腐ったウッドデッキの取り替え工事~解体編~松戸市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:一戸建て庭ウッドデッキ, 最近の施工事例, 腐朽ウッドデッキの取り換え工事 | 投稿日:2015年12月25日

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「10年位前に作ったウッドデッキが腐ってきています」
と松戸市のお客様からお電話をいただきました。

「よく行くスーパーのそばにあるウッドデッキは、テクノグリーンさんの施工したウッドデッキですよね?」

昨年このブログでも紹介しました、柏市の庭ウッドデッキ。

こちらのウッドデッキは、スーパーへの通り道に面して7軒の家が並んでいるのですが、その内3軒で当社がウッドデッキ施工を行っています。

買い物で通るたびに「自分のところのウッドデッキと全然違う!」と、感じながら眺めていたそうです。

寸法をお聞きして、既存デッキの解体費用と新設デッキの概算見積もり後、打ち合わせにお伺いさせていただきました。

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扉付のウッドデッキ

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ラチスフェンスで囲われていて、塗装もしっかりされていますが、

 

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一見大丈夫そうに見える床板も、

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木口部分から腐ってきています。2~3年に一度業者に塗装してもらっていたそうですが・・・・・・塗装はあくまで濡れる部分だけに有効で、ビス穴部分や割れたところは内部に雨水が侵入し中から腐ってきます。
木材はレッドシーダー。某大手エクステリアメーカーの商品です。

パテ埋めで補修してきたそうですが、釘も浮いてきてかなり危険な状態です。

それ以上に気になったところがこちら。

 

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床板の上にポスト金物を使用してフェンス支柱を建てています。
この方法は、新品時は問題ないのですが、木が痩せてきてぐらつきますのと、合わせ部分の水が抜けにくいので腐りやすくなります。

 

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案の定、支柱の下部は構造部分まで腐っていました。

これはメーカーの標準施工仕様となっていましたので、外構工事屋さんが普通に行っていた施工方法です。
外構工事屋さんでも簡単に支柱を建てれるように考えられたようで、これが今の人工木材でも採用されています。

ウッドデッキの専門施工会社では、この施工は行いません。
ポスト金物はそもそもDIY用に売られている物で、プロの職人は「恥ずかしくて使わない!」というのが本当のところです。
そんな訳で、この金物を使うかどうかが、本当の専門施工会社かどうかを見分ける標となります。

 

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床板はご覧のように表面は全然腐っていませんが、割れ部分から侵入した水で内部はほとんど腐っています。

下に見える根太はACQの加圧注入防腐木材。これも表面は大丈夫なんですが、ビス穴から侵入した雨水により内部が腐り、ビスが浮いてきていました。

 

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このウッドデッキはコンクリート土間上に作られていました。
土間コンの上に作って湿気を防げば大丈夫!は、神話です。今まで見てきたように使用する木材の選定と施工方法を間違えれば腐ります。

逆に言えば、耐腐朽性が大きい木材を使用して、腐りにくい施工法で作れば耐用年数の長いウッドデッキが可能となるのですが、なかなか初めて作られる方はそこまでは考えがいきません。
腐ったウッドデッキを目の当たりにして、真剣に検討します。

今回のお客様も実物のイペ製ウッドデッキを見、当社の資料もじっくりご覧になってからのご依頼となりました。

さて大きさ、ウッドフェンスデザインの打ち合わせをしましたウッドデッキの完成は次回で。

 

 

 

 

 

 

 

 

マンション1階の目隠しウッドフェンス~市川市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, ウッドフェンス, マンション専用庭ウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年12月17日

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今回の紹介は、千葉県市川市の新築マンション。
それも非常に珍しい1階での目隠しウッドフェンスです。

 

通常、マンションの専用庭は共有部分の専用使用となっていますので、取り外し可能なウッドデッキは普通に許可が降りますが、今回のような基礎打設をして支柱を建てる許可をいただく事は、かなり難しいのが現状です。

ただ、今回はマンションの販売会社からの問い合わせでした。
「お客様が1階の部屋購入にあたり、庭に目隠しフェンスを希望されています。」

このような経緯からでしたので、一番の問題点は無事クリア。
お客様から直接ご注文いただき、鍵引渡し後に早速施工へ。

 

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初日は支柱基礎工事と柱建て。
1週間後に基礎が固まってから横板張りとなります。

 

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現場を見ますと判りますように、こちらは専用庭というより専用の駐車場だったんですね。
埋め込み式のステンレス車止めが取り付けられていました。

ご注文いただきましたお客様は、駐車場としての使用ではなく、ここはワンコの遊び場として使われるみたいです。
そのうちウッドデッキも検討されるみたいですが、まずはワンコ用としての囲いと目隠し。

リビングの掃出し窓前が、駐車場を挟んですぐ道路ですから目隠しは必須。
とはいえ、味気ないアルミや樹脂フェンスも如何なものかと思案し、天然の木で、かつ耐久性の高い木材を探されたようです。

耐久性の高い木いといえば、イペ。

他の木材のように実際、国内で実績年数がそんなにもないのにも拘わらず、「何十年も持つと云われている」ではなく、イペは実際に持っています。

公共事業では20年以上の実績がありますし、当社施工実例でも20年前のウッドデッキ、ウッドフェンスがいまだ健在です。と、いうかイペで腐ったウッドデッキ・フェンスは皆無です。
テクノグリーンで10年保証しているのがイペだけなのは、この所以です。

 

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高さ1.8mの目隠しフェンスが完成。
延長7m、板間すき間は10mmの横張り。

 

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内側から。

 

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マンション全体の中での景観。

これが、アルミフェンスだったらと想像すると・・・・・・・・・

街並みの雰囲気すら変えてしまう天然木のフェンス。

もう、コンクリートブロックとアルミフェンスによる境界の作りという安易な発想は変えてみませんか?

