そう、テクノグリーンオリジナルの2階建てウッドデッキ専用柱金物です。腐食に強い亜鉛ドブメッキです。
イペ材を使って耐久性のあるウッドバルコニーを作っても足元が錆びてしまってはしょうがないですからね。
ウッドバルコニーや駐車場上のウッドデッキを施工する場合、この基礎・柱の足元をどれだけ頑丈に、なおかつ高耐久に設計・施工するかが最重要課題と考えています。
庭用ウッドデッキと違い、この基礎・柱・梁をどう施工するかにより同じ大きさでも2~3割価格が変わってきます。・・・・・テクノグリーンのハイデッキは高い!と、云われる所以でもありますが、トコトンこだわり続けます。理解していただけるお客様だけの為に。

既設デッキの床
これがFRP製のグレーチング床。テクノグリ-ンでは今まで使用した事がありませんでしたが、今回はお客様が建築面積の件もあり、これの再利用をご希望。
ただ、床が家側のベランダ仕切りから20cm以上も下がってるんです。大変だこりゃ!

新設デッキの床
せっかく高くした床が写っていませ~ん。実際は職人が現場で気を利かして床を20cm高くして施工しました。
正面と側面(隣家側)のフェンス高さを変えています。
今までのフエンスがこれ。

既設バルコニーのフェンス
パンチングメタルのフェンス。これはこれで、なんか良い感じでしたが、目隠しとしてはちょっと役立たないかな?
最後の写真。

ウッドバルコニー完成正面
先ほどの正面全景写真とちょっと違うと思いませんか?
正面の幕板がさっきの写真では2枚分張ってなかったんですね~。床を20cm以上上げたために、設計図面とおり幕板を張っていったら足りなくなってしまいましたので、追加張りが完了した写真がコレです!
これで前面の構造部分も隠れて見栄えも良くなりました。
これで、今回の紹介は終了。
今日も駐車場上のウッドデッキを設計をしていました。上で述べたハイデッキの柱の固定ですが、もちろんお客様の事を考えてという理由もありますが、実は私自身が納得できない柱の建て方をしたハイデッキを施工した場合、出来たその日から眠れなくなるんじゃないか?という心配をしている小心者だからです。
繰り返しになりますが、テクノグリーンの駐車場上や2階建ウッドデッキは高いです!(駐車場の上や2階建なので背が高いのは当たり前だろという突っ込みはご遠慮を。価格が高いんです)・・・・・・安く作りたい方は。。。。。。。。
それでは次回は激安ではありませんが、そう高くはないイペの庭用ウッドデッキの紹介させていただきます。