実物を見て決めました!ルーフバルコニーデッキ~世田谷区~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ルーフバルコニーウッドデッキ | 投稿日:2013年2月25日

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さて前回の続きで、世田谷区の新築マンションルーフバルコニーのウッドデッキが完成しました。それとタープ取り付け用の柱とフレームも。

さっそく完成写真から。

完成後の全体写真

当初、お問い合わせいただい時は、真ん中の出入り口付近までを施工する予定でしたが、この位置まで施工範囲を広げました。実物をご覧になって、かなり気に入られたようです。

あれだけあった勾配でも仕上がりはフラットになっています。

最近、この上部フレームを付けられる方が多いようです。戸建の庭のウッドデッキでも。

今回はタープの金具を取り付けますが、それ以外にも色々と取り付けができますので、けっこう役に立つアイテムです。そういえばお客様も、工事が完了した後に、職人へ「ライトも思案中なので、そのときは又よろしく!」とおっしゃっていたそうです。

タープ用柱とフレーム

ところで、この柱。ルーフバルコニーも普通のベランダと同じように、マンションでは共有部分の専用使用となっていますので、釘一本、接着剤さえ使えません。そんな条件付きで柱を建てるというのは、けっこう設計上も施工上もシンドイ作業のひとつです。特に何かを取り付ける前提での柱の場合は。

踏み台

小さくしか写っていませんが、奥に見える箱。踏み台です。写真では出入り口の外側に置いてありますが、本当はリビン側の窓前、室内へ置くためにご注文いただいた代物です。前日までフローリングのコート掛け作業をしていましたので、室内への立ち入り禁止と、まだ置けない状況です。

ルーフバルコニーの場合、どこでも室内と窓枠の高低差がかなりあります。こちらのマンションは室内から窓の下端までが42cm、それから30cm以上下のルーフバルコニーへ。外へ出るのにこの高低差が大きいと、ホント使わなくなってしまいますよネ!

今回、ウッドデッキは最大で35cm以上嵩上げして施工しています。なんせ勾配が半端じゃなかったですから。

でもこれでルーフバルコニーへの出入りは、楽にできるようになりました。高さ調整式のウッドデッキ、特にルーフバルコニーでは「これが一番のメリット」と、施工されたお客様からよく聞くお言葉です。

こんだけ上がりました

こんだけ上がりました

窓枠の固定部分までウッドデッキの高さを上げました。左の端部フェンス側で約35cm上がっています。

タープ用フック

タープ用留め金具です。当初、タープとそれに合わせた金物をお客様がご用意し、テクノグリンが取り付けはサービスで。という予定だったのですが、お客様が仕事で忙しくなりオーダータープとそれに合わせた金物をご用意できなくなりました。急遽、施工前日当社で金物を準備して無事工期内に取り付けれました。タープはこれからゆっくりとお選びになるようです。

タープは、大きさ・色・デザイン・素材の組み合わせを選んで、直接注文された方が絶対気に入った物が手に入ると思いますので、専門会社からの購入をお勧めしています。・・・・私ゃ、タープに関しては素材の知識も色・デザインへの見識・才能もありませんから・・・・・。金物の取り付けだけは喜んで!!!(本職ですから)

最後に、施工完了後、お客さまから「ありがとうございました。これからウッドデッキを楽しませいただきます」

———–大いにご活用ください。

こんなルーフバルコニーウッドデッキが欲しいという方はこちらから、お問い合わせ・資料請求してください。(今回使用の木材イペのサンプルも付いています。もちろん全て無料です)

呑み込みステップ式の庭ウッドデッキ~多古町~後編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ | 投稿日:2013年2月13日

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今回は、前回の続きで多古町の庭用ウッドデッキの後編です。

前回の調査時の写真をご覧になればお判りのとおり、ウッドデッキ施工予定場所の一角に既設の土間コンが打たれています。ウッドデッキ施工後この土間コンは取り除くかもしれないのですがが、今回、施工するにあたりウッドデッキ下となる部分だけでもハツルよう依頼を受けました。

調査時には厚み10cmくらいとみていたのですが、工事担当者からの報告では、30cmくらいこの部分はあったそうで、な~んとこの小さな面積で半日もかかってしまったそうです・・・・・・「ちゃんと調査をせい!」・・・叱られました。

ともあれ、予定通りの2日間で全て完了しましたので、ヨカッタ。

それでは完成しましたウッドデッキの写真から。

完成後のウッドデッキ全体写真

完成後のウッドデッキ全体写真

2段のステップ

2段のステップ

このステップの下が削た土間コン部分です。たったこの面積なんですがね。厚いと難儀ですネ!