最近このウッドフェンスのお問い合わせが多いですし、施工例も多くなってきています。
今回はマンションの道路境界部のウッドフェンスでしたが、近いうちに戸建の隣家境界へのウッドフェンスを何か所か紹介させていただきます。ご期待ください。

 

人工木からイペに変えて~柏市

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投稿者:technogreen | カテゴリ:ウッドデッキ用木材について, 一戸建て庭ウッドデッキ, 戸建てベランダウッドデッキ, 最近の施工事例 | 投稿日:2015年12月7日

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千葉県柏市へお住まいのお客様から

「同じ柏市内の新築の建て売り住宅を購入しました。1か月後に引き渡し予定です。
二階の屋根付きバルコニーにもウッドデッキを検討しています」

と、お問い合わせフォームから。
戸建の庭ウッドデッキと戸建のベランダウドデッキ写真集とイペ材サンプルを送付後すぐに、

「先日資料請求させていただきました。イペの高級感、施工の美しさに驚きました。
本日は図面を送らせて頂きます。
緑のマーカーで塗った一階庭部分と、二階屋根付きバルコニーの施工が希望です。
一階のデッキの一辺には一段階段をつけて頂きたいです。」

と、購入された新築の分譲住宅図面にご希望のウッドデッキを書き入れてメール送付いただきました。

 

家自体は完成していましたので、引渡し前ですが販売会社から鍵をお借りして採寸と現地調査へ。

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この掃出し窓前に庭ウッドデッキを作ります。鍵引渡しまでにウッドデッキ施工部分以外は芝が張られる予定です。

打ち合わせ時にお客様からお聞きした話では、分譲住宅販売会社から紹介された外構工事会社から人工木材でのデッキを提案されサンプルもいただいたそうですが。。。。。。

「違う。これは違う。」と感じ、いろいろとネットで捜されて最終的に当社へ申し込みされたそうです。

ネット上の写真だけでは天然木と人工木の違いは、なかなか判りずらいですがカタログの写真や実物サンプルを手に取っていただくと違いは一目瞭然です。

以前に施工させていただきましたお客様の一言。「あれはフェイク(偽物)だよ!」が忘れられません。

・・・・・最近は、お客様の中でも小さなお子様がいる若いお母様に、この”本物志向”が強いように感じます。

 

さて、次の調査・採寸は2階のベランダ。

 

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こちらは屋根が掛かっているのでベランダ。あるいはインナーバルコニーとも呼ばれる場所です。

このベランダは奥行きもたっぷりあり、有効利用できる空間になっていますが・・・・・・

防水層(FRP防水でした)も剥き出しで、部屋の中から見ても景観的にどうかな?というか広いだけ余計に気になります。

 

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ついでに、この段差と傾斜。タイルやウッドパネルじゃ問題は解決しません!
これを解決するのはテクノグリーンのベランダウッドデッキ。・・・・・・・お客様はしっかりとこのグログで紹介していた”戸建ベランダのウッドデッキ”ページもご覧になっていたようです。

さて、鍵引き渡し翌日にお天気も良く2ケ所一緒に同時施工です。

 

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先ずは、2階のベランダウッドデッキ。
出入りの段差も小さくなり、傾斜もなくなりました。これで広いベランダも生きてくる!・・・・・・はっきり言って防水層剥き出しの上で寛ごうとは誰も思いませんもね。

 

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ウッドデッキ化する事に決めていましたので、室外機の設置はこの後に。(エアコンからのホースだけは設置済でした)

こちらのウッドデッキもイペですので、マンションと同じく”すき間なし施工”ですので、デッキ下へのゴミ落ちは心配無用。
なによりすき間がないとフローリングと同じ感じがしますので、室内感覚を満喫できます。

 

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図面だけでの見積もりはウッドデッキと1段のステップだけでしたが、打ち合わせ時に道路側1面の横板フェンスと、タープ用のフレームも。・・・・このタープ用フレームはフェンスと同時に取り付ける場合は、追加金額も思いのほか掛かりませんので付ける方が多くなっています。

人工木のウッドデッキはカタログ規格サイズでのデッキ本体工事だけの場合は安いんですが、フェンスデザインは限られてますし、このようなオプションを付けようとなると部材がなく不可能か、あるいはとんでもない価格となってしまいます。
これが、テクノグリーンで人工木のデッキをお勧めしていない理由のひとつでもあるんですが。。。。。。

 

 

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そうそう物干し金物も追加ご注文いただきましたので、この位置に取り付け。使わない時は折りたためます。

 

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まだ引っ越し前でしたので、お子様の幼稚園の送迎の間での施工がお客様のお望み。

どちらも現場合わせ部分がありませんでしたので100%工場で製作し、2班に分かれて庭ウッドデッキと2階ベランダデッキを施工。
余裕で8時半から開始、お昼すぎに引き渡しが完了となりました。

 

お客様からアンケートで

「イペのサンプル実物を送ってもらって、この硬さ、重さの木を
しっかり施工して頂けるなら、お任せしようと思いました。
すき間のない、きれいなウッドデッキを眺めるたびに、
幸せな気分になります。ありがとうございました。」

 

こちらこそ、2ケ所のウッドデッキのご注文をいただき、ありがとうございました。
イペの質感は他の材料では味わえませんもんね。