呑み込みステップの幕板もデッキ本体と同じ幅150mmで仕上げています。やっぱり150mm幅はデザイン的にgood!ですね。これが床板と同じ105mm幅だと、なんか貧弱に見えてしまうのです。・・・・こんなところでも「こだわりのグッドデッキ」と、宣伝はこれくらいにして、次の写真を。

庭入り口側からみたウッドデッキ

庭入り口側からみたウッドデッキ

掃き出し窓サッシ下枠ギリギリの高さに施工。バリアフリーのノンレールサッシではなかったので、フローリングと同じ高さには仕上げれませんしたが、段差が小さいサッシでしたので、室内との差は2~3cmですんでいます。

庭の奥から見たウッドデッキ

庭の奥から見たウッドデッキ

今回は室内フローリングの張り方向に合わせて横張り、長手方向張りです。

間口幅が5.5mくらいありますので、一枚張りとはいかず継部分が出てしまいます。ただし、同じ場所で継ぐイモ張りではなく、一枚ごとに継ぎ目をずらす千鳥張りにしています。その方が綺麗な仕上がりになるのですが、少々手間が掛かります。

天然の木材は、経年変化で収縮しますのでこの板継ぎの目地は、すき間無しで張ってもいずれは、数ミリのすき間が出来てしまいます。湿潤時膨張が大きい木材はすき間無しで張れないので、尚更このすき間が大きくなります。・・・・あまりお薦めはできません。

オールイペ製ウッドデッキ

オールイペ製ウッドデッキ

お客様は昨年、この新築の契約を某大手注文住宅メーカーとするときに、一緒に「イペ材」でのウッドデッキも一緒に見積もりしてもらったそうです。ところが、床板のみがイペで構造部分は防腐材での仕様だったそうです。もちろん10年保証も付いていません。

それでいて高い!なんと1.5倍くらいの見積もりだったそうです。

まぁ、大手の住宅メーカーの場合、実際施工する会社までに、何社も経由してくる事が多いですからね。仕方がないか。

施工完了後、お客様からメールで「思っていた以上の仕上がりで満足しています。ただピンホールが、ちょっと気になりました」というお言葉と一緒に写真を送っていただきました。

ピンホール

他の木材と比較しますと少ない方なんですが、ピンホールはイペ材にもあります。

けっこう真円に近い丸穴なので、ミスったドリル穴と勘違いされる方もいらっしゃいますが、虫食い跡のピンホールです。直径は2~3mmのが多いのと通常、斜めに穴があいているのが特徴です。

樹木は樹皮の直下が成長部分(辺材と呼ばれています)で、成長しているときは柔らかくやがて硬い心材へと変化していきます。この心材になりますと虫も入らなくなりますが、辺材の柔らかい時に入った虫跡がピンホールとして残ります。

今までの経験からしますと、このピンホールから腐朽に繋がるという事もありませんので、天然の木材ですし、有効に資源を利用するという観点からも、許容範囲とさせていただいています。

駐車場上のウッドデッキが強風で~豊島区~施工編

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキとテーブル&ベンチ, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事, 駐車場上ウッドデッキ | 投稿日:2013年2月4日

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前回投稿の東京都豊島区駐車場上ウッドデッキの続きで施工編を紹介します。

前回投稿から、ちょっと間がありましたが、サボっていたわけではありません。施工完了後、お客様から「ウッドデッキは大満足の出来で、まさにグッドデッキ!で感激しています!同じ木材のイペ製ベンチを追加でお願いします」との事で、ベンチを製作し納入が終わりましたので、本日の紹介となってしまいました。

それでは新しくなった駐車場上ウッドデッキ。・・・・といっても古いウッドデッキは風で飛ばされ、なくなっていたので当時の写真と比べようがないですが。

新設のウッドデッキ正面から

新設のウッドデッキ正面から

写真じゃ、よくわからないかも知れませんが、前面道路の人通りがけっこう多く、視線が気にならないようにと、横ボーダーフェンスのすき間は床板から一枚目のみ20mmとし、あとは10mmすき間で仕上げています。

横板フェンスは目隠しには最適な作りで、自由にすき間や板幅を変えたりすることにより、いろんなデザインに仕上げる事もできるので、駐車場上デッキや2階建てウッドデッキではよくお選びいただいています。

左斜め下から

左斜め下から

ウッドデッキ内部

ウッドデッキ内部

床板は以前と同じ横張り、一枚板で。そしてお客様のご希望で、イペ材のみ可能なすき間無し施工

すき間無しといっても、天然の木材でのドン付き施工ですので、100%の防水にはなりません。・・・あしからず。ただ見た目はすき間があるスノコ状と違い、断然美しいです。そういえば、最近ほとんどの方が、この隙間無し施工希望ですね!

えっ、何故イペだけが、すき間無し施工ができるんだ?ッて。

良い質問です!それは雨に濡れた時の、いわゆる湿潤時膨潤率がイペは極端に低いので、すき間を作って施工しなくても大丈夫なんです!・・・・これもテクノグリーンが、イペ材をお薦めする理由のひとつです。

同じく内側から見たウッドデッキ画像

同じく内側から

フェンス側面の横板は内張りです。

またフェンス支柱は以前あったのとは違い、腐りやすいホゾ加工無しで建てています。10年保証するために。

出し窓からは段差無く

掃き出し窓からは段差無く

一時的に室外機は取り外していただいて施工しました。これで完了しましたので、再設置をどうぞ。

ということで、ウッドデッキは引渡し。数日後に追加注文をいただきましたベンチを納入。

イペ製背なしベンチ

背なしベンチ

室外機の再設置は終了してました。

今回オーダーサイズで製作しました背なしベンチ。あまり邪魔にならないように、通常サイズより小さく作っています。横幅は120cmです。ふたり仲良く座るには丁度いいかも!

納入後まもなく、お客様から連絡いただきました。

「ウッドデッキとベンチ最高です。前のデッキが壊れたのは災難でしたが、より良い物になって毎日ニコニコです!」

今回の紹介はこれで終了。

このような今までの駐車場上のウッドデッキが腐ってきたので、取り替えたい!とか新しく駐車場の上にウッドデッキをご検討の方はこちらからお問い合わせください。